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[あからさまな視線は向けないけれど、兎を持つ男は食堂車に向かいそうで。
そのまま行ってくれれば、時間をおいて戻ることも出来そうだと、思案しながら]
どうも、こんばんは。
[おや、と上がる声。眼鏡の奥の輝きは気づいたけれど、笑みは崩さず。挙動不審にならぬように居れば、左腕の兎は相手からもよく見えるだろう]
……迷子の?
[不意に、手を掴まれる。兎のついた方、左腕。利き手は空いている。いざとなれば、と下げた剣を意識した。
相手と、黒兎を見比べてから、ああ、と声を上げて]
ワタシのです、探していたのですよ。有り難うございます。
[再度にぱっと笑うと、受け取ろうと、手を差し出した]
[相手が目を細めた分、その輝きが増したように見えた。わずかに眉を上げて、心外だというポーズ]
その「兎」ですよ。本当です……あ。
[弧を描いて放られる兎に、一瞬目がいくと、再び前を向いたときには、拳銃]
……まあ、それは水鉄砲じゃないでしょうね。
[半眼になりつつ、言う。
これ以上冗談を連ねれば、遠慮無く撃つだろうか。自分の腕を掴んだときもそうだが、並の体術ではないと思う]
何を喋ったら、その銃しまって貰えるんですか。
[この至近距離では、剣より銃弾が届く方が早いだろうか]
捜し物、は、ロマネスの秘宝です……と言いたいところですが……ワタシはそういう「立場」の人間ではないので。
[相手は何を聞いただろう。捜し物にこだわるのならば、そう、答えた。ロマネスの秘宝を守る、そういう手合いがいることを、知っていれば、言外に臭わせた「立場」の意味も伝わるだろうか]
あの、黒兎は……秘宝のありかを示すもの、と言ったら、信じますか?
[まるきり戯れの口調で言って。もちろん嘘だが]
[何らかの反応が得られなくても、身を翻して黒い兎をかっさらう。そうしないと嘘がばれるから。同時にポケットから、マトリョーシカ>>44を落とす、わざと。
それから、走る列車の窓から外へ、身を躍らせた]
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