113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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―クレストの部屋―
[部屋に入り、顔まで覆ったシーツを持ち上げると――
クレストは、健やかな寝息を立てていた>>2:259。
サウナに立ち寄り調達したバスローブの侭、
ごろりと横に転がると、狭い。]
………暖は取れても、夢見最悪だろこれ。
[添い寝をするように促されたものの、
目覚めた後のクレストの嫌がりようを頭に描けば、
少し哀れだと考えながら、腕を頭部の下へと通し、
腕枕の状態で身体を横にし、瞼を伏せる。]
(0) 2013/06/15(土) 05:08:49[コテージ・裏口]
Спи, младенец мой прекрасный,
Баюшки-баю.
Тихо смотрит месяц ясный
В колыбель … твою…….
[オクタヴィストはそらで覚えた子守唄を口ずさみ。
クレストの眠りを更に深いものへと誘った。
その内――ミハイルも歌の途中で眠ってしまう。
クレストが識る者だと分かっていれば、
こんな皮肉な状況を向ける事など、*無かったのに*]
(1) 2013/06/15(土) 05:18:47[コテージ・クレストの部屋]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 05:22:45
役人 ミハイルが接続メモを更新しました。(06/15 05:22)
―回想・裏口―
[>>3立ち会いを申し出るユノラフに相槌を。
トゥーリッキを刺殺したその後に労いを聞いて苦笑する。
彼の亡骸から離れようとしない蛇の尾を掴む。
このまま凍死させるのも蛇にとっては良いかも知れないが
トゥーリッキの遺言があった。]
あんたも。
取り越し苦労になったな。旅人が観念した今となっちゃ。
臆、ユノラフ。 あんた蛇は好きか。
[他に預かってくれる者も、此処には誰も居らず。
また、ダグは旅人の事を怪しんでいた。
彼に任せるのは、なんという皮肉か。]
それと、着るものを何か頼めないか。
近場のサウナにゃ何かしらあんだろ。
このナリじゃ彷徨ける気がしねえ
(18) 2013/06/15(土) 12:24:24[コテージ・クレストの部屋]
[マティアスの部屋に行く前の写真家を呼び止め>>4。
浴室に向かう傍ら、サウナへ足を運んでもらう事を所望。
この薄着で、そして返り血に染まった衣類で。
表を彷徨き、他人に見られたらなんといい訳をしたら良いか。
バスローブを調達して貰えば、風呂上りの裸体で礼を告げ。
ミハイルの脇腹にある聖痕――大きな古傷を彼は見たか。
写真家とは、――それで別れた*]
(19) 2013/06/15(土) 12:27:42[コテージ・クレストの部屋]
―微睡みの合間に―
…―――
[>>8眠気に身を任せる最中、腕に頭部の重みを受けながら、
行き場の無い手を、クレストの背中に回し。
口吟む唄のテンポに合わせ、背中を軽く叩いた。
その手も、眠気と共に動きを緩慢にし、やがてシーツに落つ*]
(20) 2013/06/15(土) 12:35:12[コテージ・クレストの部屋]
―二日酔いの朝―
[頭がズキズキするのは、久しぶりの殺しから来る夢見の悪さか。
軍属の頃は人を殺すのが日常茶飯事ではあったが、
一般市民を手にかける事態になった時は、気分も滅入り。
『誘う』のは、幸福に招くこと。
だから、殺人の後悔に囚われれる事もなく――]
ふ、 ぁあ。
[>>9腕の中で身じろぐクレストに気付いて目を覚ます。
欠伸と共に開かれた眠気眼は――]
おまえ、……やっぱり、『 占い師 』か
[>>10なんでと尋ねる物言いを、
何故一緒に寝てるのかという意味に誤って捕える事は無く。
黄檗色をより鮮やかにした色味を前に、識られたと悟った。]
(21) 2013/06/15(土) 12:45:54[コテージ・クレストの部屋]
[静かに、しかし迅速にクレストの首へと掌を伸ばす。
叫び声を上げるつもりだとて、
喉の振動を指で奪う事など、造作も無いこと。
二対のマルベリーは、深みの或る色。
深く深く――闇を見通し、そして闇と同化する色調。]
…………、どこまで識った。
[占い師に『識』られた事は、これで二度目。
以前は男の闇を、そして人で居た頃の記憶も暴かれた。
締める指の力を、言葉を発せる程度には緩める。
200年前に死んだ弟の面影を重ね寄せる対象が――、
その見開いた金色の瞳で、何を見たか問うた**]
(22) 2013/06/15(土) 12:57:02[コテージ・クレストの部屋]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 13:13:36
[>>23暴れるわけでも無く、悲鳴を上げるわけでも無く。
死を達観している様が、――憎々しい、忌々しい。
手を伸ばしてやれず、助けも求められずに逝った
哀れな弟が、その髪と瞳のいろに重なって、
どうにも出来ない苛立ちを、煽る。]
……このままへし折るぞ。
[抵抗も何もないならと、ただ掠れた聲を零す>>24クレストを見て。
しかし、それでも指に力が篭らないのは、
心の何処かで抵抗されて逃す事を望んでいるからなのか。]
(25) 2013/06/15(土) 13:47:38[コテージ・クレストの部屋]
―昨夜・クレストの部屋で>>32>>33―
二人?
………ああ、いや。
流石に数十分、雪の中歩いた所で死なんだろう。
日中との温度差で調子悪くしたんだろうな。
[ダグの自責の念を聞けば、首を横に振り。
常に寒い気候ならば、対策も打てる。
しかし気温の変化が著しければ、身体も不調に陥る。
クレストの熱い額に触れれば、前髪を静かに指で梳かす]
(45) 2013/06/15(土) 18:28:02[コテージ・クレストの部屋]
兄弟……、ねぇ。
[7歳の弟とは――髪も目も、色味が異なっていた。
母が厳しく弟に接していたので、理由を訊いた事がある。
薄々気づいていたが、納得のいく真実。
兄と弟は、―――母親が違う。]
髪の色も、目の色も違うけどな。
[ダグの言葉には訝しげに首を傾いだが、
目つきの悪さ辺りが似ているのかもしれない。
今は伏せられた瞼を見下ろしながら。
養蜂家の去り際の言葉を聞いて、口を開く。
ドロテアが彼に何を願ったのかは、知らず*]
(46) 2013/06/15(土) 18:28:12[コテージ・クレストの部屋]
お前、ないのか。
したい事とか、行ってみたい所とか
希望は何処にも無いのか
[>>40まるきし達観したような態度で横たわった侭、
クレストの手は、男の筋張った腕を掻きもしない。
簡単だ、体重を少し乗せれば良い。
頸椎をへし折るまでいかなくても、
気管を締めて血の泡を噴かせるなんて、造作もない事。]
―――…
[>>41兄を呼ぶ声に、首に添えてある手が硬った。
助けられなったもの、
戻った時には、腕を、足を絶たれて無残に転がっていたもの。
弟の面影の残る顔には、羽虫が舞っていた。
それを避けても、
ああ。琥珀のように綺麗な目が、目が、ない。]
(47) 2013/06/15(土) 18:40:09[コテージ・クレストの部屋]
[窪んだ眼窩には、琥珀の瞳の代わりに、
無数の蛆が沸いて、ミハイルを見上げる目は何処にも無い。
黄金はまた、姿を潜ませ。
弟のものでは無い翡翠の色に。
そうしてそれも、諦めたように眠るように。
瞼の下に隠れてしまう>>42>>43。]
………、なにも、いうな。
[男の問いは届いていたか。
死んでも良いと言い出しそうな、
声を伴わない唇の動きを塞ぐように――
触れるだけの、口づけを。*]
(48) 2013/06/15(土) 18:47:38[コテージ・クレストの部屋]
[>>34>>35ノックの音がした所で、身体を起こす。
クレストの首を戒めて居た手は離れている。
結局、 ―――…
『占い師』の息の根を止める絶好の機会を逃して。]
……おはよう。
[扉を静かに開き、養蜂家に挨拶をひとつ。
ダグの脇をすり抜け、その場を辞す。
ミハイルの足は、荷物のある広間へと。
いつまでもバスローブで過ごすわけにはいかない。
衣類を何処かから、調達しなくては**]
(49) 2013/06/15(土) 18:53:59[コテージ・クレストの部屋]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 18:56:58
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 18:58:02
[遺体が湖から上がったと謂う話は、
クレストの部屋をすぐに出て聞きそびれたものの
思念が聲が、ミハイルに教えてくれた。
便利なものだ、本当に。]
――。
[バスローブを浴室で脱げば、代わりに調達した衣類を纏い。
黒を基調とした衣類は、民族模様を首繰りにあしらっていた。]
煙草が、……吸いてえな。
[残る数本の入ったパッケージを昨日の衣類から取り出す。
乾いた血が張り付いていたが、構わず。
一本取り出して口へ細巻きを咥えると、
上衣の胸についている浅めのポケットへ箱を押し込む。]
(63) 2013/06/15(土) 20:08:50[コテージ・クレストの部屋]
[臭いの篭る浴室と、皆が揃う大広間と。
何方で喫煙する方が親切か。]
ふゥ…、
[物言いたげな、しかし聲無き唇の動き>>43。
200年以上前に命を落とした弟にも、
両親にも、会える手立てなど無いのなら――
紫煙を吐き出しながら、思うこと。
その聲を、見上げる瞳を、腕の中で震える身体を。
二度と失わないように、
いっそ――…永遠に己がものに**]
(64) 2013/06/15(土) 20:16:15[コテージ・浴室]
[Рабиと裏に綴られた写真。
映るは今と変わらぬ外見だがおよそ古めかしい服を纏った男と
7歳の子の、白と黒しか存在しない、古いふるい一枚。
当時、写真を撮る事は高価であり、給料のひと月分を費やした。
それでも長く掛かりそうな敵地への進軍に赴くなら、と。
生きて帰る事を夢見て、存在を傍においておきたかった。
返り血は浴びずに済んだものの、
クレストの部屋に置きっぱなしの上衣。
その中にひっそりと写真は、或る。]
よく考えたら全然似てねえよなあ、
あの子が大人になってりゃ、好青年になってただろうに
[両親と、弟の記憶ばかりを追い、
途方も無い、孤独の時代を生きた男が
今脳裏に描くは、雨の日の記憶――>>66]
(71) 2013/06/15(土) 20:40:59[コテージ・浴室]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 20:45:36
―十五年ほど前・雨に佇む水の精―
[10に届くか届かないかの頃の少年の足が、
泥混じりの水溜りを踏み、ズボンの裾を汚した。
傘もささず、ポケットに両手を突っ込んで歩く男の表情は、
気に入っていたスラックスを汚された事への苛立ちでは無く、
驚きで見開かれ、そうして固まっていた。
痩せぎすの少年の髪の色が、
雪のように、白く透けた肌が。
今は繋がりが写真一枚と成り果てた弟に、似ていたから。]
…… 名前は 、
[酒を飲んでいない男の口は回らず。
少年を見下ろして名を問うた。]
(72) 2013/06/15(土) 20:55:02[コテージ・浴室]
[それを切掛として、雨の降る日に同じ場所で出会う。
男は住処を語らない、少年の住処も聞かない。
ただ、傘を刺さない男と、本と傘を離さぬ少年との接触は続く。
何故傘を刺さないのかと問われれば、
雨が好きなのだと答えた。
少年の成長を見守りながら――、それから。
祖母が死んだと打ち明けた彼の髪を、初めて撫でる。
その日は、男も打ち明ける事があった。
別の国に赴任になったと、ただ一言。]
……俺と、一緒に行くか?
[水の精の気まぐれな言葉を、どう受け止めたのか。
沢山の本を持ってゆきたいと主張すれば、
それを許し、荷車の手配を*]
(75) 2013/06/15(土) 21:06:48[コテージ・浴室]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/15(土) 21:08:34
[響いた聲に、顔を上げた。
マティアスは死者と話が出来る。
これはほぼ確定と見ていい。
ミハイルの知る霊能者は其処までの力を持たなかったが、
恐らく或れは、盲である代わりに耳が良いのだろう。
そんな事は、『ドロテアと話をしていた』報告から、
簡単に察することが出来た筈だ。
――… 彼女だけではなくて
トゥーリッキもイルマも成仏せず、此処に居るのか。]
なら、あの話も筒抜けかも知れねえな。
[マティアスを偽物だとする証拠が無ければ、
それをでっち上げる事も、できなくはないかも知れない。
しかしならば何故告げたかという話になる。
きっと、俺は―――]
(101) 2013/06/16(日) 04:01:49[コテージ・浴室]
もう、
――役目を終えたんだろうな。
[神の使いごっこは、――飽きた。
だから、本来の姿に戻ろうとしている。
最早泥水に染まったその亡骸は、骨も残って居まいが。
世界の崩壊を告げる笛の音を聞いたあの日に
戻るべきなんだ]
(102) 2013/06/16(日) 04:06:24[コテージ・浴室]
もう一度同じ事を聞いたら、
あいつはどう答えるんだろうな……。
[>>90連れて行けと願った、あの時の言葉。
けれど、状況は今とまるで違う。
クレストは独りでは無い筈だ、本以外にも友人が出来た。
水の精はもう、必要ないのかも知れない。
泣いていた少年>>88は、うんと大きく為った。]
(103) 2013/06/16(日) 04:13:09[コテージ・浴室]
―大広間―
[>>99>>100濡れた服を手にとったクレスト。
スープを差し出すイェンニの姿が其処にあった。]
おはよう。
俺も貰っていいかな。
[イェンニがスープの配膳をしている。
彼女に一声掛けて、自分の分の用意を頼む。
昨日のソファでの睡眠よりも、
ずっとよく眠れたせいか、冴えている頭が弾く言葉は、
酔いを完全に失せさせていて、いつもの無愛想な役人の態度]
(104) 2013/06/16(日) 04:19:16[コテージ・浴室]
[濡れた服を乾かそうとしているらしいクレストに歩み寄る。
目を合わそうとしないようであれば、そのまま。]
………また、遠くに行く事になりそうだ。
[今度は、赴任だとは告げずに。
共に生きてきたサーベルを、優しく撫でながら]
お前、どうする?
[あの日のように――、
共に来るか?という誘いは、うまく口に出せず。
頭を撫でるにも、触れる事を躊躇って。
ただ穏やかな声を息と共に吐きながら、瞳を伏せた。
身に残った煙草の匂いを漂わせた**]
(105) 2013/06/16(日) 04:28:34[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 04:32:02
[>>108寝心地最悪の粗悪なソファに腰掛ければ、
此方を見るユノラフの視線に気付く。
その視線の意味は勘ぐるまでも無い。
ただ、一度見返して口端を上げるだけ。]
――居心地が悪いソファだな。
[ささやかな皮肉を残して。]
(113) 2013/06/16(日) 10:29:16[コテージ・大広間]
[>>110>>111器をテーブルに置くクレストの返答に、
表情を変える事なく、静かに目を細める。
声でけぇよ、という文句は飲み込んで。]
今度は、本持っていけねえぞ。
傘もな
[十五年程前から今までの年月を思い出しながら、
腕を組んでいた手を解き、漸く髪に触れた。
その色を見る度に重ねていた弟のことではなく、
今は――
出会った時の、そして成長していくクレストの姿を。
彼と過ごした日々を、脳裏で振り返る。
こんなにも記憶と心の面積を占めている存在だったのだと、
改めて気付かされてしまえば、
目の前のガキに負けた気分になってしまう。]
(114) 2013/06/16(日) 10:29:42[コテージ・大広間]
[スープが届くまでの間、置いた侭になっているグラスを取る。
最後の一本である酒は、最早半分以下になっていた。
もう一つグラスを台所から持ってくると、
片方は水で薄め、それをクレストの前に置き。
透明の液体が満たされたグラスを掲げる。]
…За твою улыбку.
[笑え、と促しを籠めて乾杯の誘いを*]
(115) 2013/06/16(日) 10:43:10[コテージ・大広間]
[>>116不満を顔に出すクレストに首を傾げ。]
…いつか買ってやるよ。
傘、くれぇなら、たぶん。
[窓の外を被う雪は、今は未だ雪のまま。
ミハイルが消滅する事によって、雪の精の加護を失えば、次第に霙に、そして横殴りの雨に変わるだろう。
雷雨は嘆きの涙。
暴風は嘆きの吐息。
外を散歩するには冷え切った気温を伴い、スコールはやむ事はない。
それは、『まだ終わっていない』を彼等に知らしめるもの。
これが最後に見れる雪だろう、とクレストの髪を撫でながら、無数に天から注ぐ白い棉達の舞いを愉しむ。]
(124) 2013/06/16(日) 12:47:31[コテージ・大広間]
[>>117向けられたグラスと共に零れた言に、僅かに瞳を開いた後―――
膜に張られた涙が、今にも溢れそうな翡翠を酒のつまみに。
髪を撫でる手を下ろし、クレストの手を握る。
ミハイルは穏やかな笑みを浮かべ、ひとつ頷く。]
[こつり、]
[グラスが合わしてから、口許へと寄せ。
長いながい旅出の執着駅と、
安らぎを与える不器用な笑顔と、
愛しい者を、永遠に傍へ置ける喜びを――]
[祝い、乾杯――キッピス――**]
(125) 2013/06/16(日) 12:48:07[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 12:57:41
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 14:04:56
役人 ミハイルが接続メモを更新しました。(06/16 21:49)
[>>136スープを取りに行く事を承諾するイェンニの
背けた顔に、心に。どんな思惑があるかなど知らず。]
そうか?
[>>146幸せそうだと形容されて、首を捻る。
伝えねばならない事を伝えただけ、と考えていたが
傍目からすればそう見えるのか?と。
知らず浮かんでいた笑みも、
鏡の前に座っている訳では無いので解らない。]
あァ……毒は、
…弱いものなら……、耐性がある。
訓練を受け始めた時は、死にかけたけどな。
[それは、『一度死んだ経験がある』という事にも値するか。
トゥーリッキの語った話を打ち消す為に
そう言った訳でも無かったのだけれど。
離れゆくイェンニが、最後まで話を聞いたかは解らない。]
(178) 2013/06/16(日) 22:02:50[コテージ・大広間]
[水に毒を流し込むのは、内側から敵兵を崩す為の常套手段。
腹を下す類の毒は簡単に手に入った時代。
非日常的な生活を送るに当たり真水を飲む事も多々あった。
その度に動けなくなっては、ただの肉人形だ。
盾になるだけ、犬や猫よりはマシかも知れないが。
それよりも、脇腹の致命傷を受けた事が一番頭に残っている。
抉れた皮は、肉は夥しい血を流し。
捲れた肉皮から覗く白い肋骨は砕けていた。
泥水の浮かぶ地面から顔を上げようにも、
力は入らず、生臭い臭いと強烈な痛みの中で――
はやく、 ――らくに、なりたい。
護るものなど、故郷には無いのだから。
帰る場所など、もう無いのだから。
熱林の中、苦しみに唸りながらそう願った。
開いた瞳孔は、誰かの影を最後に映して瞬き一つしなくなった]
(183) 2013/06/16(日) 22:15:45[コテージ・大広間]
[
や
さ 影
し と ○゚ 。゚
い 共
悪 に
夢 沈
の み
中 ゆ
へ く
。゚ 。○ ―――]
(189) 2013/06/16(日) 22:37:09[コテージ・大広間]
[幻想的な、
痛みも、苦しみも無いアクアリウム。
暗い水の底で、上を見上げれば仄かに明るい。
煌く水の動きを追い、踊る海藻を見つめて。
魚達の息吹を、直ぐ傍で感じた―――いつかの記憶*]
(190) 2013/06/16(日) 22:40:58[コテージ・大広間]
[>>148雪見酒を楽しんでいれば、学者の姿が。
占い師を探し出そうという提案に、
僅かばかり眉を下げてから]
ナッキを探る方法を持っていると宣言する占い師が、
何人も出た場合、どうするつもりだ?
トゥーリッキが嘘を盾に逃げなかったのが意外だがな。
[自らが有益な存在だと嘯けば、
私刑の対象から外れるかも知れない。
騙るのは、探されている者だけでは無い。
極限状態のヒトは死から逃れる為なら藁をも掴む。]
だから昨日、名乗り出た所で信用できないと言ったんだ。
占い師だと証明する手立てなどないからな。
(192) 2013/06/16(日) 22:49:54[コテージ・大広間]
[そうして迷宮に迷い込むだけ。
誰も信じれなくなって、迷走するだけ。
我が身可愛さについた嘘は誘発し。
惑わされて、踊らされて。
そうしていつか狂ってしまう。]
可愛いだろう。
花冠が無いのが惜しいがな。
[>>161学者の意図を全て見抜けずとも、
クレストの自尊心を煽っている事など理解が届く。
悪態をついて誤魔化そうとしているクレスト>>191に、
己の上着を貸してやろうとするも、何処かに置いてきたらしい。]
我慢しろ。
[仕方無いので、耐えろと短く告げる。]
(193) 2013/06/16(日) 22:55:28[コテージ・大広間]
[>>182居るかと問う声を聞けば、手招きする。
どうせ見えていないのだろうが。
ユノラフが彼を伴い近づけば>>182、それに任せて。]
なんだ。
(200) 2013/06/16(日) 23:08:35[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 23:11:06
それは、自分が霊能者だと宣言しているのか?
[>>201彼からその話を直接は聞いていないので、
死んだ男から話を聞いたということは、
それを認めるという意味なのかと逆に問う。]
(203) 2013/06/16(日) 23:14:42[コテージ・大広間]
トゥーリッキが生きてる時に話した記憶はねェな。
霊能者ならば、皆にトゥーリッキの魂の色を伝えるべきでは?
[>>205首を傾げて見せるが伝わるかどうか。]
死者の声が聞ける霊能者は聞いた事もねえが、
もしそうなら占い師以上に強いカードになるんじゃねえかな。
それをしないのは何故だ?
[質問には是で答えるが、退く気は無い。
広間に居る全員に響くような声で告げる。]
(209) 2013/06/16(日) 23:27:41[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 23:32:43
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 23:37:27
トゥーリッキの気休めになればと思って
言っただけに過ぎねぇな。
生きてる内に…聞こえていたかどうかは怪しいが。
それを聞いてどうする?
[>>212あくまで霊能者と断言しないのならば、
男も生前に聞かせていない>>269ので、偽り無く答え。
ドロテアから聞いたという話に関しては。]
お前の妄想じゃねぇのか?それは。
[どうかと聞かれてそうだと答える阿呆も居まい。]
何が言いたい?
[遠回りな物言いに、面倒そうに業を煮やして先を促す]
(216) 2013/06/16(日) 23:46:15[コテージ・大広間]
……占い師を殺すつもりか。
[>>218処刑対象に霊能者『は』居ないという事は、
占い師『は』処分すると考えているらしい。]
イルマが占い師だった可能性もあるな。
[クレストを隠すように身を乗り出し。
すでに占い師が存在していない可能性を挙げる。]
(221) 2013/06/16(日) 23:51:38[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/16(日) 23:54:56
なる程ね、じゃあ御託並べてないでかかってきたらどうだ?
殺してみなきゃ分かんねえんだろう?
[>>220こいつは莫迦だ――と思う。
ナッキだと思うのであれば、張本人にそれを問うより
周囲を説得すれば、処分も楽だろうに。]
俺は吹雪の中を歩けって言われても断るぜ。
ん?
[件のトゥーリッキのやり取りを思い起こし、
首を傾げさせる…が、やはり見えないだろう。]
(222) 2013/06/17(月) 00:00:03[コテージ・大広間]
[>>224クレストを処刑したいと告げる学者に、
表情の変化の乏しい顔は、強ばる。]
…トゥーリッキを占う事をしなかったのは、
他の奴の色を見たからかも知れねえだろう?
最初から旅人を疑っているような節は無かったからなぁ。
俺の知ってる占い師は一度に一人の色しか見れなかった筈だ。
今回の占い師がどうなのかは、知らねえが。
[クレストから己に学者の視線が移れば。
ただ不敵に笑うだけで。]
なんだ? 言いたい事があるなら言えよ。
明日にはあんたが水ン中に浮いてるかも知れねえぜ。
[空になったグラスをテーブルへ置くが、手は添えた侭。
濡れた下唇を舌で舐め、
クレストに手を出すつもりなら、投げつけるつもりで。]
(227) 2013/06/17(月) 00:15:29[コテージ・大広間]
[>>225マティアスの手が此方へ伸びてくれば、
手首を掴んで捻り上げる。
ユノラフは動いただろうか、友に腕が折られる危機に。]
ノロくてどうしようもねぇな、それじゃあ。
[しかし、腕をへし折る事もなく――
只、跳ね除けるだけに留め。]
(231) 2013/06/17(月) 00:21:06[コテージ・大広間]
[>>228マティアスを跳ね除けたその時に。
しんと静まった室内に、クレストの呟きが響いた。]
………そうだな。
いこうか、もう切符は買ってある。
[>>229物憂げな表情を浮かべるクレストの手を引き。
そうして玄関の方へと、向かう。
腰に掛けたサーベルは揺れ、歩を踏み出す度に揺れた。
窮地から救うことが出来る、と告げる同志には、
心の優しいお前が、人殺しになる事は無いと頭の中で告げて。
そう、闇から救う為に死の淵へ招いているだけ。
人間たちがどう捉えようと、男と同志は――]
(233) 2013/06/17(月) 00:29:41[コテージ・大広間]
[―――魂に、救済を与えているのだ。]
[老いに悩むことも、批難に悩むことも]
[痛みに耐えることも嘆き悲しむことも]
[水の底では、考える必要のないこと。]
[優しい水面が、
すべてを受け入れ、飲み込んでくれる]
(235) 2013/06/17(月) 00:34:20[コテージ・大広間]
[上着を取りに行こうかと少し考えたが。
あの写真はもう、―――必要ないから。
写真と共に一枚の紙切れが、
上着のポケットへ押し込まれている。
それは、彼の人に宛てた願いであり。]
(240) 2013/06/17(月) 00:41:02[コテージ・大広間]
さてねぇ。
俺は蝶に現を抜かした学者先生よりも物知りなもんでね。
なにせ、図書館に知り合いが居るからな。
[>>239学者の言葉には、笑みは崩さずにいなし。
クレストの家にある本なんて、読んだ事もない。
活字は苦手だ、目が疲れる。
仕事以外で触れたくも無いと思っている。]
それは困るね。
こいつは俺のもんだからな。
あんたに標本にされるわけにはいかないんだ。
[クレストの手を引き、足早にその場を辞す*]
(242) 2013/06/17(月) 00:49:31[コテージ・大広間]
役人 ミハイルは、司書 クレストの手を、きつく握り締める* [飴]
2013/06/17(月) 00:50:52
―雪降りしきる湖のほとり―
[夏日の暑さはうんざりだが、
昔を思い起こすこの雪は嫌いじゃない。
身を震わせるような寒さも、厭ではなく。]
……わるいな、
[その謝罪は、上着を着せてやれない事に対してか。
クレストを『人殺し』にしてしまう事に対してか。
何方ともつかない。]
(243) 2013/06/17(月) 00:55:25[雪の降る湖の前]
[>>241サーベルへと向く視線に気付き。
握った手を離す代わりに、クレストの髪を一度撫ぜ。
雪のかかった髪の毛を何度か梳いた後に。
ひと振りの刀を抜き、クレストの手に柄を握らせる。]
……ここ、だ。
[服は着た侭で、脇腹の辺りを示す。
布の下にあるのは、――聖痕。]
(245) 2013/06/17(月) 01:01:01[雪の降る湖の前]
色々、と……かな?
俺が人間じゃねえって黙ってたこととか、
こんな事に巻き込んじまった事とかよ。
……お前が、このコテージに偶然来るなんて、
思ってもみなかったからな。
[>>248クレストが到着したのは、
ミハイルがこのコテージに足を踏み入れたよりも
ずっと後のこと>>1:34。
他にもコテージはあっただろうに、
―――何故此処に批難してきてしまったのか]
クソ似合わねえな。
馬子にも衣装なんてのは嘘か。
[サーベルを手にしたクレストを見て、破顔する。
こんなにも、気分は落ち着いている。
それは、己の命を奪おうとしているのがクレストだからか]
(253) 2013/06/17(月) 01:24:28[雪の降る湖の前]
…ア?
なんだ、勝手に人様の上着漁りやがって、
コソ泥の真似事するようなガキのお守りはこりごりだ。
金輪際ごめんだな。
来世があったとしても、厭だ。
[>>249写真は、と口に出すクレストに、
あれはもういいんだと素直に言わず。
何年も、何十年も、百年も、二百年も。
見返して来た白黒の写真は、目に焼きついており。]
だから、もう少し大人になれや。
[ただの子供でしかないと、そう思わずに居られるように。]
(255) 2013/06/17(月) 01:31:14[雪の降る湖の前]
俺がそう易易と殺されるもんか、阿呆。
ただちょっとな……、疲れたんだよ。
[>>256天使の真似事をするのは、とは言えず。
共に在ってもその立場は全く違う。人と精霊なのだから。
だが、思想は繋がらずとも傍に置いておいたのは、
目の前のクソガキが、心の大半を占めていたから。
それに気付けたのは、あまりにも遅くて。]
花冠があったら、も少し様になってたかもなァ?
ワンピースはまあ、似合ってるよ。
[もう少し髪が長けりゃ。]
(259) 2013/06/17(月) 01:41:04[雪の降る湖の前]
置いてあるからつったって……。
………写真、しか見てねえよなお前。
[>>257写真と共に潜ませた紙片は気づかれていないのか。
写真の事にしか触れないクレストに、
少し安堵したような様子を見せる。
彼がミハイルの前に、その者も色を識った事など知らず。*]
(262) 2013/06/17(月) 01:46:13[雪の降る湖の前]
あァ、 呼んでやる。安心しな。
[>>261狙いやすいように身体を正面に向かい合わせ。
小花を散りばめたワンピースの裾が、ひらつく。
長年の相棒であるサーベルが、肉を貫くのを、
只、穏やかに見守って。
喉から溢れる朱が、
聖痕を貫かれてまた、朱が、
呆れるほど白い雪面を彩る。]
(264) 2013/06/17(月) 01:50:43[雪の降る湖の前]
[脇腹を刺された状態の侭―――
クレストをきつく抱きしめて、
一歩、一歩と足を下がらせる。
その方向には、――氷浮く湖。]
(266) 2013/06/17(月) 01:55:19[雪の降る湖の前]
Я тебя никому не отдам.
[ お前は、俺だけのものだ。 ]
[おいでおいでと呼びかけるのは止めて、
代わりに、途方もなく白い雪面と同じように
呆れるほどに、強い独占欲を篭めた誘いを――
そう長く人の姿は保てまい。
それでも、クレストがひとりきりにならないように、
彼が呼吸を止めるその時まで、
必死に人の姿をつなぎ留めて―――]
(268) 2013/06/17(月) 02:01:14[雪の降る湖の前]
[そうして、冷えた水を血の色に染め、
ミハイルの体躯は、只の水泡となった**]
.
(269) 2013/06/17(月) 02:04:35[雪の降る湖の前]
役人 ミハイルは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/17(月) 02:19:38
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