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― 夜 / 客室―
猫のお話すごかった。ニンジャ猫。神秘の国。プレーチェも見たい。
風すごい。あらし。がたがた音すごい。大丈夫かな?
持ってきた課題する。ホームワーク。……いいのが思いつかない。
アンちゃんが前に教えてくれたのやってみる?プレーチェのお家のは、日本のひとには合わないみたい。だからみんなに明日聞く、言ってみる。お兄ちゃんやアンちゃんやレンくんにきいてみよう。
[あくびをしてベットに転がる。疲れはあるのに、外の嵐の音が気になって眠りは浅く]
― 朝 ―
[どこかから響いてくる何かが壊れた音に目を覚ました]
……?
ふぁ……今のは、なにですか?
[覚醒しきっておらずぼうっとしている中で、続けて聞こえてくるのは人を呼ぶ声]
声、お兄ちゃん―――?
ひつじくん、なにかあったのかな、行ってみる!
[スリッパを履いて廊下へ飛び出す]
[廊下に出てすぐに割れた窓の大惨事を見つけて]
お兄ちゃん……!
……窓、クラッシュ……!?
プレーチェも閉めるの、お手伝いする、ここおさえるといい?きゃっ……!
[壁際に寄ってと言われたのとほぼ同時に。枝を押し戻すのを手伝おうと近づこうとするが、スリッパが床のガラス破片でちょっとだけ滑りそうになって]
あ……床のガラス、危ない……えと、大丈夫ですか!?
けがのひとは、いませんか?
えと、ビセさんが、ケガしたですか?
ケガほっとくのはよくない、お手当てする。プレーチェ救急箱とってくるです。救急箱のある場所はどこですか。
[風の音もある中だが、救急箱、という単語はかろうじて聞き取れたようだ]
こういう山荘だと、[蔵]に救急箱がよく置いてあるって言う、非常用、よくある。プレーチェ、取りに行ってく―――――
[ビセの悲鳴が聞こえて]
……!
なんですか、どうしましたか!?
[ビセの悲鳴のほうへと駆けて行くとアンの部屋の前までたどり着いて。そこに広がる光景は]
ビセさん、なにがあったですか!?
……アン、ちゃん……?
なにですか、これは……え……え……?
レン君、悪戯本当?
悪戯、変、なんで血、においする……?リアルしこう?え…………?
アンちゃん、これは、ドッキリですか?ジョークはやっていいのといけないのある、起きて、アンちゃん……みんなびっくりしてるです、アンちゃん……
[声を返さないアンの様子やポルテの話、聞きとれる「死」との単語に立ってはいられず、その場にへたり込んで半混乱で状況を見つめるばかり*]
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