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仁、照れてる・・・―――
[明らかに動揺している様子
くすくす、笑いながら]
可愛い人だね、仁は
[赤い顔に、手を伸ばしてみる
無論、意地悪をするためだ、幽霊だもの]
[校舎の外に立っていると、皆が一階の教室の窓を開けられずに戻っていくのが見えた]
あれ……みんな。私が見えないの?
[近付いて窓を開けようとすると、難なく開き]
なんだ……窓開くじゃない。
[窓から校舎内に戻り、窓を閉めて鍵をかけ――背筋を寒気が駆け上った]
鍵。さっき、かかってなかっただけだよね。
[なら何故皆は開けられなかったのか。皆に自分の姿は見えないのか]
もしかしてここ……ちょっと次元がずれてるの?
[オカルト部なだけあって、理解は*早かった*]
何って、悪戯
幽霊だもの、悪戯するのが仕事でしょう?
[手が触れたなら、そのまま顔を寄せて
ふぅ、と息を吹いてみる]
何をしたら照れるのか、実験
実験…って…お前な…
[顔が近づいてビクッとなるが、息を吹いてこられて]
だから感覚はないと言うておろう?
そんなことより、近い近い
[周りで皆が見ている。変に思われないか冷や汗ものだった]
いいいいい厭というよりな、
ま、周りの目がだな…
か、かか、勘違いさせるとだな…
[人間の時の感覚が戻ってきそうで焦り、
しどろもどろになっている。
顔は真っ赤になっていた]
周りの目・・・――――?
[きょろきょろ、周りを見回したけれど
気にするような視線は、感じなかった]
亡者は、そんな事気にしないし
人には、私達、見えないし
勘違いするような人、いないけど
へ?…は、はは…そ、そうだな…
勘違いしていたのは…こちらだったか…
[苦笑いになり、フイッと目を逸らした]
反応がなくて…悪かったな。
[目を伏せた]
なぁに、仁
すねちゃった?
[目を逸らす様子に、首をかしげた
本当に、人間みたいな子だ]
機嫌なおしてよ、ね?
[顔をつついたり、してみるけれど
感触は、やはりなかった]
照れる・・・――――?
[幽霊なのに、照れるのかな
いや、彼は人間に近いんだったか]
なんだ、恥ずかしかったんだ?
[白状した様子に、くすりと笑う]
いいじゃない、恥ずかしがらなくても
長い時間をかけて、出会ったのだから
そっか、まだ無理、か
[ふむり、考えてみたけれど
どうしたらよいのかも、わからずに]
人間同士だと、こういうの、恥ずかしいの?
でも、私の記憶だと
こういう事する、人間もいたよ
た、たしかにこういう事する人間はいたがっ
[真っ赤になって騒ぐ]
俺はこういうことはしたことないんだよっ
[ヤケになっているようだ]
そうなの・・・――――?
初めてだと、恥ずかしいものなんだ?
[自分が人だった頃の記憶を、手繰ってみた
けれど、記憶など永劫の闇の彼方
取り出す事は、出来なかった]
でも、したこと無くて死んじゃったら
寂しいね、きっと
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