情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
―翌日・喫茶店―
ちーっす。オレンジジュース一杯ー。
[いつもの席じゃなくて自由帳の方へ一直線。中を確認したら赤い色水で滲んだような名前が…。やっぱりか?]
えーっと、冬木さん…だったっけ?
張り込みしてて自分が攫われるなんて笑えないっすよ…。
[こっちの言葉が異界に届くかどうかなんて分からないけど、これは何も知らない一般人としても言っとかなきゃな。
―実際は光景を想像すると面白くて笑いそうだけどな。]
―喫茶店(夜)・回想―
アンちゃん帰ってきた?
[勢いよく扉を開けるが、マスターは静かに首を横に振るばかり]
…そか。
ドリアとホットドックください。
[テーブルの隅に置かれた自由帳をちらちらと見る]
…もう一度試すべきか…否か。
[ぐぅとしばらくそれと睨めっこしていたが、やがて決心したように鞄からペンを取り出した]
[自由帳を手に取ると例のページを開く]
よ、よし。…あれ?
だれか零したのかな…。
[そこで見たのは水に滲んだ冬木の名前]
ま、いっか。とにかく。
[握り締めたペンで自分の名前をぐるりと囲む]
[何をしてるんだ、と声をかけられ、はっと顔をあげる]
マスター…!まるが消えなーい!
[あまりに当然のことにあきれた様子を見せるマスターにぐっと言葉を飲んで、出された食事にありついた]
[ジュース一杯でだらだら粘って、目は窓の外と店内と自由帳を行ったり来たり。
…正直すげぇ暇。
宿題なんてこの騒動が終わるまでやる気ねぇし。だって俺が仕掛けの対象や夜刀の標的に選ばれないとも限らないだろ、俺は観客の気でも役者と思われてるかもしれないし。そうなったらやった宿題が無駄になるじゃねぇか。
かと言って外で遊ぶ事も出来ねぇし…暇だ。]
[一足早い夏休み休暇を取ったポルテにとって、実家での生活はやることはあまりない。]
うへ、とりあえず喫茶店にでも行って見るか…。
[身支度を整えてふらっと家をあとにした鞄には、昨日と同じ手紙が収められている。
昨日とは打って変わって告発するような内容の手紙が。]
あ、おまわりさんお疲れ様です。
あのぅ、アンって子は…? はぁ、そうですか。誘拐って線は…? なるほど。こんな小さな村ですけどねぇ…
はい? 冬木夏彦って…あ、ハイ、喫茶店に居た…は? 居なくなった? どうして…? あぁ、そうですか…。
では新しい事がわかったら…はい、お願いします。
うそん、アンって子に続いて、冬木さんまで行方不明…?
まさか恐怖新聞並みのこの手紙の送り主の反感を…? いや、有り得ないわ。だって手紙の送り主は――…
[喫茶店へ向かう道中、すれ違った巡査に冬木が行方不明になった事を聞く。
これでやはり冬木は人攫いでないことは証明されたようなものだが――]
じゃぁ、あの手紙は…――
本人に聞いてみないと…。来る、かしら?
いや、絶対来るはずよね。
[立ち止まって考えること数分。
何か決意を固めたように歩き出したポルテは、そのまま喫茶店の扉を開けた。]
おや? 今日は傘の少年と、ちみっこルリちゃんだけ?
[閑散とした喫茶店は、どこか物寂しさすら感じる。
バナナジュース片手に鏡に視線を向けるルリ。そして自由帳を覗き込むタカハル。
変わらないようで微妙に変わっている日常。
この中にもモミジと同じ人攫いは居るのだろうか?]
何か自由帳、変わった事あった?
[アイスティーを注文しながら、自由帳を覗き込む。相変わらず絵は形容しがたいもので、書き込まれた名前は、二つ赤く滲み、一つ丸で囲まれていた。]
行方不明になると名前が滲む…?
―昼―
[机の前で仕事をしていたけれど、中々やる気も出るわけもなく]
ああぁ、もう!喫茶店でも行って、気分転換してきた方がよさそうね。
[大量の本を尻目に、準備をして、いつものように喫茶店へ向かう事にした。
向かう途中の道端でも、アンちゃんとフユキさんの話が小耳に聞こえてくる。小さな村では珍しい大きな事件なので、みんな気になっているようだ。
程なくして喫茶店に着く。いつものようにドアを開けた。ベルの音が響く]
[相変わらず疲れた表情のオーナーの様子を見れば、アンちゃんが戻って来てないと明らかにわかり。
アンちゃんのことには触れずに、アイスコーヒーを注文した。
店を見渡せば、ポルテの姿が見える]
あ。ポルテ。おっはよー。
[手を振ってポルテの席に向かう。途中、開いた自由帳が目に入った]
…フユキさんの名前が滲んでる?アンちゃんの名前といい…
[小首をかしげながら、ポルテの座っているテーブル席に座る]
どうしたの?
[ゆっくりと目を細め、*笑顔を向けた*]
/*
昨日の独り言(2008/07/23(Wed) 23:14:46)間違ってたorz
逆に、ぎりぎり戦中生まれになるんだねー。高校生連中は、戦後生まれの団塊の世代になるのかな?
微妙に面白い世代かもしれないと、ふと思った。
*/
[ポルテさんとモミジさんに挨拶して、またボーっと…してるように見せかけて2人の席に意識を集中する。]
…どうすんのかな?
[そう、まわりに聞こえないように呟いて。]
−道−
[喫茶店へ向かう道の途中で、何やら調査中らしい警察官に出くわす。アンの手がかりは何か掴めたのだろうかと、思わず彼らの会話に耳をすませた]
また行方不明だって?
ああ、今度は成人男性らしいな。冬木夏彦……とか言ったっけ
誘拐じゃないのか!?しかし、こんな小さな村で立て続けに行方不明者か……神隠しにでもあったとしか思えないな
(行方不明……!?)
[出掛かった言葉を、喉の奥に押し込む]
[昨日、事件について話し合った人間が姿を消したというのが、引っかかっていた]
(どうして――?)
[偶然なのか必然なのかは分からない、分かっていることは、アンとフユキが姿を消したという事実だけだ。考えながら歩くうちに、見慣れた喫茶店が見えてきた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 絞り込み / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了