87 風の音・刻の音・ワスレモノ
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─ 駅前公園 ─
[ようやく切り出した呼び出し理由に、相手は案の定の反応>>24を示した。そりゃあそうなるわな、と心の中で思う]
そう、あのばーさん。
趣味なんだろ、周りに見合いさせるのが。
俺もお前にそんな時間は無いって言っといたんだが、本人から返事を聞くまでは諦めないって言っててさ。
……それ分かってたから俺の妹をあてたんかな、ばーさん。
[知り合いなら改めて席を設けなくてもある程度の判断はつく。見合いババアの本気を見た気がした]
(31) 2012/04/29(日) 22:40:33[駅前公園]
半人前ってなら俺も同じだっつー。
店は継いだけど、まだまだ親父に頼りっぱなしだし──って、俺?
[問いを投げかけられて>>25、円くした目を一度瞬く]
あー……まだ悩んでるとこ。
親父やお袋は良い機会だから受けとけ、って言うんだけどさ。
[視線を横に向け、困惑を載せた表情で後頭部を掻いた]
両親も早いとこ落ち着いて欲しいらしくてさー。
家を絶やしちゃならん、って考えてるみたいで。
…俺だって外に出て働きたかったのによ。
[視線は祐樹から逸らされたまま。最後の言葉はぽつりと小さく紡がれた]
(32) 2012/04/29(日) 22:40:39[駅前公園]
─ 駅前公園 ─
じゃあばーさんの仕事にしとくか?
[溜息>>35に返したのは呆れを含んだ軽口。続くぼやきには、「だよなぁ」と短く返した]
んっとによー。
うちくらいだぜ?
昔ながらの方法で薬作ってんのなんて。
世間ではもっと効率よく薬作ったりしてんのにさ。
[愚痴が続き、今度はこちらが溜息をつく。そんな折、祐樹に肩を叩かれて>>36、ようやく視線がそちらへと向いた]
(38) 2012/04/29(日) 23:15:18[駅前公園]
ってー……悪ぃ、愚痴になっちまった。
んで、その様子だと見合いの話は断って良いんだよな?
[愚痴を零してしまったことに苦笑を浮かべ、改めて呼び出した理由についての返事を問う]
(39) 2012/04/29(日) 23:15:23[駅前公園]
─ 駅前公園 ─
[自分でも、ねーな、とは思ったものの、見合いババアについての話はそこまでにして。さらりと返る言葉>>41に、苦笑がおかしげな笑いへと変化した]
ははは、んじゃそーゆーことで。
そのためにはまた休み取れるようにしとけよ?
[時間が取れなきゃ愚痴も聞けん、とそう言葉を向けておく。見合い話の返事>>42については一つ頷きを返して]
りょーかい、ばーさんに言っとく。
納得しなかった時は連絡するわ。
[少しだけ肩の荷が下りたような表情で言った]
(46) 2012/04/29(日) 23:43:38[駅前公園]
そうそう、折角休み取って来たんだし、ゆっくりしてけよー。
いつも仕事に追われてんだろ、どうせ。
久々に海でも見て充電して行けな。
[呼び出したのは自分なのだが、そう祐樹に対して言う]
(47) 2012/04/29(日) 23:43:44[駅前公園]
─ 駅前公園 ─
それは流石になー。
[笑って言う祐樹>>55に合わせて同じように笑い返して。見合い話の件については再度了承の意を向けた]
そうそう、行って来い。
絵、描けたらまた見せてくれな。
そんじゃ俺は買い物してから店戻るわ。
親父に任せっぱなしだから、機嫌直すもん持ってかねーと。
[父親の件で肩を竦めながら、海辺へ向かう途中にある商店街を親指で示す]
(62) 2012/04/30(月) 00:15:49[駅前公園]
─ 駅前公園 ─
今日お前と会う約束があるってこと伝えるの忘れててさ。
見合いの話伝えてくるってことでどうにか店番頼んで来たんだよ。
今日は釣りに行く予定だったとか何とかで親父カンカン。
[事情を説明して苦笑を浮かべ、後頭部を掻いた]
おぅ、そっちの親父さん達にもよろしくな。
んじゃ。
[ひらりと祐樹>>64に手を振ると、公園の喫煙スペースを離れ歩き始める。何を買って買えるかと考えながら、駅前の商店街へと歩を進めて行った]
(67) 2012/04/30(月) 00:32:41[駅前公園]
─ →駅前商店街 ─
無難なのはつまみか。
[酒飲みの父のこと、その肴があれば機嫌も良くなるだろうと考えて、乾物屋へと足を運ぶ。
その途中、前方から近付く人影を見つけて、思わず足を止めてしまった]
げ……ばーさん……。
[そこには噂の見合いババアが居て、自分を見つけるや否や、満面の笑みで近付いて声をかけて来る]
あーあー、そうだばーさん。
祐樹……笹川んとこの長男の見合いの話。
あれ、本人に聞いたら見合いしてる暇やっぱねーってさ。
直接聞いて断られたんで、その話は無かったことにしてくれ。
[引き攣った笑みを浮かべつつ、何か言われる前に先制攻撃。見合いババアは不満げにあれこれ言っていたが、ババアの中では後で自分で確認すると言うことで落ち着いたらしい。きっと祐樹の自宅に電話でもするのだろう]
(84) 2012/04/30(月) 01:19:04[駅前公園]
つーわけで俺はこれで……ぐえっ。
[そそくさと逃げようとしたが、すかさず見合いババアに襟首を掴まれ離脱に失敗した。襟が喉に食い込んで、少し咳き込む]
げほっ…ばーさん何を───え? 俺?
あー…………。
[自分の見合い話はどうなのかと問われて、思いっきり視線が泳いだ。受けるか断るかはまだ自分の中では決めていないため、しばらく答えに窮して。間を空けていたら、先方にも都合があるのだから、と返事の催促をされてしまう]
悪いっ、ばーさん。
もうちっとだけ時間くれ。
じゃ!
[結局返事は先延ばし。見合いババアの隙を突いて手から逃れ、一目散に逃げた]
(85) 2012/04/30(月) 01:19:11[駅前公園]
あーもー、心臓に悪いぜ…。
[駆け込んだ先は目的地にしていた乾物屋。いらっしゃいと出迎える店主に対して右手を上げて、呼吸を整えた]
ホタテの貝柱ある?
それ2袋。
[そこそこ値の張るものを買って、父親の土産とする]
え? 咳止めの薬?
それならまだ在庫あるよ。
…あちゃー、奥さんが、そうなんだ。
他にどんな症状出てる?
メモ書いてくれたら用意しておくよ。
後で取りに来てくれな。
[ついでと言わんばかりに店主に相談を持ちかけられ、症状を聞いたりメモを取ったりでしばし時間を潰す。帰りも見合いババアに遭遇してしまうのを避けるためであるのは*言うまでもない*]
(86) 2012/04/30(月) 01:19:20[駅前公園]
薬屋 ライデンが接続メモを更新しました。(04/30 01:19)
薬屋 ライデンは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2012/04/30(月) 01:22:31
薬屋 ライデンが接続メモを更新しました。(04/30 21:32)
─ 駅前商店街 ─
んじゃあ用意しておくから、店終わってからでも取りに来てな。
[症状を書き留めた紙を手にし、乾物屋を後にする。紙は畳んで懐へ、手には父親への侘び土産を持って商店街の通路へと出た。
のだが]
ぉわっとと!!
[足元で何かが駆けた気がして、その場で急ブレーキ。倒れるのは免れたが、つんのめる体勢になってしまった]
(113) 2012/04/30(月) 21:56:05[駅前商店街]
っぶねぇ〜、何だ今の白いの。
[目を円くして辺りを見回すも、目端に捉えたはずのものはそこには無く]
……いねぇ?
[盛大に首を傾げる羽目になった。
その頃だろうか、聞き慣れた声に名を呼ばれた>>110のは]
ん? おー、飛鳥さん久し振り。
[体勢を立て直しつつ、空いた手を顔の横に上げて挨拶した]
(114) 2012/04/30(月) 21:56:11[駅前商店街]
サボりじゃねーって。
用事あって出て来たんだよ。
[にやにやする飛鳥>>118に糸目でじとり。会った時の日常挨拶ではあるが、突っ込みは忘れない]
うげー、どこまで話広まってんだよ。
ババア共の茶請けになってんな、こりゃ。
[挨拶に使った手で顔半分を覆い、天を仰ぐ。洗礼と言われて視線を飛鳥へと戻すと]
そーゆーお前はどうなんだっつー。
あれからなんもねーの?
[自分より先に洗礼を受けたはずの相手に問い返してみる]
(122) 2012/04/30(月) 22:16:19[駅前商店街]
経験談としては聞いておきたいが、今ここで長々話されるのは困るな。
親父をこれ以上待たせたらぶん殴られる。
[返された言葉>>130に真顔で言った。殴られると言うのは嘘ではない]
ふーん、そんなものか。
他の人もそうなんかなぁ…。
[受けるかどうか悩んでいるものだから、先人の意見は聞いてみたいもので。飛鳥の考えもその一つとして取り込もうとする]
ん? 鎮痛剤と風邪薬か。
了解、他のでも頼まれてるから、一緒に用意しとく。
……そーいやそっちのばぁちゃん、大丈夫だったか?
[骨折した話は聞いていたから心配げに問うた]
(135) 2012/04/30(月) 22:48:26[駅前商店街]
うーん……。
まぁ、会ってみないことには是も非も出せねぇのは確かだけど。
既に親が乗り気だからなぁ。
…もうちっと考える。
[見合いを望む理由も拒否する理由も無いために悩んでるというか。流されて受けるのもなぁ、と言う反骨心があったりするために悩んでいるというのが正しいのかもしれない。
飛鳥の祖母の話>>146を聞くと、安堵した表情になり]
元気なら良かった。
でも病院出て来るのはちゃんと治療してからにして欲しいぜ。
[抜け出してきそうと言う話に肩を揺らした]
そうだな、時間作ってそのうち行くよ。
あいつらも呼び出して行くかなー。
[昔、風音荘に住んでいた学友達。今では仕事をしている人が多いだろうが、それを理由に呼び出すのも悪くないと考える]
(156) 2012/04/30(月) 23:36:12[駅前商店街]
ばぁちゃん居ない間は飛鳥さんが代わりに居るんだな。
じゃ薬持って行った時にでもご馳走になるかね。
[忘れないように頭の片隅に要望の薬を留め置いて。手を振り去り行く飛鳥>>148に、同じように手を振り返した]
焦げ料理とか作んなよー。
またな。
[からかうように笑いながら言葉を向け、自分も店へ向けて歩き出した]
(157) 2012/04/30(月) 23:36:17[駅前商店街]
─ →公園傍の道 ─
[店に帰ろうとする途中、不意に携帯が鳴った]
あぁん? 何だよ…。
[鳴った音で妹からと言うのが分かる。届いたのはメール。中を見ると、出かけているならついでに買い物してきて、と言う内容が書かれていた]
あんにゃろ、タイミングの悪い…。
早く帰らねーと親父に殴られるっつの。
[手早く操作して、妹に対してメールを返す。内容は、買い物してきて欲しければ父親への裏工作に協力しろ、と言うもの。裏工作と言っても口裏を合わせる程度のものではあるのだが]
アイツのせいで俺が殴られるのは納得いかねぇ。
[そうしてしばらくの間、妹とメールのやり取りをしていた]
(167) 2012/04/30(月) 23:56:14[公園傍の道]
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