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ー教室ー
[机に顔をベッタリつけ、寝てるふりをしながら呟く]
このまま合宿とか全部終ってしまえばいいのに…。
[この姿勢でずっと居れば何もかも過ぎてしまいそうな気がした。ちょうどいいじゃないか]
…めんどくさい。
[物音に敏感に反応する背中]
…誰か来たな、どうする…。
[机に頭をべったり付けながら考える]
女の子だったら不自然な寝方しよう、男だったら本気で寝てよう…。
[物音に耳を立てた]
[目の前が暗くなる、気になりチラッと目を開けてみる…そこにはリウちゃんがっ!]
…っ!!リゥ、あ!、お、小野寺っ!!
[思わずガタンと椅子から飛び上がる、そして間を置いて冷静に]
な、なんでここにいるんだよ
[照れて顔を見れない。。。]
…まったく、子供だな。
[本当は書かれたんじゃないかと窓に反射して映る自分をチラチラ見る]
…だいたい、合宿は明日だぞ?準備しなくていいのか?
…ふ、箕鏡にも言われたか、みんなそう思ってるさ。
[椅子に座り直す]
お菓子なんて…本当に子供だな!遠足じゃないんだぞ。
[っは!と思う。「お菓子買い忘れた…」と。]
部活か…よくやるよな、あんなの。
いいんだよ、明日までここで待機させてもらう…めんどくさいからな。
[そんなことより、お菓子のことで頭がいっぱいだった]
そのことを俺は今子供…って…。
[こうなることを解ってたかのように出ていく小野寺、後を追っかけてやろうかと思ったが彼女の笑顔に免じて許そう…めんどくさいだけか。]
…お菓子だな。
[小野寺からの差し入れはまず無いと判断した]
…夜にでもコンビニで買ってくるか…。
[机にうつ伏せになる]
……*めんどくさい*
[何時間この机にうつ伏せの状態でいるだろうか…]
…眠れない、…眠れない。
[部活のかけ声やらなにやらここにまで聞こえてくる]
…まったく、何でうちの学校はこんなに元気なんだ?
[椅子から立ち上がろうとするが根がはったように動かない]
…めんどくさいだけか。
[動じず、うつ伏せのまま話す]
…机ってな、なんか知らないがすごく落ち着くんだ。
君には解らないと思うが、この木の香りがとてもいい。
[間を置いて]
…なんでここにきた?君も机に顔付けるためか?
…そうだろうな、そうだろうとも。
[スーっと机の臭いを嗅ぐ]
……ここにもう一人来るのか?
[「めんどくさい」と思った。もしかしたら聞こえたかもしれない]
…残念ながらこの机の中に…、つまり白紙だ。
提出する気はないよ
…あ、あぁ。
[「しまった」と思った。いつもの癖が出てしまったのを後悔した]
受験か?…するよ。
机が、恋しいからな…。
[俺に受験の話を振るなんて、どうやら瀬田は待ち合わせまでの時間がそうとう暇らしい。
…瀬田のさっきのやさしさに免じて彼女が来るまで話に付き合おうと思う。
彼女が来たらそっと寝よう…邪魔しないように。]
瀬田は受験するのか…?
[不思議なことにめんどくさいと言う感情は沸いて*こなかった*]
[耳を傾ければ三人の声が聞こえる。
机に顔をベッタリ付けてる体制もつらくなってきた…。
かと言って体制を変える気は無い。
もう少し様子を観察しよう…
そんなこと思ってるうちに深い眠りに入って*いった…*]
…やばい、寝過ごした。
[周りを見るとまだ盛り上がる話をよそ目に机の中から枕を取り出す]
…悪いが、俺は先に行くぞ。
遅れるなよ。
[みんなに軽く言うと教室を後にした]
教室→保健室
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