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[しばらくして、消防車と駐在員が駆けつける。
どうやら、火事と勘違いした誰かが
緊急の電話を入れたようだ。
火事はどこですか!?と尋ねられ]
いえ、火事じゃないんですけど
そこに……失踪してた子がいたんです。
[それを聞くと消防署員と駐在員は
建物―尾石荘―へと向かう]
[その後、別の部屋から
グリタとクルミも発見され、4人は無事保護される。
第一発見者は功績を称えられる前に、
知らせる方法に問題があったと
多少叱責されたとか*されなかったとか*]
[>>43渡された鞄は荷物が減ったはずなのにずしりと重くて。
押し黙った相棒の顔は、じっと見上げてもぴくりとも動かなくて。
色を失って立ちつくす骨董屋は、先程までとは別人のようで。どう見たって選択を迫るヨシアキが優勢なのだろうに。その横顔も、なんだか別人のようで。
少しだけ不安が募って、相棒の背広の裾を握った*]
……どうしたもんかなぁ。
[万策つきたかなぁ、と腕組み思案。
さすがにドアを蹴破るのは器物破損行為、後が色々と怖い。
ならどうするか、と思っていると、俄かに外が騒がしくなり]
……お?
[なんだ? と呟く間もなくどたどたと入ってくる消防隊員と駐在員。
何をしているのか、と問われ、とっさに口をついたのは]
ああ、いえ、ここの建物に、行方不明になっていた人がいるような気がして……。
[細部はともかく、大筋では間違いのない説明に、消防隊員は一先ず納得したらしく。
その後は、彼らが手際よく救出作業を終えるのを眺め]
……取りあえず、一件落着……なんかなぁ?
[未だに肩に居座る『お客さん』に問いながら。
何気なくポケットから煙草の紅い箱を出したら、消防隊員に怒られた**]
[窓越しに、見える、上がる、煙。
そして誰かが通報した、消防車の音。]
もしかして、近付いてきている?
[耳を澄ます向こう側。
助けが来るまでもう少し。]
[その後、難題は瞬く間に片付けられた。
多少、疑惑は掛けられたものの、
皆の機転で、大目玉を食らうことはなく。]
結果、オーライって所かしら?
[壊されるドアの、飛び散る破片と
救助される新聞記者を見て、
なぜか宇宙的な神秘を感じたり、感じなかったり。]
しかし、相変わらず素敵な内装よねぇ。
[まるで他人事のように壊されていく内装を見。
大家のあたふたする顔を想像するすがたは、
まるで悪戯っ子のように無邪気に。]
とりあえず、こちらは一件落着ではないですか?
[煙草を吸おうとして怒られる、
作家先生の隣で、小さく笑んだ*]
[物々しい雰囲気を後に扉は開き、入ってきた消防隊員の一人が押入れの襖を開いた]
勝手に開けていいんですか?
[そんなこと言いながら、自分は今さっき冷蔵庫を開けたけれども。
押入れの中には一組の布団と、小さな機械があった]
ホームプラネタリウム。
[遠目にもわかった。
少年だった頃、アレが欲しかった時期があったから]
さて、と。
フユキ先生、次回掲載分のあらすじさっさと下さい。
俺の隣の席のイラストレーターに頼まないと間に合わなくなってしまいます。
[そう言って、何事もなかったかのようにその場を離れようとした――ら、話を聞かせてくれと呼び止められてその日は潰れたのだった]
[地面に転がった骨と、少女に渡された鞄と、
不安げな顔をする少女と、
どこか、達観したような男と。
沈黙のままにそれらを見比べて、
小さく肩を落とした。]
…私も、荒事向きで無いのは承知しているからね。
[ゆる、と火掻き棒を動かして、
棚の上のものを引っかける。
上から落ちてきて、手の中に収まったのは、
ほとんど真っ黒に染まった人形。]
―――実際、君が欲しいのは、
あの土地の"安全"、だけなのだろう?
ならもう心配要らない。
あの土地からは、もう、"何も出ない"。
[提示された選択肢とは無関係な話を、口にする。]
だから、それを置いて、
その歯も置いて、
ここから立ち去ってくれないかな。
[店主の言葉に、少し笑った]
――良いですね。
思ったより、真っ直ぐだ。
[羨ましそうな声で、そう言って]
実際、僕は正義の味方になるつもりはないのです。
僕は、僕の手が届くものだけ守れれば良い。
故に、条件があります。
一つ目は、うちの土地に手を出さないこと。
二つ目は、僕の知己に手を出さないこと。
三つ目は、失踪者を家へ返すこと。
、
彼女たちが生きており、納得するのなら僕が口を出す事はありません。
僕の仕事的には、単なる「いたずら」ってことで落ち着くといいな、と思っています。
[どこかで、誰かが言ったような言葉を言って]
それ以外は、僕にとって、貴方と警察の話です。
ですが、この約束が守られなかったときは、
僕は貴方の大切なものを穢すことを、約束します。
――僕は、約束を違えたことがありません。
[ゆめゆめ、お忘れなきよう。
そう付け足して、その口を閉じた]
[>>77棚の上から落ちてくる黒い人形。
肩を落とした男は、それでもなんだか大きく見える。
言葉を返す相棒の笑った顔は、ここからじゃよく見えないけれど。
耳に届く音に、ぎゅうと背広の裾を握り締めた]
[提示される条件。少しだけ目を見開いてヨシアキを見上げる。
誰かのいたずらの誰かが自分になっても構わないと思う。
あの土地がちゃんと売れて、会社員が困らないといいなと思う。
消えてしまったみんながちゃんと、帰ってくればいいなと思う。でも]
骨の人、またどこかに置くの? バラバラにするの? まだ寝せてあげないの?
[そこまで言って、答えを持つのが相棒ではないと気づいて、黒い人形を持つ男に視線を転じた]
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