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うっ……?
[目を開ければ>>43、間近に少女の顔がある]
…─!?
[びくっとして起き上がり正座をする]
おおおおお客様、なななななにか??
──屋根が?
[アイノの説明を聞き、不意に先ほどまでの挙動不審が嘘のように落ち着き払う]
屋根が、気になると──ですか?
>>50
[歩む先に、女性の姿。会釈して通り過ぎようとして――伸びてくる白い手に気づき、ぎくりと半身を引く。左腕に抱きつく兎を庇うように]
……あの、なにか?
[彼女の目的が兎でないと知れれば、すぐににぱっと笑って、首を傾げて問うだろう]
>>*13
……はは、変、ですよね。
[こんなに間近にいるのに、内緒の話、内心苦笑しつつも顔には出さず]
ただ何となく。噂がただの噂であればいいなと、思ったものだから。
昨日あった、オラヴィが言っていました。ロマネスの秘宝を開ける鍵は「アナスターシェ」だと。どれほどの人がその噂を知っていて、どれほどの人がその噂を信じているのか。
ワタシはやっぱり……アナスターシェ。が利用されるのは、我慢ならないというか。
[語尾を曇らせ、視線を落とす]
いつか。秘宝を守るという仕事を、放ってしまいそうです。
それと。
先程ワタシの部屋に、手紙が。なんというか、どれだけワタシの客室が開放的なのか問いたい所ですが、ともかく。
ワタシとあなたの正体を知っている者が、居ます。ミーシャと手紙に書いてありましたが……多分、あの男。大食漢のフェイスイーター。
あまり状況は良くない、かもしれません。
お?
[扉を開けようとしたらなんだか話し声が聞こえる。そろーり、ちょっと覗けるくらいに扉を開けて]
(あれは、昨日の……ウルスラさんと、もう一人は……見たこと無いな)
[出て行くのも何か気が引けてそのまま見守る]
アナスターシェ…。
[そっと繰り返す。詳しい事情は知らされてなくて。]
大食漢のフェイスイーター。
…ああ、あのフリルちゃんが、そう…。
[ほんの一瞬、瞳が揺れたか。]
ぼんやりタイムももうそろそろ終わりかしら。
>>61
知り合い、ですか。こんな小さな?
[おどけたしぐさで手を広げてみる。謝り肩をすくめる仕草に、もう大丈夫だと言うように]
いえ、こちらこそ、必要以上に驚いてしまって、失礼しました。そうですね、ワタシも、あなたによく似た人を知っている気がします。だから、驚いたのかもしれません。
[相手の話に合わせて、そんなことを言ってみたり。自己紹介に合わせて、こちらも名乗る。ついでに兎の名前も紹介した]
あうぅ、喋り難いです。
久し振りに女性の仮面を被ったんだけど。
前の検証村は半分仮面で半分素だったので、楽だったけど。
そう、アナスターシェです。けれど、その噂が本当かなんて、誰にもわからない、そうでしょう?
[相手の言葉の響きから、知らぬ様子を感じ取り。だから少し、嬉しそうに弾んだ声だったかもしれない]
たぶん、間違いないでしょう。出来うるなら排除したいところですが……なかなか手強いでしょうね。
[剣の鞘にそっと触れて。ぼんやりタイム終了という相手に、その言いぐさがおもしろくて、くすりと笑った]
−コンパートメント−
いえ、構いませんよ。
…ああ、そうでしたか…?
[風呂敷の包みに視線が行って、首を捻る。
それからその包みの謂れを聞いて]
なるほど。これは責任重大ですね。
一人の誰かの運命を左右して───?
[言葉を止めた。
大仰に叫ぶ男。騒がしい前方。
走り出した男を追うように、部屋の施錠を済ませて追いかける]
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