113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[…ドロテアの骸を運ぶ折、振り返らず
雪道を先導した在りし日の司書の背後で、
養蜂家は雪道へ二度がくりと膝をついた。
ほうい ほうい …
振り返らせないための囃し声は 長閑。
その道行を、灯り掲げて見守っていた
ユノラフのみが知る過日の*できごと*]
(90) 2013/06/18(火) 19:21:21[炊事場-大広間]
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 19:35:18
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 19:36)
……っ、
[汗が噴き出す。フォークが突き刺さる瞬間、ダグの腕を止めたのはニルス>>84だった。
しかしそれでも尚、ダグは身を乗り出し、男の肩を超えてイェンニに迫る]
何でだ、なんでだよ…!
[あの、のんびりとしたダグとは別人のようだ。
あの時――ドロテアを埋葬したとき、どこか調子が悪そうだった>>90が、イェンニと何か関係があるのだろうか。
問いかけへの答えは、拳>>88。
幾度となく殴られた男の口内は、血の味がした]
(91) 2013/06/18(火) 19:58:49[コテージ・大部屋]
[殴られた弾みで、くらりと意識が跳びかける。それでもイェンニを庇う姿勢は変えることはなく]
殺させない。
イェンニは殺させない。
[もし、万が一、彼女がナッキなのだとしても。
――こいつら『には』殺させない]
[誰かがダグを止めるまで、イェンニをかばい続けていた]
(92) 2013/06/18(火) 19:59:05[コテージ・大部屋]
[思わず咄嗟に止めたものの別にユノラフやイェンニを助けようと思ったわけではないのだが、今殺されては困る。
辛うじて止めることは出来たものの、背後から近付いて初めて気付いたダグの頭の傷にびくりと怯む。
ふと気がついた彼の声>>88を聞いたのも束の間。
止めた手は振り解かれ、ダグの手は握られた拳へと変わりユノラフの横面を殴った]
ッ…!?
[恐らく、渾身の力を込められたであろう一発。普段は物静かな養蜂家からは想像もつかないその荒々しい姿にニルスはかける言葉も出ず、呆然とした様子でただただ見るだけだった。
泣いているイェンニは、そのまともでない光景に声をあげるだろうか]
(93) 2013/06/18(火) 20:42:22[自室→大広間]
学者 ニルスが接続メモを更新しました。(06/18 20:42)
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 20:53:24
養蜂家 ダグが接続メモを更新しました。(06/18 21:04)
[拳の雨が止むのは、耳鳴りがしだした頃に。
緩慢な動作で頭巾を被ると、地味な顔立ちも
乱れた息も件の傷もベールの下へ覆われる。]
… ほい … お若いの。
庇いたいなら、ちゃんと庇い な
[確かにそのからだでイェンニを
庇っているはずのユノラフへ柔く呟いた。]
もう"逃げる"気は …なさそうだね。
(94) 2013/06/18(火) 21:07:56[炊事場-大広間]
養蜂家 ダグは、写真家 ユノラフの太腿へ服の上から蜂毒の劇症回避薬を突き刺した。 [飴]
2013/06/18(火) 21:10:32
雑貨屋 イェンニが接続メモを更新しました。(06/18 21:16)
せんせい。
…ユノラフは、おれを疑ってなかったよ
[まだ荒い呼吸で、傍観の学者へ告げる。
――――転じて、彼自身への注意喚起。
尤も、"疑ってない"と"殺さない"は別の話*]
(95) 2013/06/18(火) 21:27:21[炊事場-大広間]
写真家 ユノラフが接続メモを更新しました。(06/18 21:29)
養蜂家 ダグは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 21:38:21
[ただ泣くだけで動かずにいれば、
ユノラフの体に添えていた手を握られる>>75。]
ユノ、ラフさん……しっかり…、
[意識はあるようだから、早く今のうちに何かしないと。
思っても、…は動けない。
途切れる言葉を拾えば、…は目を見開いて
更に涙を零す。]
(96) 2013/06/18(火) 21:43:03[炊事場@パニック中]
[>>76まだそこにいるダグを見上げ。
一縷の望みに縋る。]
……ダグ、さん
[掠れた声で名前を呼べば、>>78宙を飛んでいる蜂が
叩き落とされ、踏み躙られる。
その様を、…は虚ろに見ていた。]
わたし、
ぃ……ら、ない……
[>>78薬をあげられないと言う言葉に…は首を振る。
私はどうとでもなるから、それよりもユノラフを──
近づくダグに懇願しようと口を開けば、
その手に見える小さな銀の槍]
(97) 2013/06/18(火) 21:44:45[炊事場@パニック中]
──ッい、や あぁあああああああ!!!
[振り下ろされるそれに。
ダグの表情に。
先ほどよりも長い悲鳴を上げた]
(98) 2013/06/18(火) 21:45:32[炊事場@パニック中]
[ダグの目は、“化け物”を殺そうとする人間の目。
向けられたそれは、その昔、祖母を殺した人間の目。
窓越しに、息を潜めて、見ていたソレ。
いやだ、やめて。
こわい。
こわいこわいこわい。
そんな目で見ないで、私たちは何もしていない。
何もしていないのに、どうして、なんで、
どうしてそんなことをするの
わたしたちがなにをしたの]
(99) 2013/06/18(火) 21:48:45[炊事場@パニック中]
ぃゃ……いや……やめて、ちがう、わたしじゃない
わたしは なにもしてない、 ちがう
ころさないで ころさないで そんな目で見ないで
[いつのまにかユノラフの体の下。
床が見える、涙が落ちる。ぽたぽたと、小さな湖。
ただ震えているだけ。
直ぐ近くでユノラフがダグに顔を打ち据えられている事も知らず>>88、
…は、いやだ、やめてと声を、体を、震わせていた]
(100) 2013/06/18(火) 21:50:09[炊事場@パニック中]
[コテージの外。
雲が唸り、更に激しい雨が地面を叩きつける。
雷が何度も天と地を繋げ、怒号が響く。
風は強さを増して、木を軋ませ枝をしならせた。
湖の上の櫓は、それでも壊れずに、
嵐が止むのを待っていた。]
(101) 2013/06/18(火) 21:54:57[炊事場@パニック中]
雑貨屋 イェンニは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 21:58:41
写真家 ユノラフは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 21:58:42
[ただ見てるだけ。降る拳は暫しの間止まず。やがて彼が止まり、落ちた頭巾を被れば声をかけられる>>95]
…?
そうだろうな、ユノラフが疑ってるのは僕だろう。
[突然のダグの言葉の意図を汲み取れず、自身が思っている事を話す]
…それで。
何がどうなって、こんな状況に?
[戻ってきた冷静を掴み取り、こんな時にも無愛想な顔は健在。落ち着いた様子でユノラフとイェンニを一瞥し、視線をダグに戻し問う。本当は、傷のことも聞きたいのだけれど]
(102) 2013/06/18(火) 22:10:54[大広間]
[きしきし きしきし 窓枠が歪む。
天候は荒れるばかり、女の涙は溢れるばかり]
[養蜂家は痛ましさに軽く頭を振って、
腰のベルトから薬入れのポーチを抜く。
すこし考える素振りをしてから、
被ったばかりの頭巾をはずして薬入れと共に
――遠いはずの間合いの裡にいる学者へ渡す。]
(103) 2013/06/18(火) 22:10:55[炊事場-大広間]
学者 ニルスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 22:15:48
盲目 マティアスは、メモを貼った。(内容)[メモ/履歴]
2013/06/18(火) 22:23:37
……ン?
[ノックの音>>55で、マティアスはゆるやかに意識を浮上させた。]
……朝食?あァ、わざわざ悪……
[その時だった、つんざくような悲鳴が聞こえたのは。]
(104) 2013/06/18(火) 22:30:22[自室]
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