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好きでいるんだろうさ。
何もなけりゃ、もっと旨い餌がある場所に
とっとと逃げちまってるんじゃないのかい。
これだけ寒い場所では、少しの油断が
命取りになるからね。
多少の打算はあっても、それだけじゃとても、ね。
だからこそ、互いに助け合って信じる心が
必要になって来るんだけど……。
[短く言葉を切って、あの事について語る]
どうやら狼遣いってのは
人の心も利用するものらしくてね。
互いに疑い合うように仕向けるとかね。
そういうのを狙ってるらしくてさ。
全く面倒な連中だよ。
……だね。
無駄にするわけには、いかないね。
[犠牲となる娘を思い、ビャルネの呟きに言葉短く頷く]
狼遣いに、味方?本当なのかい?
だとしたら、どうして長老は……
それに触れなかったんだろうかね。
もしかしたら……
寒い分、人の温かみが欲しくなるのかもしれないね。
[冗談のように少し笑みながら語る。
話の続きを促されて、それに答える]
それは、カウコとした話さ。
偽物のまじない師が、無実の人間を狼遣いだと
告発する可能性とかね。
まじない師は狼遣いが誰かを知ることができるけど
そこを逆に……って話さ。
しかし、ビャルネの話が本当だとしたら……
ますます、おかしなことになりそうだね。
[細められる視線の先にある行列を*見つめて*]
[行列はやがて見えなくなり、
しばらくの間をおいて遠吠えが止んだ。
それが意味することは
誰に教えられずとも、何を言われずとも理解できたような気がした]
……ドロテア。
[せめて、その命が無駄にならないようにと思う]
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