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もう・・・――――
ちゃんと、言えばいいのに
言葉にしないと、駄目なんだからね
今回は、特別
[感覚が、消えてしまうまえに
腕を仁の首に絡めたまま
そっと、瞳を閉じてみた]
/*
えーーーーーーーーーーーーー
いいんですかぁ?
レート一般ってここまでOKだっけ??
んーと…ま、いいか。
あとで怒られたら土下座しまふorz
こういう時、人間は謝るものなの?
[よく、わからない
記憶の海の中には、答えはない
だから、不思議には思ったけれど
不快には、思わないのだからよいとしよう]
ん・・・――――
[唇で、そっと触れた時に
なんとなく、懐かしい暖かさを感じた]
・・・――――
[暖かい、ね]
[そうか、と思い当たる]
俺に、この光景を見せないためだったのか…
[目の前で苦しむセイジを見て]
ありがとう
[素直に礼を言った]
/*
よーしよしよし…
どこに口づけしたとは書いてないぞっと。
あー一人で焦ってしまった…
あとから情けない独り言が公開されるっというわけですね。
笑いたければ笑ってくださいましorz
ようし見てろよ…。
な、こうなったらあいつら見つからずに外に出てびっくりさせてやろうぜ。
[ぽんと犬に手をやると、尻尾を振って人鳴きした。]
いい返事だ。
よし行く―行く…?
[勇み教室の外に出ると、矢張り普通の校内だった。]
なあ…なんかへんな気がするんだけど。お前わかるか。
今は人が居ないから人の気配はしない。だけどこれは人がまるで生活していないみたいな雰囲気じゃないか―。
[しかし、なぞの違和感を覚えた。]
/*
個人視点の補足すると。
少し前に人が殆ど居ない島に行った事があるんですけど、そこの生活感の無さには驚きました。空気がまったく乱れていないのと、生活音が無い感じ。
ある時期夏場だけはリゾート地とされてたらしい分、使われてない家々が余計に印象的でした、。
さて、そろそろ奴も連れて行く時間であろうか
紅、お前の器が動かないなら、ここ、抑えていてくれぬか?
[準備室の扉を抑えてくれるように頼む。もし断られるなら、他の仲間を呼んだだろう。]
[声をかけたのは仁に残った人としての思いやりゆえか。
それとも、自分が体験したことを思い出したゆえの優しさか…―――]
意地を張ってもいいことはない。
もう…お前は…逃げられない…。
[早く連れて行けと言ってくれと
どこかで願っていた]
[なおも語り続ける]
お前にできるのは
連れていってくれと言うことだ。
魂の契約を…結ぶのだ。
[悶え苦しむセイジに淡々と語る姿は
紅の目にどう映っただろうか]
魂にとって言葉は契約…
これは人間どもには分からぬこと。
お前の器に伝えるのは容易かろうが、
他の二人には…どう伝えるつもりだ?
それとも…伝える必要も…ないものかの?
[紅の方を見て、首をかしげる]
なんかこれは嫌だ。
こんな感じを悪戯とかじゃできないだろ。
[先ほどのトイレも、下に降りる途中も、何れも空気は変わらない。]
いいや思い込みだね。
きっと思い込みだね。
そうあるべきなんだ。
[それを払拭するかのように、思い込みに逃げるかのように。]
じゃなきゃ、さ。
[一階の教室から廊下に出たところで、少し悩んだ]
みんなどこにいるのかなぁ……
[困ったように呟き、怪談の内容を思い返す]
一階まで降りてきたみたいだから……そのあとどこに行ったかなぁ……近いのは理科室だけど……いるかなぁ?
[理科室に向けて歩こうとしたところで、足を止めた。行っても自分が見えないのじゃ意味がない]
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