31 煙る村
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[ポルテが部屋を出て行くのを見ても、動く気にはなれなかった]
どうして……。
[何度目かの、意味の無い問いを繰り返す。ふと、死体となった少女と同室なのだと唐突に気付いて]
と、とりあえず、出よう。
(57) 2008/09/15(月) 22:21:07
[ポルテの会釈に反射的に返しているうちに、
足早に去られてしまった。
暫し廊下でぼんやり]
(58) 2008/09/15(月) 22:23:43
時間屋 ヂグは、一旦広間へお盆を置きに行き、再びアンの寝る部屋へ
2008/09/15(月) 22:25:18
[入り口でヂグと擦れ違う]
あ。お茶ですか?
[温かい湯気が運ぶ香りに、息をついて*]
(59) 2008/09/15(月) 22:26:17
―井戸端―
逃げなきゃ。
[寒いわけでもないのに腕を擦る。
立ち上がろうとしても足に力が入らなかった]
(60) 2008/09/15(月) 22:34:30
[左手に数本の枝を抱えた状態で、バクに声を掛けられる。]
ええ。広間の机に置いてありますので、お好きに飲んで下さい。
[バクの様子に、少しは元気が出たのかなと、笑みが零れた。
それから、バクとは逆に部屋の中へ]
―アンの部屋―
[ビセが居たなら、バクと同じ様にお茶の事を告げ、
アンを一度見詰めた後に竈へと向かう。]
(61) 2008/09/15(月) 22:36:55
時間屋 ヂグは、煉瓦の家がまた、黒い煙を吐いた。
2008/09/15(月) 22:42:19
[煙草の箱が空になったのに気付き、溜息とともに歩み始める。
小さな声が聞こえた気がして、視線を向けた]
…ポルテさん?
[ゆったりとした足音で近付いていく]
(62) 2008/09/15(月) 22:42:52
― 外・建物の周辺 ―
[チョコスナックの空き袋を畳んで帯の隙間にしまう。手を重ねて腕を上に、うーんと一度伸びをして]
んー、……晴れてるなぁ。
雲一つない天気、とはいかないけど。
[空を見上げ、煉瓦の建物を振り向く。煙突から吐かれる黒い煙、目を細めて]
(63) 2008/09/15(月) 22:43:26
[何本あるのか、木々に紛れて確かではない煙突。
そこから空へ舞い上がる筋を呆けた顔で見上げた]
気持ち悪い……。
(64) 2008/09/15(月) 22:45:15
>>62
[人の気配にびくついて振り返る]
ああ、なんだ、びっくりした。
[誰かが居たことに驚きと安堵]
(65) 2008/09/15(月) 22:47:38
作家 篠 フユキは、塾講師 大島 ポルテに少し心外そうな表情。
2008/09/15(月) 22:49:34
塾講師 大島 ポルテは、作家 篠 フユキに疑問符を浮かべながら、立ち上がる。
2008/09/15(月) 22:51:08
[枝を手にしたヂグを認めると、首を傾げて]
どこ、行くんですか?
[問う声が届いたかどうか?お茶の方へ向きなおると]
うぁあっっちぃ!
[フウフウいいつつ、お茶を啜る]
(66) 2008/09/15(月) 22:52:06
なんだか…バク君にも驚かれ、大島さんにも驚かれで…。
可笑しな事をしてるつもりはないんですけど。
…そこから、何か見えてたんですか?
[更に近寄り、先程までの視線の先を辿る]
(67) 2008/09/15(月) 22:53:04
[窓の外にポルテとフユキが見えた]
あ……。
[やはり、何一つおかしくないフユキの姿に安堵のため息をついて。井戸の方へと向かった]
(68) 2008/09/15(月) 22:55:50
[ほんの少しずつ、部屋の空気が竈へ向け流れ出す。
中に空気穴があるからか、竈が一声ひゅうと鳴いた。
それから手を合わせて、竈に一礼。
アンへと振り返ると、少し綺麗になった顔に目を瞬いた。]
…ああ。誰かがお世話、してくれたんですね。
[微笑みつつ、持ってきたフェイスタオルを、手持ち無沙汰にお手玉。]
では……失礼しました。
[そして、部屋を出た。]
(69) 2008/09/15(月) 22:57:04
作家 篠 フユキは、眼鏡のつるを押し上げ、一筋の黒を見た。
2008/09/15(月) 22:57:07
>>67
何か、燃やしました?
[ベージュがかったネイルの指先で、立ち昇る煙を示した]
……誰かが居る気がするんです。
なのに、誰もいない。
[ふと、また後ろを振り返る]
(70) 2008/09/15(月) 22:59:41
[ポルテの問い>>70には、首を横に振り]
僕たち以外の誰かだと思いますよ。
何を…どうして、燃やしたんだろう?
[続く言葉には、一瞬声を失い]
…本物のお化けでしょうか?
(71) 2008/09/15(月) 23:04:49
―広間―
[机の上、使われた様子の湯飲みを見つけてふっと笑む。
急須からお茶を注いで、自分もお茶を飲んだ。]
お茶は熱いのに限りますねえ。
(72) 2008/09/15(月) 23:06:54
[外に出ると、微かに何かが燃える匂い]
あ、煙だ……。
[見上げれば、一筋の黒い煙がのぼっている。建物が、息をしてるみたいに見えて、何となくぞっとした]
(73) 2008/09/15(月) 23:07:16
>>71
やめて下さい。
[オバケとの言に、強い語気で返す。
睨むような目を向けた後、バツが悪そうに視線をそらした。
足音に気付いてまた別の方向へ顔を向けると、バクの姿]
何かあった?
(74) 2008/09/15(月) 23:07:44
…今度は何本、必要なのでしょうかねえ。
[何時の間に付いた手の煤を眺めて、
続きのお茶を飲む。]
(75) 2008/09/15(月) 23:12:02
[ポルテの声の先、バクの姿に少しだけ困惑した表情が浮き。
けれど、すぐに普段の柔和な微笑に戻す]
咽喉でも、渇いたんですか?
(76) 2008/09/15(月) 23:12:45
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