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[昨日の騒ぎで運転席の一部を破壊された「ツァリーツァ・エカテリーナ号」は、修理と車両整備を兼ねて、この日一日、イルクーツクに停車することに決定された。
イルクーツク。
シベリア鉄道の行程の、ほぼ半分に当たる街であり、19世紀初頭の「デカプリストの乱」に敗れ捉えられた青年貴族将校たちの流刑の地であり、そのため瀟洒に整えられた街でもある。
市内には、やはりこの地に流されたポーランド人の手による壮麗なズメナンスキー修道院があり、北側にはバイカル湖を擁する、美しい地。
―しかし、「ツァリーツァ・エカテリーナ号」に乗り組む悪党共に、休息は許されるのであろうか―?]
本日は、
【[青年 アルマウェル]が[青年 アルマウェル]を(吊り)、
[留学生 アイノ]が[画商 ヴァルテリ]を(襲撃)排除
[青年 アルマウェル]が占い対象、[画商 ヴァルテリ]が護衛対象】
本日は本決定一本で良いと思われます。
お客様方にお知らせいたします。
【本日の投票は [未亡人 ウルスラ] にセット、襲撃は [画商 ヴァルテリ] にセット】をお願いいたします。
─屋根の上─
[急停止した列車の上でほっと息を吐く。
残念ながら、同じく列車の上に乗っていた2名も無事な様子。
その手の銃とナイフを目に留めてやれやれと肩をすくめると両手を上げた]
抵抗しないよ。
撃たないで刺さないで。痛いの嫌い。
でも、官警に捕まるのも、アイツに秘宝取られるのもイヤなんだけど──うん。ロマネス家の秘宝だよ。
君たちが秘宝を手に入れるのを手伝うから、僕をかくまってくれない? 使い勝手いいでしょう? 僕。
[楽しそうに、こりと微笑んだ]
◆本日のリクエストです
<1>【記者 レイヨ】と【美貌の歌手 マティアス】が近づくことは可能ですか?
結託、戦闘etc...内容は問いません。
<2>【未亡人 ウルスラ】は、何かをきっかけに【留学生 アイノ】へ冷たい視線もしくは言葉を向けてみて下さい。
<a>【小さな指揮者 ラウリ】は、【舞台俳優 オラヴィ】に一曲歌を唄わせていただきたい。
−屋根の上−
[飛んでいったレンズが落ちるような音は聞こえない。
もうずっと彼方に在るのだろう]
撃たないで、ときましたか。
[軽く肩を竦める。
まだ風は癖のある髪と長い外套を遊ばせていた]
…さて、どうしましょうね。
[軽く肩を竦めて、しゃがんだ体勢から立ち上がった]
【本日の本決定】>>#4
【本日の無茶振り】 >>%0
確認された方はメモに【本決定・無茶振り了解】とお書き添え下さい。
物語はいよいよクライマックスへ!
ACTION!!**
うー……いてて……
[頭をさする。]
まったく、ひどい目にあったな……
トランプは皹入るしー、頭はぶつけるし、兆弾にあたりそうになるしお宝の場所はわからないし。
なんなんだよ、もう……
[ぶつぶつと文句を言っている。]
>>1
[レイヨの銃口に意識は置きつつも、笑顔を浮かべながらたたみかける]
何を悩むの? おにいさんは難しいことを考えすぎだね。もっとシンプルに楽しく行こうよ。
悪事なんだから楽しまないと損だよ。もてる力を非合法にどかんと使って、手に入れるから面白いんだよ。
[ぱーっと両手を広げる]
みんなそうやって考え込むから見つからないんだよ。
考え込む──? あ。きっとラウリだ。あいつなんか情報隠し持ってたんじゃないかな。
ウルスラも知っているかもしれない。
ああああ……あいつらに出し抜かれてると思うと、ほんとに腹が立つ。
[悔しそうに唇を尖らせる]
ラウリとウルスラの仲間じゃないだろうし。あのケチくさい組織がわんさか人を送るとも思えないし。
だから手伝うよ?
[一気呵成に話し終えると、くーとおなかが鳴った]
……まったくもう、おなかがすいたんだよ、僕は!
[おなかを押さえて途方にくれた様子だが、アイノのナイフや、止まった列車の喧騒には気を配っている。
いつでもどこでも、自分に有利なところにいけるように**]
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