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あー……そうだな。
ここに転がってると、通る時困るし。
[運べるものを探しに行く、というカウコ>>0に頷いて、降りていくのを見送る。
相変わらず、彼を見ていると視界に影のようなものがちらつく。
ほんとになんだこりゃ、と思う反面――もしかして、という予感めいたものもひとつ、あった]
まあ、埋めたりなんだりは大変そうだけど、そこまで持ってきゃ何とかなるんじゃない?
[イェンニ>>1に返す声は軽いもの]
……っかし、まあ。
[は、と零れるのは重いため息]
これから、どーしたもんかねぇ……。
[予感があっていれば、まだ終わっていない。
そして終わりにするにはどうすればいいか、の手がかりめいたものもある。
その上で動きに悩んでしまうのは……理不尽な『ゲーム』に対するあるやこれやの思う所のせい。**]
……ああ、そこは俺も変わらんわ。
とっとと終わりにして、現実に帰りてぇよ。
[小さな息と共に紡がれた言葉。>>5
それは全く同意なのでこう返し。
呟くように続けられた問い>>9に、ひとつ瞬いた]
俺……?
そりゃー、俺だって死にたくないし。
そのために殺なきゃならんってんなら、それを躊躇うってのはないわ。
[間を置いて、返したのはそんな言葉。
イェンニの言葉の意味する所、その深い所までは察する事はできないが。
あちらにはあちらなりの事情があるのは読み取れて]
……終わりにするには、結局、『鬼』さんを退治しないとならんわけで。
こちらさんがソレならいいんだろうけど、なんか違う気もするし。
とりあえず、今気になってる部分が解消されたら、後は一気に動くしかないかなぁ、なーんて思っちゃいるけどね。
[軽い口調でさらりと返し、浮かべる笑みはどこか鋭いもの]
いやいや、任せっぱで悪いね。
……足側ね、りょーかい。
[担架を担いだカウコ>>7が戻って来たなら、頼まれるまま足側を支え、地下へと向かい、亡骸を安置して]
あー……まあ、一気に色々起きたし。
今は、休みたいのは俺も変わらんわ。
[休息を求める二人>>8 >>11に返すのは同意の頷き。
そのまま何事もなければ、部屋に戻って休息を取る。*]
[地下墓地から上へと戻り、途中、メイドに軽い食事を頼んでから、個室へ。
踊り場は既に片付けられており、紅の跡は見えなかった]
……すげぇな……。
[ぽつり、呟いた後、個室へと。
届けられた食事を取り、あれこれと思考を巡らせている間に、いつの間にか眠っていたりしていたが]
……ん……。
[それでも、惰眠をむさぼれる状況ではない事もあり、目覚めはそう遠くなく訪れて]
……変な夢、見た。
[起き抜け、落ちるのはこんな呟き。
うたた寝の夢に浮かんで消えたのは、きらきらと瞬く光の舞のようなもの]
何なんだかなー、ホントに。
あの影といい、今の光といい……何なんだか。
[ぶつぶつと呟きながら、まずは、とシャワーを浴びて気持ちを切り替え。
それから、でき得る限り静かに部屋を出て、一階へと降りた。*]
[一階へ降り、最初に足を向けたのはエントランスホール。
人気なく、しん……と静まり返った空間を抜けて、重たい玄関の扉へと手を触れて]
……やっぱり、開かない、か。
つまり……。
[予想通り、まだ終わってはいない、という事。
なれば、と思考を巡らせつつ、その場に佇んだ。]
……お。
[とりあえず、ここからどうするか、と思いつつ。
ふと、人の気配を感じて振り返る。
目に入るのは、降りてきた姿。>>19]
よーっす。
おはよーさん……でいいのかね、今って。
[ひら、と手を振りつつ、投げかけるのはこんな言葉。*]
[返される挨拶と笑みは軽いもの。>>21
けれど、そこにはどうにも影がちらついて見える]
ああ、もしかして終わってるなら、出られるのかなー、なんて思ったんだが……まあ、結果はお察し、ってね。
[問いに返しつつ、やれやれ、と肩を竦めて見せる。*]
……難儀なこった。
そーゆー事だねぇ。
[口に出されなかった部分は、言わずもがな、という所。
故に、こちらも触れる事はなく]
ぁー……そだねぇ。
食べといた方がいいのは確か、かな。
[ここで立っていても仕方がないは確かで。
もう一つの確かめたい事は、現状ではどうしようもないから]
俺も、軽くなんか食べとくわ。
[返すのは、誘い>>23に乗るという意の言葉。*]
まあ、食欲はな。
それでも、食わんと動けんのは同意。
[文字通りの腹が減ってはなんとやら、だななんて思いながらカウコと共に大広間へ。>>26
軽く食べられそうなもの、という事で、こちらもサンドイッチを頼む。
飲み物は紅茶だが。
座る場所はこちらも適当。
ただ、距離は微妙に開けていた。*]
[さすがに今の状況では隣同士で、というのは難しい。
とはいえ、自分的には決定打となるものがないから、すぐに動くつもりもなく。
結果として、距離はあるけれどそれなりに穏やか、という空間が発生していた]
……いやそれ、最高に分が悪くない?
食を制する者は須らく最強なんだから。
[物騒な冗談>>28に、こちらも軽口めいた言葉を返しながら食事をとる。
紅茶の香りが、気を鎮めてくれるような心地がした。*]
あー、確かに。
鍵かけてても無駄っぽいわ。
[実際、各部屋の合鍵くらいは管理しているだろうから、籠る事自体無理だろうな、なんて思いつつ、食事を進める。
冗談の内容は過激だが、深刻さを増したくないのはこちらも似たようなものだから、乗っかる形で続けていた。*]
[そんなやり取りを続けていた所に、イェンニが姿を見せる。>>31
そちらを見やり、や、と手を振った所で、異変に気付いた]
…………光?
[うたた寝の夢で見た、弾ける光。
それとよく似たものがイェンニの周囲に見えたような気がした。
何故そんなものが見えるのかはわからない。
考えられるのは、『ゲーム』上の役割に基づく何か――なのだが]
[ふる、と首を軽く振る。
影と光が意味するのは何か。
その予想は、簡単につけられるのだけど]
あー……これ中々うまいよ。
[同じものをと頼む様子に、軽い口調でこう呼びかけていた。]
[追及されなければ、今はこちらも何かいう事はしない。
食事の間くらいは穏やかに、というのは同じなのだから]
中々難しいけどね、そこ気を付けるの。
[冗談めかした返し>>35にへらりと笑った。
実際に味わった上での感想にその笑みが深まったのは一瞬の事。
食べるだけ食べて、カップの中の茜を干せば、休息は終わり。
後はカードを切って、動き出すのみ。**]
[カップを傾けながら巡らせる思考。
宴の始まりを告げられた時に感じたもの、その時に刻まれた何か。
二人の上に異なるものが浮かんで見えるのは、その『何か』の作用によるものだろう。
少なくとも、今まで生きてきた中であんな現象にはお目にかかった事がない。
なれば、ちらつくものが意味するのは何か。
影に潜まねばならぬのは、光の下にあっても問題ないのは。
あれやこれやと考えた末、その結論は]
[茜を乾したカップをソーサーの上に置く。
カップの内側には、花を象った意匠が施されていた]
……趣味、いいわー。
[象られていた花は、外に咲き乱れていた緋色の華。
それと気づいて苦笑いしたのは一瞬の事]
そーだねぇ。
いつまでものんびりしてても仕方なさそうだし。
[ここまで、というイェンニ>>31に応じるように言って、立ち上がる]
んー……殺し合いっちゃ、そうだけど。
[瞳を細めるカウコの言葉>>38に、緩く首を傾いで見せる]
どっちかって言うと、俺的には『鬼退治』の方が、メインかなぁ。
やる事自体は、変わらんけど。
[紡ぐ口調はごくごく軽いものの。
カウコに向ける瞳にあるのは鋭い光。*]
あー、なんかねぇ。
『ゲーム』が始まる時に、トクベツなカード渡されたみたいなんだわ。
[そこは別に隠す所でもないので、さらりと返して]
いやあ、結構大事よ?
『鬼退治』だけして終わらせるか、無差別殺人するかじゃ労力が桁違いだもの。
[言い換えなくても、という言葉>>42に返したのは本音。
指針がないなら無差別もありかも知れないが、あるなら活用するのが男の信条だった。
そうやって言葉を交わしつつ。
タイミングと距離、それらを計って、呼吸を整える。*]
あったんだよねぇ……引いた俺もびっくりしたけど。
[普通に予想出来るものじゃない、というのはさておいて。
立ち上がりながら向けられた問い。>>45
それに、僅かに目を細め]
そりゃあ、もう。
ここまで熱視線向けてるんだから、そこは察してほしいなあ。
[冗談めかした口調で言いつつ、ひとつ、息を吐く]
俺が見つけた鬼は、あんただよ、カウコ。
[それから、低い声で淡々と、問いへの答えを投げ返した。*]
当人にも説明なしだったんだから、そこらは難しかったんじゃね?
[先に教えろよ、というは自分にもあったから。
ここまでは、紡ぐ口調も軽いもの]
残念ながら、その通り……ってね。
[大げさなため息の後の言葉>>47に向けるのは肯定。
イェンニの動き>>47は視界の端に捉えつつ、こちらの邪魔をしないのであれば、と特に意識は向けず]
まあ、そーゆー訳だから。
[言いながら、懐へと手を入れて]
……できれば、大人しく退治されてほしいんだけどね!
[多分望めないんだろうなー、なんて思いながら踏み込んで。
忍ばせておいた短剣を引き抜き、切りつけるべく大きく振るった。*]
……わっとぉ!?
[踏み込みを出迎えたのは振りかぶられた椅子。>>52
これの直撃はシャレにならない、ととっさに後ろへと跳んだ]
いやまー、そうだろうけど、ねぇ!
[口調は軽めに言いつつ、舌打ちひとつ。
簡単に行くとは思っていなかったが、さてどうするか、と。
荒事の経験はあれど本職とは言い難い運び屋は、思考を巡らせる。*]
そこに関しちゃ、全面的に同意、だがっ!
[こんな理不尽な状況下で、いきなり殺し合いを要求されて。
それで死ぬ事を選べるような気質じゃない。
だからこそ現在進行、自分に迫る『死』に抗っているわけで]
……っ!
[ナイフを手にしたカウコが距離を詰め、ナイフを繰り出してくる。>>54
ここで避けたらまた繰り返し――とは予想に難くない。
だから]
生憎と…………仕事の途中、なんでねぇっ!
[迫る刃は、急所を逸らせれば重畳とばかりに僅かに首を逸らしつつ。
こちらは手にした短剣を心臓の辺りを狙って突き出した。*]
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