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[何処からともなく、何かをドアを開け閉めする音が微かに響く。
徐々に音が集会所の方に近づいてきたかと思うと
一人の男が部屋に飛び込んできた]
ふ、ふはは、ふはははははは!!
ここは何処かね!?
いや、参った。
道を歩いていたと思ったんだが、気づけば変な部屋だ。
何処なのか話を聞こうにも、誰もいない。
紅茶の香りを辿ってようやく人に出会う事が・・・
って、誰もいないのかね!?
[狐につままれたような顔をし、誰もいないか室内を眺めている]
[部屋に人がいた残滓に気付くと、部屋の中を観察し始めた]
紅茶の香り、微かに残る温かさ。
そして何より、何故かこんなところで寝ているメイ君。
ここには沢山人が居たに違いない!
・・・一人で語って結論を出しても寂しい物だね?
ところで、メイ君は何故ここで寝ているのだろうね。
しゃ、喋りかけてさえ来なければ女性だって大丈夫だ。うむ。
しかし、夜は寒いだろうから少しは暖かくさせとこうか・・・。
[何処からか調達してきた毛布を、メイを起こさないよう恐る恐る掛け
メイから対角線上の部屋の隅に陣取り、座りこんだ]
・・・さて、この部屋に居れば明日だれか来るだろう。
そしてここが何なのか、誰が居るのかなんかを聞いておきたい所だ。
こんな場所は見た事がないはずなのに、どこか懐かしい・・・。
[明日は何が起きているかを把握できる事を祈りつつ、*寝付いた*]
―集会所・朝、メイが起きて去った後暫くして―
う、ん・・・。
あぁもう朝か・・・。昨日は・・・少し疲れすぎた・・・かね・・・。
[...は、部屋の隅で毛布を被って寝ていたが、もぞもぞ動き始めた。
そしてメイが居ない事と、毛布に気付き、少し動揺する]
はは、まさかやんちゃ娘に気遣われるとはね。
どうやら部屋も片付けて行ったようだ。
あのメイ君が成長したものだ・・・。
さて、誰も居ないのかと思ったら語り部殿が居たのだね?
しかし、無理して現状全てを聞く訳にもいくまいな・・・。お年寄りは大切に、だ。
昨夜の様子からみて、夜には人が集まりそうだ。
それまではやはり足で探すのが一番か。
ではな、語り部殿。
[そう言って、何かを探すべく集会所から出て行った]
―回想 昨夜 寝入る前に >>88―
おや、やはりここには誰か居たの・・・
お、あ、女性か・・・。
あぁ、うむ。故郷が紅茶の香りで埋め尽くされていたから、ね・・・。
何の香りよりも、紅茶の香りには敏感、なのだよ・・・。
[現れたのが女性だと気づくと、突然声がどもって脂汗をかきはじめた
カミーラが眠ったのちに、自分の異変にようやく気付く]
・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・。
今のはなんだ・・・?
以前はこんな事が起きた事はない・・・はず・・・。
いつから・・・?
[つい最近からのようだったが、いつからこうなったのか、
思い出そうとしても帰ってくるのは痛みのみ]
・・・難儀、だな。
現状把握以外にもやる事ができたか・・・。
―現在 集会所―
[昨夜と同じく、足音とドアの開け閉めする音が徐々に近づき、
集会所に飛び込んできた]
はは、ははははは!
やはり何もなかったね!?
うぅむ、世界を旅して生きてきたというのに
この私でも何も見つけられないとは・・・。
やはり人に聞くしかあるまいな。
[キャロルとデボラが居るのに気づき、 少し身構えたが寒そうにしているのを見て]
どうやら、踊り子君もここに来たばかりのよう、だね?
まずは、暖かい物でも羽織ると、良い。
[少し硬い動きでキャロルに毛布を渡し、硬い動きのまま離れて一息]
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