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[あぁ、わたしを呼ぶ声が聞こえます
この声は、ひろくんです
傷のにいさまもいるみたい
どうしているんだろう、不思議です
わたしは何も言ってなかったのに。
でも、嬉しいと思いました
最期に傍にいてくれるなんて。]
ひろくん‥‥ごめん、ね。
みんな、も、日記、見て、ね。
[みんなが何かを言っているけれど、わたしにはわかりません
近くにいるのに、触れられるほど近くにいるのに、遠くに聞こえるのです
わたしの言葉は、届いたのでしょうか
届いていたらいいな。
かみさまも、こんな感じだったのでしょうか
まるで、わたしが風になって、あちらこちらへ散って行くような、そんな感じがしました]
[頬に暖かいものが触れて、わたしは少しだけ目を開けました
泣いています、ひろくんも、傷のにいさまも
かつみさんと、そがさんは、ぼやけて見えなかったけれど、泣いていたのでしょうか
わたしの事を、覚えていてくれたら、それだけでいいやと思いました
わたしも、あなたたちの事、覚えているから。
窓の外を見ると、星が流れるのが見えました
あぁ、なんて綺麗。]
(―――ロッカ、)
[声が聞こえました
わたしがずっと聞きたくて仕方のない声です
かみさまの、あの、声です
ひろくんたちの後ろに、かみさまがいるように見えました
伸ばされた手が、わたしの頭を撫でてくれたような気がしました]
[わたしのことばに、かみさまはわらいました。
そうして、叶えてやると、そういいました。
わたしはうれしくて、わらいました。
かみさまに、てをのばします。
こんどは、ちゃんとだきしめてくれました。
ゆめじゃあありません。
わたしは、しあわせでした。**]
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