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そ、そわ……
残るべきじゃなくて いい ですからね。
ネギヤに落として貰おうね、そうしようねww
マシロでもいいwww
― 屋上 ―
[さて、そこには誰か残っていただろうか。
ともかく、男はそのままグリタの死体や空と共にあった。
そして、表情は変わらぬまま、腕を組んで佇んでいる。
やがて、ヨシアキやクルミ、マシロが消えれば、ゆっくりグリタに寄った。]
――……グリタさん、
貴方の世界だけを、貴方は愛していましたか?
[そう尋ねて、首を振る。]
[奥からやってきた2ndとそれから――、
少し遅れて連れ立ってきた1stと3rd、11th。
9thの記録で知っていはいたし、10thの言っていた「手を組んだ」というのは確かな話らしい。距離感の近い空気]
………、
[薄闇の先を黙って見ていた]
/*
PPしてしま……っ
どーうすっかなあああ
もう、今日返り討ちにあうくらいでいいんじゃないn
このまま赤勝利もなしではないが、が。
どうしましょうね……
ところで俺は何で赤なの(
……じゃあ、私からはソラさんに余計なこと、言わないでおくね。
[確かにそれは、自分で言わなきゃいけないことだと思うから。
思い浮かべる選択肢は、カノウくんと同じ。
頷いて、私は少しだけネギヤさんの顔を思い出す。
思わず、眉を寄せそうになったところに、カノウくんの欠伸を見て。]
うん。寝られる時に、寝ておかないと。
……風邪引かないようにね。
カノウさん、
貴方は、少し、立ち戻るといいでしょう。
本当に、守りたいものを。
[このまま、クルミとソラが仲間になるのなら、他に一人、抱き込んでしまえばいい。
男は、もう詰むゲームをわかっていながら、
そう、告げた。
それは、男の今までの現実にはない、行動。]
[10thと戦ったという11thが――彼女か、彼女たちなのかは知らないが。殺したのではないかと思ったのと、もう一つ。
疎外感、というにはもう少し言葉が足りない気がする。あの中に入りたいわけではないのだから、ただ1stはあちらの方が大事だろうな、と思った。それだけだ]
/*
墓下からでも赤・共鳴は見えてそうだな
10thとバトルしてぇ
ここ数日「〜てぇ」ばっかり言ってますよこのナカノヒト
[ヨシアキがクルミに鬼で明かしていること、
聞かずとも、彼から報告がくる。
そして、男自身が鬼であることも告げたと。]
――……ほぼ、詰みましたね。
[男はそう、小さく小さく呟いて、またグリタを見た。]
貴方の守りたかったものは、
何ですか?
貴方の世界ですか?それとも?
[男は、さきほど、グリタに向かい、悪態をついて去った二番のことを思っていた。
あれは、グリタと近しかったから、だろうと読む。]
さてに……。
グリタさん、
私は、貴方を買っていました。
なので、ご相談してくださればよかったのに。
貴方が守りたいものについて。
[男はそれを知らず、そして、ヨシアキから聞いた。
男の思うグリタはそこで終わったのだ。
だが……。]
うん、頼む。
無理に隠したりはしなくてもいいけどな。
クルミが困ったら、困る。
[眠気を誤魔化すのに、水を一気飲みした。
大真面目に返し、案ずる言葉には、うんと頷く。]
そうするよ。ありがとう。
クルミは…、……大丈夫か?
[あまり一人にはしたくないと、
言葉ではなく表情で心配を告げて見遣った。]
[2ndが7thの日記を破壊した、という言葉には一度そちらを見やった。殺伐、という言葉がそこまで直接的なことだとは思っていなかったのだから、どこか気が緩んでいる。10thはそこまで考えていて、尚2ndの行動を肯定してたのか]
……、2度も言うのか。
[あっさりしてると思っていた2ndが、
何度も10thへ悪態をついている様子を少し怪訝に見た。それがただの悪態だとは、思わない。
10thを運ぶのには手を貸さなかった。
ただ、あとからついてくる9thにぽつりと告げる>>69]
あとで話がある。
[どうせ行動は駄々漏れだから、捕まえるのは簡単だろう]
えっ、
[ゼンジの返答は、予想をしていなかった。
だから一瞬、意図を測りかねて言葉に詰まる。
諭すようにも響く、その言葉に]
…──立ち戻る?
本当に守りたい、ものに… …?
二番……お名前はマシロさん、でしたでしょうか。
[扇子を広げて、考える。
マシロの動きはヨシアキが、そして、男の動きはクルミに筒抜けだが……。]
空が綺麗で、空気も澄んでいますね。
グリタさん…。
[そう告げて…。*]
[屋上には長居しない。
10thと話した言葉は覚えている。
娘がいるといっていた、
彼のその世界ごと娘も死んだのだろう。
一度だけちらと振り返る。
4thは悼むような顔をしていた]
……お前もそういう顔をするんだ。
[それだけ零して、5階へ戻る。
向かった先はカフェバーの奥、
先ほど2ndがいたと思わしき場所だ]
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