113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 01:58:10
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 02:00:02
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/18 02:01)
─???─
[――…こぷり]
[――…とぷり]
[こぽ、り――…]
[昏い水の そこに 沈んでいく、
――…ちいさなからだ]
[遠ざかる水面に向けて伸ばされる、ちいさなちいさな手。
それはすぐに力を無くして――…
視界は暗く
音は遠く
意識は――…]
(80) 2013/06/18(火) 16:39:50[コテージ・大部屋]
[それは、誤って湖に落ちた、朧気な記憶。
気がついたときには湖畔に打ち上げられており、命にも別状がなく――
水の流れによって、奇跡的に岸に運ばれたのだと結論づけられた]
[それがどこで起きた事なのかは、定かではない。
3つか4つか――。
記憶も曖昧な、幼すぎる日の出来事*]
(81) 2013/06/18(火) 16:40:28[コテージ・大部屋]
―大部屋―
[とうに忘れたと思っていた、湖に沈んだ時の記憶。
それがちらつくのは、毒によって混濁した意識が、沈みゆく感覚に似ているからか――]
[朦朧とする意識の中、鋭い音>>78が耳に届く。
遠くで聞こえるダグの声は、何を言っているのかは聞き取れないが、いつもののんびりとした調子でない事くらいは分かる]
(82) 2013/06/18(火) 16:50:10[コテージ・大部屋]
[ぼやける視界に、フォークを逆手に構えたダグの姿が映る。そして、その先にいるのは…]
や、め……
[思うように動かない体がもどかしい。
掴んだままのイェンニの手を引き寄せ、身を起こして間に割って入った]
どうして、イェンニを、ころそうとするんだ。
[殺させない。
男の目に宿る意思は、強く**]
(83) 2013/06/18(火) 17:02:29[コテージ・大部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 17:14:38
……っ、
[汗が噴き出す。フォークが突き刺さる瞬間、ダグの腕を止めたのはニルス>>84だった。
しかしそれでも尚、ダグは身を乗り出し、男の肩を超えてイェンニに迫る]
何でだ、なんでだよ…!
[あの、のんびりとしたダグとは別人のようだ。
あの時――ドロテアを埋葬したとき、どこか調子が悪そうだった>>90が、イェンニと何か関係があるのだろうか。
問いかけへの答えは、拳>>88。
幾度となく殴られた男の口内は、血の味がした]
(91) 2013/06/18(火) 19:58:49[コテージ・大部屋]
[殴られた弾みで、くらりと意識が跳びかける。それでもイェンニを庇う姿勢は変えることはなく]
殺させない。
イェンニは殺させない。
[もし、万が一、彼女がナッキなのだとしても。
――こいつら『には』殺させない]
[誰かがダグを止めるまで、イェンニをかばい続けていた]
(92) 2013/06/18(火) 19:59:05[コテージ・大部屋]
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/18 21:29)
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 21:58:42
[いったいどれだけ、殴りつけられたのか。
このままダグに殴り殺されるかもしれない――ふと、そんな事が脳裏をよぎった頃、殴打は止んだ>>94]
…う、
[ちいさな呻き声が漏れる。口の中は血まみれで、瞼も腫れているのか前はよく見えない。
しかし、血と一緒に毒も多少流れたのか、幾分体が楽になった。気がする]
(105) 2013/06/18(火) 22:30:23[コテージ・大部屋]
[背後のイェンニを庇ったまま、ダグが頭巾をかぶる間>>94も、彼から目を離すことは無く――]
[柔く囁かれる声に耳を傾ける]
…"逃げる"?
[何から、と尋ねようとして止める。
今は、背後に庇うイェンニが気がかりだ。
ダグへの警戒は解かないまま、彼女に向き直れば、彼女は怯えきっていた>>110だろうか]
だいじょうぶ、か…?
[くぐもった声で尋ねる男は、きっと、酷い顔をしていただろう。
それでも、顔の痛みを我慢して笑って見せて、安心させるように頭を、髪を、撫でる]
(112) 2013/06/18(火) 23:06:44[コテージ・大部屋]
[しかしその時、聞こえた声>>108に]
[空気が 凍りついた]
[――あの蜂は、わざと、なのか?]
[くるり、向きを変えれば、続く声>>111も耳に入り]
ひと刺しどころじゃ気が済まないって
イェンニが、何をしたって、言うんだ。
[足元に落ちている、サーバーフォークが、銀色に光る――]
(116) 2013/06/18(火) 23:20:41[コテージ・大部屋]
[泣き続けるイェンニをあやすように、その背に手を回し、とんとんと、優しく叩く]
謝らなくていい。
俺が勝手に、やった事だ。
だから、泣くなって。な?
[とんとん。
とんとん。
ダグの声が耳に入るまで、あやし続ける
→>>116へ]
(118) 2013/06/18(火) 23:26:10[コテージ・大部屋]
――!!
[こちらに向かってきたダグに、咄嗟に拾ったサーバーナイフの先を向け突き出すと――それはダグの首に刺さったか]
[づぶり]
[手の中に、皮膚と肉を突き破る、嫌な感触が伝わり、
あたたかな、あかい、しぶきが、
男を赤く濡らす]
(124) 2013/06/18(火) 23:39:34[コテージ・大部屋]
う、あ、あ…
[ころした。ころしてしまった。
人をころしてしまった]
[しかし、ショックを受けている暇もなく、耳に入るのは。
スズメバチの群れの、羽音。
そしてカチカチと顎を打ち鳴らす、威嚇の音]
(125) 2013/06/18(火) 23:47:36[コテージ・大部屋]
に、げ…
[こくり、と唾を飲み、声を限りに叫ぶ]
マティアス、逃げろ!!
ニルスも、イェンニも、頭を低くして部屋から出るんだ!!
[おそらく情況が分かっていないであろうマティアスの腕を乱暴に取り、大部屋の出口を目指した*]
(126) 2013/06/18(火) 23:51:00[コテージ・大部屋]
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 23:54:07
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/18 23:55)
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/19 00:17)
イェンニ!
[ダグの傍に座り込み、動こうとしないイェンニを立たせる。
彼女は一度刺されている。もしまた、刺されたら――
酷いショック症状を起こしてしまうかもしれない。
そしてそれは、一度毒が回っている自分も同じ事]
扉まで走れるか?
[2人の手を引いて逃げるのは難しい。それでもせめて、少しの間だけでもと。
イェンニの手を引く]
(135) 2013/06/19(水) 00:45:42[コテージ・廊下]
あ、ああ…わかった。
[2階へ、と言われ>>137、よく判らないままに従う。
マティアスを連れたまま、ここで問答をするよりは良いと。
不安げに何度も振り返りながら、大部屋を出る。
廊下の窓から見える景色は、相変わらずの、暴風雨]
(138) 2013/06/19(水) 01:08:14[コテージ・廊下]
[2階の廊下で、どのくらい待っていただろうか。
イェンニは上がって来ず、身体にまとわりつくダグの血は冷えて固まってきた。
錆臭いにおいに、鼻が麻痺してくる]
[イェンニに何かあったのではないか…。
不安を紛らわせるように窓の外を見て――
目を疑った]
イェンニ…?
[そこにあったのは。
玄関の外で、雨に打たれたまま、ぼんやりと水に沈む蜂を眺めるイェンニの姿>>139だった]
(142) 2013/06/19(水) 01:49:44[コテージ・廊下]
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