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それにしても広いお屋敷ですよね。
このような部屋も、初めて見ました。
[それから硝子に囲まれた部屋を見回すと、感嘆の息を吐き出した**]
/*
カウコさんいらっしゃいませ!
と書こうとしてメモ忘れに気が付く夜。
ちょっとゆたんぽに負けかけたりとか(汗
低速すぎ失礼しまして。
できるならせめてあと一人、来てくれますように!
おやすみなさい。
― 一階 ―
[タイミングがいいのか悪いのか、エントランスに続く階段を下りた時にメイドに声を掛けられる。
何か用事かとの問いかけに、今は帽子をかぶってない頭を軽くかいて]
あー、そういうんじゃないんだが。
ちょっと気分転換にでも、と……うろちょろするなってんなら、部屋に戻るけど。
[言い訳を連ねつつ、屋敷の中では自由にしていいといわれて、ゆるく笑みを浮かべ]
そりゃあ助かった。
ありがとう。
[大広間や室内庭園などがあることや、地下があることも聞き出し。
大広間は食堂も兼ねているし、食事の用意もするということに、どこまで至れり尽くせりなんだか、と驚いたように瞬く]
雨宿りさせてもらえるだけでもありがたいってのに。
太っ腹なご主人がいるもんだねぇ……
[呟きつつ、メイドと別れて。
― 室内庭園 ―
[室内庭園は、緑があふれていた。
一部サンルームのような、ガラス張りの天井部分もあり、温室も兼ねているスペースもありそうだと、ぐるりと周囲を見渡して思う。
真ん中の花壇と小さな噴水があり、壁際にも木々や花壇と休憩するベンチまであるので、うっかり室内だと忘れそうになりそうな部屋だ]
はー、森の中に屋敷があるのに、屋敷の中でも森があるって、
金持ちの考えることはわからん……
[あきれたような声をこぼしつつ、中を歩く。
とはいえ、部屋はそこまで広いわけでもなさそうだ。
配置の妙で広く見えているのかと思いつつ、ぐるりと室内を回るのにさほどの時間はかからなかった**]
[かたん、と小さな音がした。
音の出どころは、二階の廊下の一番奥の扉の傍。
僅かに開いた扉の隙間、そこからきちきちと音を立てながら何かが出てくる]
「……行っておいで」
[扉の奥から響くのはか細い声。
出てきたそれ――一見、鳥を思わせる形のからくりはくぅ、と短い声を落とした後、きちきちぱたぱたと飛んでいく。
飛んで行った先は一階、大広間。
そこにいたメイドに咥えていた手紙を託すと、からくりは椅子の縁に止まってまたくぅ、と鳴いた。*]
そうそ、こればっかりは文字通り天の采配、だからねぇ。
[なんて言って、軽く笑って。
返された名>>34を記憶に刻みつつ、返される礼の優美さに一瞬、目を細めた]
あー、うん。
森の中にこれだけの屋敷を作れるってのも半端ないけど。
……俺もここまでのは初めて見たわ。
こんだけのものは、そうは作れんだろうねぇ。
[屋敷と部屋に関しては呆れと感心を半々に込めた言葉を返した。>>35
下に更に予想の上を行く空間がある事>>38今は、知る由もなく。*]
[雨に濡れるガラスを眺めていたのはそう長い時間でもなく。
室内をぐるりと巡った後、展望室を離れた]
(周りは完全森、か……ほんとこれ、雨が止んで陽が射さんと道探すどころじゃねーなー)
[階段を下りながらの思考は声には出さず。
さて、次はどこへ行くかと思案しながらの歩みは当て所ないもの。*]
/*
とりあえず、うん。
参加とマップ開拓ありがとうございます……! と叫ばせてほしい俺がいます。
どーにか、廃村は回避できそう……というところで。
さて、希望どーすっかねー……。
― 室内庭園 ―
[真ん中の噴水は、噴水というより水盆というほうがただしいのかもしれないが、上から水が零れ落ちて。
鉢にたまって周りの花壇へと流れ落ちている。
かといって通路に水がこぼれていることはなく、歩くのに支障はない]
花だけじゃなくてハーブやらもあるのか……
[花壇には色とりどりの花以外にも、ハーブだなんだとあって。
知識にあるやつならわかるが、そこまで植物に詳しいわけでもないので緑がいっぱい、だと思うぐらい。
室内に他に人影なく、一周して扉の近くに戻ったところで、さてどうするかと顎に手を当てる]
ここが例の屋敷だとしたら、噂の確認をしたいところだが。
[案内してくれたメイドを思い浮かべてみても、おしゃべりに興じてくれそうには思えない。
となると、二階ですれ違った人か、それかほかに人がいないか探しにいくか、と廊下へと足を向けた*]
[階段を一階まで降りきる。
エントランスには相変わらず、黒衣の娘が佇んでいた。
何となく話しかけにくい雰囲気に、会釈して脇をすり抜けるに止め、続く廊下の一方へ踏み込んで行き]
……さっきの展望室の真下はこっち、だよな。
[さて、この先には何があるか。
そんな事を考えながら、一見のんびり、その実、視線は鋭く辺りを見回しながら歩いてゆく。*]
……お。
[向かう方から来る姿に、瞬きひとつ]
そう、聞いて来るって事は、そちらさんは屋敷の人じゃあないっぽいね。
残念ながら、雨宿りさせてもらってる通りすがりだよ。
[愛想のいい笑みと共に向けられた問い>>44から察するに、あちらもご同輩であるらしい、と。
そう、判じたから、軽い口調でこう返した。*]
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