83 レトロ横丁の思い出屋
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ええ。こんな風に。
[くすりと笑って、コップに注いで貰う]
家を一軒。
[繰り返し。
目をぱちくりとさせて、青年を見る]
素敵ね。
価値の話じゃなくて、
あなたの覚悟が、素敵ね。
(47) 2012/01/30(月) 12:44:12[テンマの横にいるよ!]
[アルパカ説が浮上した貯金箱を指で倒して]
そんなことない。と思う。
私に差し出せるものは、他にもあるかもしれない。
何を失っても良いか、もう少し考えてみるわ。
[そう言って、またテンマを見上げるようにして]
でも。ありがとう。
テンマ。あなた、ほんとうに紳士なのね。
(48) 2012/01/30(月) 12:54:29[テンマの横にいるよ!]
[ぺと、と赤子みたくテンマの頬に触れる]
残念だわ。
[触れた指をすぐに離し]
私が売れるものなら、売ってあげたかったわ。
とても、残念ね。
[長い睫を震わせて、哀しげな声で]
(49) 2012/01/30(月) 12:58:47[テンマの横にいるよ!]
無いことを証明するのは難しいからな。
――まあ、諦めたくないなら、諦めなくてもいいと思うけど。
[芸人>>34に軽く答える。
若い娘が他人の皿に手を伸ばしている姿が見えるが、そのときにはすでに目の前の皿は空になっているから気にすることもなく。
色が国ごとに違う、という翻訳家>>38の蘊蓄にはなるほど、とうなずいた]
その国独特の色ってことか。
[翻訳家>>41がここにいる理由もまた同じだと取れる返事に、彼女を見た後店内を見渡した]
……この場で情報が手に入るなら楽でいいけど、な。
[アルカパ疑惑の貯金箱の話や、背広姿の男と若い娘のやり取りにも耳を傾けはするものの、口を挟むことはなく。
ウーロン茶を飲み干した]
(50) 2012/01/30(月) 20:31:20[焼き鳥屋]
編集者 グリタが接続メモを更新しました。(01/30 20:31)
[コップの淵ぎりぎりまで注がれた安酒に嬉々としていると、
ふと聞こえた常盤緑を探している者の話。]
――…っ、 ――。
[一瞬だけ、背広の男へと振り向くも、
苦虫を噛み潰した表情で、目の前のアルコールを一気に仰ぐ。
呑み零した一滴が喉を伝う。まるで流せない涙のように。]
(51) 2012/01/30(月) 21:59:52[焼鳥屋]
一生懸命と、家を一軒を対価にして。
欲しいものってものすごく大切なものなんだろうなー。
[悟られないようにお絞りで口許を丁寧に拭いながら、
どこか夢見心地で語散る態は酔っ払いの儘。]
ねね! その噂の真相をもし突き止めたら。
ひげのおっさんは、何か望むものってあるの?
[小さく繰り広げられている争奪戦を横目に、
聞きかじった情報を掘り下げるかのように、興味深く訊ねた。
問いは、眼鏡の男とジャンパーの男にも向けられて。]
(52) 2012/01/30(月) 22:00:16[焼鳥屋]
思い出屋かー…。
でもその存在が実在したとして、本当に出遭えたなら。
一体あたしは…
[半分食いちぎられた肉が刺さる串を片手に、
ぼんやりと宙を覗く。
集まった者たちの、思い思いに集めた対価はみんな眩しい位大きすぎて。]
欲張りなのかなー…。
[独り言は租借するナンコツの噛み砕く音で消えていった**]
(53) 2012/01/30(月) 22:18:59[焼鳥屋]
本人にとって、それほど価値があるものなんだから大切なんだろうな。
[酔っ払いの誤魔化しには気づかずに、空になったウーロン茶のかわりにビールをいっぱい頼んだ。
直にでてきたビールの苦味を喉に流し込み。
興味深げに尋ねてくる翻訳家>>52に考えるように間が空いた]
望むもの、か……いや、俺は人の頼みできただけ、だからな。
きっと、なにも望まない。
[口をついて出た言葉をかき消すように、この路地に踏み込んだ大元でもある作家からの依頼だと答え。
探偵がどうこたえるのかと、一度そちらに視線をむけたりもした]
(54) 2012/01/30(月) 22:31:48[焼き鳥屋]
箱入り娘 プレーチェは、オレンヂジュースこくこく。
2012/01/30(月) 22:48:57
まだ見つけたわけでもないですけどね。
あなたも、探してるんですか?
……思い出を。
[つくねを頬張りながら何か考えこむ様子の
探偵>>36にさらりと問う。
不思議なもので、この店に来てから
いろいろと「隠そう」という気持ちは薄れていた]
肉食……まあ意味合いは全然違いますが。
[初見から大トラと化していた女性と
他人の焼き鳥を一口ずつつまむ少女を
代わる代わる見て]
(55) 2012/01/30(月) 22:55:29[焼鳥屋]
……。
[隣の会話を盗み聞き。かく、と首を傾げ]
その人が直接来ないのは、どうして?
[おひげの編集者に、聞いてみた]
(56) 2012/01/30(月) 22:56:15[テンマの横にいるよ!]
[焼き鳥の煙が、薄く店内に立ち込める。
長年の煙と脂とで、壁は煤けたセピア色。
意味もなく品書きへ視線を逃す背広姿は、
少女に触れられた頬を僅かにむずつかせる。]
…手放すことが、
前進に通じるものもあるかもしれません。
[『何を失っても良いか、』――
そう口にしたプレーチェへと、添える言葉。]
(57) 2012/01/30(月) 22:58:07[焼き鳥屋]
売れるものなら――ですか?
…。
否、有難うございます。
[浮かびかけた笑みを冷やさないよう
無意識に気にかけた己を、結局は笑い]
(58) 2012/01/30(月) 22:59:07[焼き鳥屋]
あなたがそんな顔をする必要なんて、ないんですよ。
あー… ほら
紳士はふつう、初対面の未成年女性を
食事にお誘いしたりしないですし たぶん。
[上半身を傾けて、他の面々が続ける話へ
耳を傾けようと促す態で少女を見遣った。]
(59) 2012/01/30(月) 22:59:24[焼き鳥屋]
芸人 レンが接続メモを更新しました。(01/30 22:59)
ああ、自分の行動に責任を負えるのが
大人ってもんだ。
そもそも大抵の買い物は返品できない。
食べ物だったら尚更な。
[少女>>37が言うのに同意して]
たとえ思いつかなくても、思い出屋が選んだのなら
勝手に持っていかれるかもな。
ただ、その時の「対価」は
たぶん羊でも小石でもないと思うけど。
(60) 2012/01/30(月) 22:59:42[焼鳥屋]
秘書 テンマが接続メモを更新しました。(01/30 23:00)
酔っ払ってないと言い張る人間は酔っている。
昔の人はいい事言いますよね。
[酔っ払いの女性>>39が絡んでくるのには
少し困った顔をしつつも
他人事のように受け流し]
むしろあなたがもう少し
渋いテンションになったほうがいいと思います。
[酔っ払いにマジレスは無駄と知りつつ
言わずには居られなかった]
(61) 2012/01/30(月) 23:05:32[焼鳥屋]
[少女>>56の問いかけに答える前に、ビールをカウンターへと戻し]
来れないからだよ。
やることを終わらせてもらわないといけないからな。
噂の確認だけなら、と俺が来たが――
これだけ信じている人がいるとは思っていなかったな。
(62) 2012/01/30(月) 23:08:50[焼き鳥屋]
いえいっけん!?
[スーツの男>>46の発言に思わず水を吹きそうになる。
自身もそれなりにいいマンションに住むものの、
対価として家を差し出すとかは想像の外だった]
だけど「思い出には思い出を」って……。
どんな思い出がそこにあるんですか?
……まさかリカちゃんハウスとかいう
オチじゃないですよね?
[尋ねずにはおれなかった。
そして、疑わずにも]
(63) 2012/01/30(月) 23:14:01[焼鳥屋]
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