42 狂い咲きの村―ハナミズキ―
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[ふっと明かりが消える]
風か……?
[料理に混じって、ハナミズキの香りが一瞬漂ったのを感じた]
誰か……ライター持ってねェか?
(1) 2009/02/20(金) 00:02:41[管理棟]
医師 ドウゼンは、編集者 グリタのつけた灯りにほっとする。
2009/02/20(金) 00:05:31
兄さんありがとな。
いやいや電気は来てねぇからランプになる……おおいネギヤ!
ここいらのランプ不良品じゃねぇか?
[厨房の方に声を掛ける……が返事はない]
[暗い厨房に顔を向けた鼻先が捉えたのは、嗅ぎなれた、強い血の匂い]
(8) 2009/02/20(金) 00:08:45[管理棟]
─炊事場─
おい、ネギヤ……?
[グリタの持つジッポの灯りに照らされるのは、赤いおおきな塊。
それはネギヤだと一瞬遅れて理解する]
[躊躇無く隣にひざを付き、脈を確認する]
[まだ柔らく熱を持って居たが、すでに生命の痕跡は無かった]
(13) 2009/02/20(金) 00:15:43[管理棟]
あァ……こんなに太った奴は、ここにはネギ大福以外いねぇだろ……。
[グリタに、平坦ともいえる低い声で答える]
酷いな。
[灯りに照らされるネギヤの無残な姿に眉を顰める]
(20) 2009/02/20(金) 00:22:55[管理棟→炊事場]
『はじまりのくらく』……?
[もう救命措置のとりようも無いネギヤの腕の傷に文字のようなものが見え、そのまま読み上げる]
(25) 2009/02/20(金) 00:28:00[管理棟→炊事場]
医師 ドウゼンは、管理人の姪 ニキの叫び声にびくっと振り返る。
2009/02/20(金) 00:29:33
望ちゃん……禰宜矢は……。
[今まで何度も告げてきた身内の死]
[だがこの状況で何と告げていいのか分からず、戸惑う]
[グリタ>>23にさらに困惑する]
遺留品……? さ
[殺人と言い掛け、ニキの存在を思い出しとどまる。だが自然死ではないのは明白]
灯りを付けねぇとわかんねェが。
望ちゃんが見るもんじゃねェだろうな……。
[途方に暮れたように呟くと、座り込んだニキ>>27を囲炉裏に促そうとした]
(29) 2009/02/20(金) 00:34:13[管理棟→炊事場]
医師 ドウゼンは、会社員 テンマがニキを連れて行くのを見れば、ほっと息を吐く。
2009/02/20(金) 00:34:56
医師 ドウゼンは、消えたランプを見つけると、グリタの火を移す。灯りが広がる。
2009/02/20(金) 00:35:35
[テンマ>>28に首を振る]
いいや。ネギ大福には、こんな痣も刺青も無かったぜ。
傷のようだが……どうやって……?
[グリタ>>31に頷き、ネギヤの死体を確認する]
自然死だとしたら、カマイタチみたいだな。裂傷だらけだ。頚動脈をやられてる。ずいぶんと鋭い……これが致命傷だろうな。
(32) 2009/02/20(金) 00:42:06[管理棟→炊事場]
オレにはもうどうしようもねェな……。
[手の施しようが無いことを確認し、つい癖で腕時計に視線を落とす]
0時49分 死亡を確認。
[血で汚れた白衣を脱ぐと、変わり果てたネギヤの上に掛けた]
(35) 2009/02/20(金) 00:48:46[管理棟→炊事場]
医師 ドウゼンは、編集者 グリタ>>36 に「気をつけてな」と曖昧な見送り。
2009/02/20(金) 00:54:23
医師 ドウゼンは、管理人の姪 ニキを、なんとか宥めようとした*
2009/02/20(金) 00:58:30
医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/20 00:58)
医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/20 20:11)
医師 ドウゼンは、オカルト部 タカハルを心配そうに見送る。
2009/02/20(金) 20:12:48
医師 ドウゼンは、不登校児 バクの入れたお茶を飲み、目を細めた。
2009/02/20(金) 20:13:22
[動揺しているのか、問われるままに状況を説明してしまう]
[ニキを宥めようとするも、先ほど見た無惨な姿が頭から離れず、上手く言葉に出来ない。
──白い肌に、鮮やかとも思える血の朱
乱れる長い黒髪──
脳裏に浮かんだ映像は、ネギヤとは異なる姿]
違う……?
[──あの時も、
ハナミズキの香りに包まれていた──]
(66) 2009/02/20(金) 20:14:51[管理棟内]
[兎の声が聞こえる>>40仁木に、はっと幻視から引き戻され、何とも言えない痛ましそうな目を彼女向けた]
切り落とした指が痛い、という患者が居る。
あり得ない筈の痛みを体が感じる──幻痛というんだが。
人はほんの些細な刺激で、聞こえないものを聞いたり、見たりする。
[落ち着かせようとしているのか、自分に言い聞かせているのか、揺れる口調で途切れ途切れに説明する]
病気や怪我だけではなく、ひどいショックを受けたり、ストレスを感じて、脳が、体が誤作動を起こすのは、よくあることだ。
まずは休んで、それからだ。
(67) 2009/02/20(金) 20:15:55[管理棟内]
医師 ドウゼンは、管理人の姪 ニキを撫でようとに伸ばした手が、血塗れなことに気付いた。
2009/02/20(金) 20:16:31
[医療従事者としてあり得ないミスにため息をつく]
……すまん。オレも疲れているようだ。
風呂に入って休ませてもらう──望みちゃんだけでなく、みんなも休んだ方がいい。
(68) 2009/02/20(金) 20:17:27[管理棟内]
医師 ドウゼンは、力なく立ち上がると、管理棟の奥に足を向ける。
2009/02/20(金) 20:18:19
[神社に行く>>60というテンマに、不安げな眼で振り返った]
気をつけてな。雪もあるしな。
[続けるのは態度とは裏腹な、神社へと向かうはっきりとした道案内]
[昨日とあいまいな情報との矛盾に本人が気付いている様子はない]
(69) 2009/02/20(金) 20:19:09[管理棟内]
医師 ドウゼンは、ゆっくりと、風呂に行き*恐らくは管理人室で寝てしまった*
2009/02/20(金) 20:21:30
医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/20 20:21)
医師 ドウゼンは、漂ういい匂いに寝返りを打つ*
2009/02/21(土) 00:52:47
医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/21 00:53)
医師 ドウゼンが接続メモを更新しました。(02/21 09:15)
─管理人室─
[漂う食事の香りに目を覚ます]
[視界に入ったのは、枕元に置いてある、もう飲まれることのない薬袋。
昨日の惨劇を思い出す。今度は血まみれなのはネギヤ氏の姿で]
せっかくもってきたのに無駄になっちまったなァ。
[リネン室から引っ張り出してきた浴衣をざざっと直し、身づくろいをする]
誰か朝飯でも作ってるのか? 備前さんとか。
……ってェ。
ネギヤが死んでたのは……炊事場じゃなかったか?
(115) 2009/02/21(土) 09:33:43[管理棟内]
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