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苺がころころしてていいと思うんだ。
……良かったあ、ミカくんのお墨付きだね。
[自作アイスでもないのに、嬉しそうに言う。カップの表記を確認する様子に軽く首を傾げ]
アイスも作れたら楽しいかなあ…。
[パウンドケーキも未だのくせに言った]
そだね。おみくじ!
じゃあ、それまでにまた準備しておかなきゃ。
[図書館行って、資料探して…そしてナイショの練習もしておくのだ]
ふふ、うん。楽しみだねえ。
[無言の気合が伝わったらしきヘンリクの言葉と姉の返事に、うんうんとアイスのカップを握り締めて頷いた**]
二度と会えなくても──…、
心は離れない。
そう信じられるなら、出来るのかも。
[ヘンリクの言葉の続きを掬い上げるように続けて、小さく首を傾けた]
なあんて。
ロマンはいいよねー、ロマンっ
…でもあったんじゃないかなあ。命懸けだし。きっと、平和な今のあたしたちには思いも寄らないほどのロマンとか。必死な思いとかが、きっと。
でしょ?半身だもん、そりゃまあ…
一緒にいられたら、それに越したことなんてきっとないけど。
……そう、なってたらいいなあ。
後世に伝説がいっぱい出来るのってさ。
こうやって願う人たちがいっぱいいたってことだよね。一緒に、最後は幸せになっているといいなあって。願って、あたしたちみたいに歴史を語った人たちもいっぱいいたんだろうな。
なんか、楽しい。
[ヘンリクに視線を合わせ、周りの仲間たちをぐるっと見渡してふふっと笑った]
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