人狼物語 執事国


96 法廷の魔女

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本屋 クレスト記す

ごめんなさい。
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
酒場の主人 ミハイルが接続メモを更新しました。(10/16 22:02)
配達屋 ユノラフが接続メモを更新しました。(10/16 23:06)
配達屋 ユノラフが接続メモを更新しました。(10/17 00:40)

配達屋 ユノラフ

 ― とある大樹の下 ―

[無言のまま、腰を下ろす。
 村のはずれの大樹の下。村を見下ろせるなんて気の利いた場所じゃない。ただ、静かな場所だ]

 ……賭の代金受け取らずにいくなんてな。

[余裕のあることだ。と、わざと呆れたように言って、肩をすくめる。どうせ聞いちゃいないだろうと思うから、悪態も、付き放題だ]

(0) 2012/10/17(水) 22:03:50[庭]

配達屋 ユノラフ

 樽って、お前が勝手に言ったんだからな。少ないとか文句言うなよ。

[男は持ってきた瓶の栓を抜くと、中身を地面にこぼした。
 半分ほどそうして、残った中身を一口含んだら、残りは栓をして木の根本に置く。

 裁判所での短いやりとり。
 思い出せば、なぜだか微笑んでしまう]

(1) 2012/10/17(水) 22:04:28[庭]

配達屋 ユノラフ

[確かに人は死んだのに。
 死んだ人間さえ見たのに。
 まるで現実味がないのだ。

 あれが間違いなく事実であったと教えてくれるのは、村人の、自分への視線。耳に届く囁き。それから、仕事量の減少]

(2) 2012/10/17(水) 22:04:54[庭]

配達屋 ユノラフ

[この村で生きていくのは難しくなるだろう。
 それはそれで構わないと、男は思う。今後どうするか、どうなるかは、これからのことだから]


 あの女さ……

[顰めた顔を思い出しながら言う。

 ポケットに両手を突っ込む。
 指先に触れた物を指で転がした]

 ……やっぱいいや。

[言いかけた言葉を濁して、男は笑った**]

(3) 2012/10/17(水) 22:09:42[庭]

配達屋 ユノラフが接続メモを更新しました。(10/17 22:16)

酒場の主人 ミハイル

-酒場-

[酒場の後片付けを終えて、あたりを見回す。
先ほどまで客で賑わっていたのが嘘のように静かだ。
母親は先に休んで貰った。
片付けも掃除も終わり、あとは少し仕込みを終えて寝るだけだ。

いつもと同じ日常。

あの、魔女裁判の前と変わらぬ日常。]

(4) 2012/10/17(水) 22:57:55[庭]

酒場の主人 ミハイル

[多少の変化はある。

酒場に来る客たちは魔女裁判の事を聞きたがる者もいれば、あからさまにその話題を避ける者もいた。

買出しに出た…を見、何か言いたげな者もいた。
人殺しと真っ向から叫ぶ人間は、いない。

…は何も言わない。

何も、言えなかった。]

(5) 2012/10/17(水) 22:58:43[庭]

酒場の主人 ミハイル

[母も、少し変わった。
帰って来た…を見て、母親は安堵のあまり泣き崩れた。
あれ以来、今まで以上に息子を心配する母となった。
特に、“勘”に関しては。

隠し通していくつもりだが、いつかまた呼び出される可能性は十分にある。
その時処刑される“魔女”が自分ではない、と、…は言い切れない。

可能ならば、母を哀しませなければいいと思うばかりだ。]

(6) 2012/10/17(水) 22:59:19[庭]

酒場の主人 ミハイル

…………。

[カウンターの陰からとあるモノを取り出し、近くの椅子を引いて腰掛ける。

取り出したのは、一冊の本。

ユノラフがクレストへと届けた本だ。

頼み込んで譲って貰った一冊。
普段は本を読まない…だ。家族や知り合いに気付かれる場所で読むのが気まずく、こうやって閉店した店で少しずつ読み進める。

本はまだ始まりの部分。
酷くゆっくり、ゆっくり、読み進める。

この本が読み終わる頃、自分は、周囲はどうなっているだろうか、と。

ふと、考えた。]

(7) 2012/10/17(水) 23:00:58[庭]

酒場の主人 ミハイル

[自分の未来を見てみる事も考えて――]

……やめた。

[苦笑し、肘を突き、本の続きを読み始めたのだった。]**

(8) 2012/10/17(水) 23:01:41[庭]

煉瓦積み エリッキ

― とある大樹の下 ―

 ―――あァ、賭けたな。
 …そんで、何でその酒が俺んとこに来る。

[ごく当たり前のように、生きていた頃と同じように大樹に凭れた姿勢のまま、配達屋が足元に注ぐ酒を見ていた。]

 ま、悪くない酒だがな。

[地に出来た沁みが広がる。
 酒を口に含んだ男のその表情で、その味を知る。
 常の半目がより細まる。微かな笑みの仕草。]

(9) 2012/10/17(水) 23:45:33[裁判所内]

煉瓦積み エリッキ


 ああ? 何だよ。

[なにか言いかけて止める男に、唸る。]

 ……つうか。
 お前、聴こえてねェと思ってるだろ。

[聴こえているのだ。
 だから、中途半端に口にされると困る。
 問い返すことはもう、出来ぬのだから。]

(10) 2012/10/17(水) 23:45:55[裁判所内]

煉瓦積み エリッキ

 …ち。
 なら、「あいつ」に聞く。

[大人げなく舌打ちして。
 変わらず樹に凭れたまま、遠くに見える死者のひとりへと視線を投げる。
 そうして、再び友人を見据えた。]

(11) 2012/10/17(水) 23:47:04[裁判所内]

煉瓦積み エリッキ

 壁に囲まれて見る空は、息が詰まった。
 お前は、…お前らは、生きろよ。

 成仏出来るまで適当に見てっからよ。

[男に見守られるのはさぞ嫌だろう。
 配達屋の反応を想像し、口の端を少し上げる。
 男が去って行った後もまだ少し、酒瓶を見詰めている。
 中で揺れる琥珀に、在りし日を映すように**]

(12) 2012/10/17(水) 23:48:24[裁判所内]

配達屋 ユノラフ

― ほんのちょっとだけ、帰り道で ―

[二連敗はしない主義だ。

 ドロテアを口説いて出して貰う、そんなときに口にしたかしなかったか。

 多分、口にしていたら、唯一の紅一点からつっこまれただろう]

 いや、そうでもないか。

[すっかり忘れられているかもしれない。
 それくらいが彼女らしい――唯一自分が二敗した相手。

 男は笑う、帰り道で**]

(13) 2012/10/17(水) 23:54:45[庭]

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生存者 (2)

配達屋 ユノラフ
56回 残6255pt
酒場の主人 ミハイル
34回 残7090pt

犠牲者 (2)

供儀 ドロテア(2d)
0回 残8000pt
村娘 イルマ(3d)
22回 残7472pt

処刑者 (2)

煉瓦積み エリッキ(3d)
22回 残7299pt
本屋 クレスト(4d)
15回 残7558pt

突然死者 (0)

参観者 (0)

発言種別

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