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[破璃の奥の瞳を細める]
探していた───本当に?
[薄い唇は問いかけの形にもちあげられる。
首を傾げながら黒い兎を持っていた手が動いて]
忘れ物とは、随分と慌てん坊ですね?ラウリ・スモーバー。
[ぽん、と黒い兎を小さな指揮者の後方に放り投げると、
そのまま円軌道を描いた指先は丈の長い外套の腰裏へと滑りこんで]
そんなに慌てて、何を探しているというのです。
[指揮者の目前、再び現れた手が握るのは小さな拳銃]
[あ、と何か気がついたかのように起き上がる]
しまった!レディBeeに吾輩がジャック7だと伝わっているか確認を取っていなかった!
…諜報部が保険の為に外部機関を介して話を付けたはずなんだが、その取引自体もうまくいったのか…。
まぁ良いわ。運命の輪はどこかには転がりつくであろうよ。小石に躓き倒れるも、小石を弾き高く飛ぶも、転がる運命の運命と言うものよ。
[何やら勝手に納得すると、またごろりと転がってサーモポットに入っている熱い紅茶をカップに注いでいる]
[三等車の自室に戻り、破けた服を脱ぐ。
途中乗員の会話を耳に挟んだ。
ミズノフスキー閣下が消えたという。]
…まさか、秘宝を持ち逃げしたなんてことないよね…?
[確認するためには一等客室――ミズノフスキーが使っていた一両目を家捜しするしかないか。
旅行鞄の中からツナギを取り出して、すばやく着替える。
髪が汚れないようキャップを被って自室の窓から屋根へと上った]
よっこい、しょ。うっ…結構揺れる…。
[大きめのハンカチで口元を覆い、姿勢を低くして前方へ移動する]
…これ、音が下に音響いたりしてないよねぇ…?
[連結部を飛び越えることは流石に無理なので人がいないことを確認してすばやく手すり伝いに移動する]
[相手が目を細めた分、その輝きが増したように見えた。わずかに眉を上げて、心外だというポーズ]
その「兎」ですよ。本当です……あ。
[弧を描いて放られる兎に、一瞬目がいくと、再び前を向いたときには、拳銃]
……まあ、それは水鉄砲じゃないでしょうね。
[半眼になりつつ、言う。
これ以上冗談を連ねれば、遠慮無く撃つだろうか。自分の腕を掴んだときもそうだが、並の体術ではないと思う]
何を喋ったら、その銃しまって貰えるんですか。
[この至近距離では、剣より銃弾が届く方が早いだろうか]
[食堂車を越えて一等車のエリアへ入る。
中のつくりは随分違うが屋根の上では大差ない]
人いる、かなぁ?
[一両目まではまだ遠いが、状況確認のためわずかな凹凸に足を掛けて逆さまになり、窓からこっそりと中の様子を伺う]
(あー…食堂車にあんな人がいたような気がする…。
でも2人だけ?一両目もあまり人がいなければいいんだけど…)
[向かい合う2人が見えた。
列車の機関音もあり、窓越しでは会話を拾うことはできない。]
まあ、気になるけど後回し!
やっぱ目的を優先……だな。
[うむうむ、と頷いて。車両を見ている振りをしてほー、とかへー、とかわざとらしく言いながら1等車両に向かう]
/*
とりあえずレイヨに近づいておきたいので強引にいってみた。
ああ、おかしなことになってたらごめんなさい。
人数少ないのに流れを追えてないよ…。
捜し物、は、ロマネスの秘宝です……と言いたいところですが……ワタシはそういう「立場」の人間ではないので。
[相手は何を聞いただろう。捜し物にこだわるのならば、そう、答えた。ロマネスの秘宝を守る、そういう手合いがいることを、知っていれば、言外に臭わせた「立場」の意味も伝わるだろうか]
あの、黒兎は……秘宝のありかを示すもの、と言ったら、信じますか?
[まるきり戯れの口調で言って。もちろん嘘だが]
[何らかの反応が得られなくても、身を翻して黒い兎をかっさらう。そうしないと嘘がばれるから。同時にポケットから、マトリョーシカ>>44を落とす、わざと。
それから、走る列車の窓から外へ、身を躍らせた]
……ひとりにしないことも、約束します。けれど、すみません、お茶をご一緒するのは、少し先になりそうです。
[なるたけ、気安く聞こえるように。口調を気遣って、言葉を向ける。
あなたはあなた、ワタシはワタシ。どうかワタシの行動が、あなたを引っ張りませんように、と祈りながら**]
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