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ぁ・・・ぁ・・・
[窓の外に引っ張られる部長をただ震えて見ている事しか出来なかった。
部長の姿が完全に見えなくなった時、糸が切れたようにその場に座り込んだ]
なに・・・これ・・・
[誰にも聞こえないほどの小声で呟いた]
[しばらく呆然としていたが、ヨシアキの言葉に反射的に立ち上がる]
う、うんっ
[一人足りないことに気づく余裕もなく、教室を出るヨシアキの後を追う
助かってると信じながら]
[ヨシアキの呼びかけが聞こえる]
う、うんっ
[言われなくても離れるつもりなんてなかった。
何が起きてるの?部長は・・・怖い。怖い。怖い。
自分の足の遅さに遅れそうになりながら必死についていく]
開かないって・・・どういう事ですか・・・
[自分でも開けようとしてみる]
・・・どうして・・・
そ、そうですね、そうしましょう。はやくっ・・・はやく行かないと・・・
[少し混乱状態になりながらヨシアキの言葉に同意する]
[返答はイミのわからないものだった]
なに・・なんですか・・・
奴ら・・・?
牛耳られてる・・・?
検証を続けるしかない・・・?
なに言ってるんですか・・・?
[目の前の先輩の不気味な雰囲気にゆっくりと後ずさる]
[異様な雰囲気に怯えながらセイジとナオのやり取りを見つめる。
ナオがセイジから鍵をひったくって理科室に歩いていくのをみて]
せ、先輩、一人になったらダメだって・・・
[慌てて後を追った]
[ナオを追って理科室にたどり着く。
理科準備室の扉を開けようとしたナオだが中に入ったのは割り込んだセイジだった]
・・・
[中から叫び声が聞こえる。中から扉を必死に開けようとしてるのが分かる。でも開かない、開かない]
また・・・なの・・・
[必死にセイジの名前を呼ぶマシロの後ろで、タカハルはそう呟いた]
[ヨシアキとマシロが必死にドアと叩いているときに呆然と突っ立っていることしか出来なかった]
[その時、一段と強い叫び声が]
[タカハルは一瞬ビクッとして・・・そしてすぐに感じた]
[あぁ・・・もう・・・]
[それでも、なにもすることが出来なかった]
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