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[三人手を繋いで、歩ける所まで歩いて。
たどり着いたのは、川辺]
……ここ。
この先に……。
[待っているのは。
なんて考えながら、ぐるっと周囲を見回した。*]
あ。
[見回した視線が、手を振る姿>>3で止まった]
……えーと。
ケーキ、持ってきたぞー。
[ここはなんていうところだ? って。
ちょっと考えて。
とりあえず、片手に持ってたケーキ、掲げて見せた]
みんなで食べよーぜ。
ひとりじゃ、さびしーから。
おわっ。
[突進は予想外だった。
取りあえず、落とさないように死守しながら、ぽふぽふいもーとの頭、撫でて]
はいはい、わかったわかった。
パイナップルは、とーさんのお土産だかんなー。
[いつもと同じノリでいう。
理屈じゃなくて、ここにいるのが、俺の家族なんだ、って。
……だって、それでいいじゃない、って。
そんな風に思いながら]
ほら、落ちついて食え。
[差し出された手>>8に、ケーキを渡して。
何かを探す視線>>9を追いかけた先の姿>>10に、少し眉を下げた]
…………。
[なんか言おうとして、声、引っかかった。
言いたい事はさっき言っちゃったから、これ以上何も言えなくて]
[同じような、困った顔>>13を向けられて。
駄々をこねながらケーキをもぎゅもぎゅするいもーとを、見た]
……同じとこにいなくても。
家族に変わりない……で、いいんだよ、な?
[一人だけ違うのは、寂し過ぎるから。
ほんとは一緒がいいんだけど]
また、逢いに来れるなら。
……寂しく、ない?
[こて、と首を傾げて投げた問いかけは。
そこにいる家族全員に向けたもの]
……そ、か。
[寂しくない、という言葉。>>15
自分にとって、一番大事なのはそれだった。
それが聞けたから、少し、安心した]
かーさんが寂しくないなら、俺は、だいじょーぶ。
[ちょっと心配だけどね、って。
付け加える表情は、苦笑い。*]
[突進していくいもーとを、あー、って感じで見守って。
それから、ダディが消えて行くの>>18見送った]
そーか。
できるこ、ならだいじょーぶだな。
[問いへの返事>>21にへらっと笑って、もっかい頭をぽふっとした。
そっぽむいてる事には、突っ込まないで]
んー、じゃあ、俺もこれ使って乗ってく。
手漕ぎは多分、体力続かないし。
[足漕ぎボート>>22見て、そんな理由で渡り方を決めた。
体力関係ないかもしれないけど。
思い出したから。
自分は筋金入りの引きこもりだった事を。
だから、比較的楽そうなルートを選択して]
ん、じゃあ。
……行ってきます。
[またいつか、逢うために。
ただいま、って言うために。
そんな事はわざわざ言わない。
言わなくたって、きっと伝わると思うから。
だから、その代わりに手を振った。**]
……こんにゃろう。
[ここで人を使うのか。
なんて思いはするけれど、頑張ってしまうのが兄貴心理というもので]
…………。
[当たり前のように返ってくる言葉と、振り返される手。
それに、へら、と笑って──川へと、漕ぎ出した。**]
[向こう岸に近づいたら、駆けてくる姿が見えた。
あれ? と思いながらも、その近くにボートを止めて]
……あー。
[苺を持って、立ってる姿に]
よ。
寂しく、なかったか?
[へら、と笑って呼びかけた。**]
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