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[唯一の聴衆がこちらを気にしたことなど気づかず
身体を伸ばすと、運動不足の彼女の関節が小さく音を奏でます]
あら。
[誰もいないのに照れたように頬を染め、
照れを隠すように、音楽室の窓を開けて、外を見ます]
……いい。
こんな日は、きっと何か素敵なことが起こります。
今日の天秤座は、[ちゃんとリンスした]。
……ね、お前もそう思うでしょう?
[そう相棒に問いかけて、優しく撫でると、彼女は
キコ
と、短い鳴き声を音楽室に響かせたのでした]
[歩く足音が、足早になって来た頃
音楽室の方から、音が聞こえた
あれか、ピアノを弾く幽霊だとか、そう言った類か?
いいや、そんな事はない
きっとあれだ、音楽室に誰かいるんだ
そうに違いない、そうだと行ってよ
そんな事を想いつつ、音楽室を見に行った]
・・・ほら、おった
[中をおそるおそる覗きこむと、一人
音楽室に、生徒がいた]
いや、用事があったわけやないけど
こんな時間に音がするけな
なんやろ、と思ったん
[足もある、大丈夫、普通の生徒だ]
下校時間、過ぎとるよ
大丈夫なんか、あんた
あら。それは失礼。
……もしかして、幽霊かと思われたかしら。
下校……もうそんな時間?
[微笑んで彼に向けた視線を、己の手首に落とします。
旧めかしい腕時計の鈍い光の奥、針は正午を指して止まったまま]
時の経つのは早いもの、ですわね。
[今朝、念入りに手入れをした髪をふわっとなびかせました]
そやね、ちょっと想った
今も想っとるよ、幽霊なんやないかって
見た事ない、顔やしな
[時計を見るような仕草をした彼女
時計あるなら、気がつけよとか想いながら]
そんな時間よ
今から肝試し、するとかゆうてるし
巻き込まれる前に、帰った方がええ
[長い髪が、ふわっと靡く
綺麗な髪の女性というのは、いつの時代、どんな男にも、魅力的に見えるもので]
おくろか?
それとも、暇つぶしに肝試しいくか?
[何故か、そんな言葉が口をついた]
― 1年1組・教室 ―
――!
え、うあ、ちょ、終わってる、まじか!?
[体重を預けていた机から、体を思いっきり起こした。]
あら。
私、もしかしたら幽霊なのかしら?
[隣の相棒を撫でるとキコ、と一声鳴いた]
残念、違うみたいですわ。
きもだ飯?何かしら。
[頬に指を当てて悩める仕草。
やがて降参、とばかりに目の前の青年に首を傾げます]
それはデートのお誘いかしら?
口説き文句としては、<16>点、といった所ですわね。
[悪戯っぽく微笑んだ]
さぁ、俺には確かめよう、ないわ
触れられんもん、人も幽霊も同じやけ
[きこ、と音が鳴る
肝試しが、何かと言うから]
俺も、よう知らんけど
七不思議巡り、するんやって
俺も、さっき誘われたとこ
[首をかしげる彼女に、そう言ったけれど]
16点って、低い評価やの
デートに誘った事なんかないけ
しょうがないやん
[困ったように、彼女の方を見るだけで]
ふふ、じゃあ確かめてみます?
[覗き込むような上目遣い。妖しげな微笑。
瞬きもせず彼の眸をじっと見つめた後、くるっと後ろを向きます]
あら、七不思議巡り、ですか?
それは……。
面白そう、ですわね。
[再び彼へと振り向いた...の目の奥に浮かぶ輝きの色。
その様子は好奇心旺盛な少女のもので]
そうと決まったら行きましょう。
ほら、はやくはやく。
[彼の困ったような様子などお構いなしで
急かすように、彼の腕へと手を伸ばし、案内を促そうとするのでした**]
確かめるて…――――
[自分の方が背が高いのだから、本来覗きこんでいるのは俺の方なのに
彼女の瞳が、俺の中を覗きこむようで
年頃の男の子としては、多少恥ずかしく
彼女が後ろを向いた時、ほっとした事を覚えている]
こほん
面白そうかぁ・・・?
[一つ咳払いをした後、振り向いた彼女に向かって問う
子供のように、きらきらと瞳を輝かせる様子
さっきとは、別人のようであった]
はやくって、おい
ちょ、待てっちゃ
[伸びて来た彼女の手を、払ったりはしないけれど]
[案内を促されるなら、そのまま音楽室を出て、歩き始めるだろう
年頃もあって、女の子と二人で歩くのは気恥しく、あまり彼女の方は見なかったけれど]
校門の前に、集合なんって
いこか、えっと、名前、なんやっけ
[人の名前や顔を覚えるのは、苦手である
特に、目立たない女子生徒などは、中学3年間同じクラスでも覚えられないほどだ
だから、ちゃんと名前を覚えるかどうかは、わからないけれど
少なくとも、今感じている恥ずかしさは、忘れないだろう]
―― 校舎→校門 ――
何や、だんだん暗なってきたなあ。
開始が近付いてきとると思うと、わくわくするじ?
[ふい、と辺りを見回して]
七不思議。
三階の階段と、焼却炉と、理科室と、トイレと、校庭と……えっとぉ……
ああ、階段がもう一つあったな。ややこしいわあ。
[一つ一つ、七不思議の内容を思い出しては呟き]
あともう一つは、全部見届けると……ってやつやね。
定番ながや。
……いや、全部知ると……っていうのが定番か。
見届けるなんて、おとろしい話やあ。
―― 校門 ――
なんじゃ、結構おるやん
[校門に来てみると、案外人が集まっているようだった
マシロの奴、なんで俺を呼んだんだ
こんなに人がいるのなら、必要ないだろうに]
…――――
[3年生や1年生もいるようだ
あんまり、はしゃがないようにしよう]
実にこの室内誰もいないね。
空も見事に暗がりを見せ始めそうな感じじゃない。
ああ机がひどい。
とりあえず涎ふこうか。
[首だけ振った所で周囲には誰も居ないのは変わらない。仕方なく机に垂れた涎を拭く。]
くっそ誰か起こせよ。
友達甲斐のない…。
[起こしたクラスメートも居るかもしれない。しかし起きなかっただけで責任は自己にある。]
おお、ヨシアキ。
こんねー……って、時間でもないか。
来てくれるって信じとったじ。
[訪れた姿を見て、笑いつつひらひらと手を振り]
と、そっちは……あ、もしかして彼女け?
やるやん! じまんらしー。
[共に来た少女を見やり、からかうように言う。そういうわけではないだろうとはよくわかりながら]
おう、マシロ
信じとったって、そら
俺が呼ばれてこん事なんか、なかろ
[手を振る友人に、ゆっくりと近づくけれど]
彼女?
なんゆうとん、名前もようしらん子や
[からかうような口調を、受け流しておく
女と付き合うような要領の良さは、少なくとも俺にはない
いや、きっとマシロもわかっているだろうけれど]
[涎を適当に拭き終えた。その後、教室から顔を覗かせてきょろきょろ。]
やべえ、誰もいねえから俺なんかし放題じゃね?例えば牛乳雑巾作るとか…。
小学生か俺は。それに自分の教室でしたら自虐だろうに。
[一人ため息を吐いて、ふらっと教室を後にした。]
やよなあ。本当、律儀な奴がいね。
ぱっと見はナンパでもおかしくないような感じなんに。
人は見かけによらんもんやな。
[ヨシアキに頷き、その姿をじろじろと見る。最後はちらりとケンの方を一瞥しつつ]
何や。赤飯の炊き時かと思ったんに。
[そんな事を言いながらも、連れの少女の方を向き]
此処におるって事は、一緒に参加するげんろ?
私は二年の葛城真代や。
[確認と自己紹介をしてから、宜しく、と挨拶した]
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