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それは失礼。
せっかく発見したのに。
[バナナチップスの袋を残念そうに見る]
塔って、楽屋裏みたいな感じなの?
[窓に近づいて楼台の方を見るが、月明かり乏しくよく見えなかった]
[>>53ジェスチャーするムカイに]
ギンスイ君みたいだね。
違うって何が?
[手にしていたバナナチップスの袋を差し出しながら訊ねた。
窓枠に肘を付いて、組んだ手の上に顎を乗せる。
視線は楼台があるであろう方角を見たまま、ぽつりと]
昇ってみたいなぁ。
どうやったら行けるんだろう。
>>55
ラプンツェルは道徳的によろしくないお話だと記憶しているのですが、アンさん的にその辺不満はないのでしょうか。
[雲間に月明かりが強さを増して、少しの間塔の形が浮かんだ]
高い所に行きたがるのは、煙となんとかってね。
[頬杖ついたまま、バカで結構よと*独りごちる*]
黒くも見えないけどねぇ…
[窓枠に寄り掛かって室内の水晶玉を見る]
ラプンツェルは、保健体育なお話よ。
[主の許可を取らずに食されていく食料に『呪われそう』と顔を少しだけ曇らせた]
[テーブルに置かれたオムレツを突こうとしたニワトリが、手品よろしく一瞬でチキンの丸焼きになった]
………頭痛い。
[あ゛〜…と唸りながら天を*仰いだ*]
な、納豆の糸……!?
[痛む頭を押さえていたが、魔法使いというコンセプトから逸脱していると思える単語>>82に顔を上げた]
ヒヨ次………
短い鳥生だったね。
[目の前に鎮座するチキンをぼんやりと見つめている]
美味しく食べるから成仏してね。
[なーむー、と手を合わせてから、ナイフとフォークを構える]
切れないわっ!!!
[1mmも切れないことに苛立って、ナイフとフォークを投げ捨てた。
こんがりきつね色で鎮座しつづけるローストチキン]
はぁ、はぁ、はぁ……
[小走りで厨房と大広間を往復して来た。
手には文化包丁]
正解はCMの後!
[>>95リウにカメラ目線な顔]
祟らないで下さいー!!
[目を瞑ってローストチキンへ文化包丁を突き刺した。
ドリフ風の煙がもくもく。
響き出す『ぴよ…』の<79>奏。
チキンの切れ目から、ヒヨコが次々溢れてきた]
げほげほげほ。
呪われてる……
[観念した女優っぽく床にへたりこんで包丁を取り落とす]
[ヒヨコが連なって文字を形作っていく]
『ぴよちゃん』……?
[今まで読んだ名を反芻中]
しくしくしく。
[両手で顔を覆う]
[>>110リウの謝罪に首を振る]
ううん、あたしもそう思うの。
でも時代はより刺激を求めていくもので、王子様とお姫様なんて古めかしい取り合わせにパワーがなくなっているとも思うのね。
お姫様×お姫様とかどうかしら!
その年で姫かよ!ってツッコミは痛いから却下よ。
[リウに接吻しようとする目は本気と書いてマジというより、何かに憑かれたようなひっ迫感]
[>>120リウの説得に一瞬改心しかけたが]
それってあたしに王子になれってこと!?
何故に!
[>>116キクコの問いには]
魔法なんてテレビや映画の話でしょうが。
触ると静電気発生する銀の玉ってあるよね。
[ムカイが何かしている水晶玉を見て一言。
『キザ』にぐるぐるしているギンスイには]
誕生日には年の数のバラの花束を上げるといいよ。
真紅のね。
[間違った指南]
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