208 時計兎の受難
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[その瞬間はいつも唐突。
ただ、それはこれまでとは少し様相が違った]
、 笹川君。
[姿が歪むのではなく、蒼い光が取り巻く様子>>0を見て、声にだけ驚きを乗せた。
直後、笹川の姿が消え失せる]
(5) 2020/12/26(土) 21:51:20[灯台]
[だが彼の姿は直ぐにあちらの世界で認識出来た。
何かしら別の力が働いてあちらへと送られたのだろう。
その事実に気付き、ほんの少し緊張を緩める]
…どうやら、兎も準備が整ったようだ。
[状況が見えていないだろう銀に伝えるように言い。
あちらの世界の会話を具に聞いていた]
(6) 2020/12/26(土) 21:51:24[灯台]
[やがて、兎の声に呼応してあちらの世界の綿毛が柔らかな光を放ち始める>>3。
ふわふわと舞うそれは空間へと溶けて行って。
固く結ばれていた蕾が花開くのを見た]
[あちらの世界の空に虹色が広がっていく。
こちらの世界に居ながら男は天を仰ぎ、その空に重なる虹色を見て。
直後、砕け散るのを目の当たりにした]
(7) 2020/12/26(土) 21:51:30[灯台]
[ひらりと舞い落ちる虹色の光の粒>>4。
花開いたトケイソウに降り注ぐかのようなその光景を見ていた男の瞳は、こちらの世界に生じた異変に気付き視線を転じる。
ふわりと灯る紫の光。
宙を舞う綿毛が発するそれは、空中へと舞い上がり]
[────── 何かが砕け散るような音が響いた]
(8) 2020/12/26(土) 21:51:38[灯台]
[途端に色を取り戻す、足元のトケイソウ達。
ようやく時の流れが正しく動き出したようだ**]
(9) 2020/12/26(土) 21:51:47[灯台]
[二重に見えていた世界は一つとなり、蔦から解放された兎や、片岡と我邑の姿も薄壁のない状態で男の目に映る。
想いの欠片を集めることは役立たなかったけれど、無事解決したことには安堵を覚えていた]
…やれ、やれ、だな。
[小さく息を吐くと、左の肩口に乗っていた柴ポメがとうとう男を踏み台にして地面へと飛び降りた。
足元に咲き誇る、色のついたトケイソウへと鼻先を突っ込んでいる]
ルウイ、齧るなよ。
[柴ポメの傍らへとしゃがみ込み、引き寄せようと手を伸ばす。
ふと、男の手がトケイソウの花を掠めた]
(16) 2020/12/27(日) 00:32:20[灯台]
────………、
[くるり、とトケイソウの中心で針が逆回転する幻想。
脳裏に浮かぶのは、己の店で仔犬を購入した老夫婦の姿。
選んだのは、生まれて二か月ほどの小さなポメラニアンの仔だった]
…………
[まさか、と男は傍にいる柴ポメへと目を向ける]
(17) 2020/12/27(日) 00:32:27[灯台]
……そうか。
お前、あの時の。
[そうだというならば、男には触れさせていたことも一応の納得がいく。
柴ポメは店にいた時のことを覚えていたのだ]
と言うことは……あのご夫婦、
[…亡くなられたのだな、とは心の裡だけで。
柴ポメが保護犬として男の前に現れたのがその理由だ。
男の様子に、柴ポメが男を見上げて「くぅん」とないた]
(18) 2020/12/27(日) 00:32:35[灯台]
…なら、お前、本当の名前は ─────
[柴ポメを買いに来た時、老夫婦が言っていたのだ]
(名前はもう決まっているのです)
(この仔は私達にとって唯一の仔)
(だから、──────)
(19) 2020/12/27(日) 00:32:46[灯台]
──── 唯、だな。
[これまで、ルウイと言う名を呼んでも全く反応しなかった柴ポメは、尻尾を大きく振って「わん!」と返事をする。
名が違うならば呼んでも反応しないはずだ、と男は分かり辛く苦笑した]
(20) 2020/12/27(日) 00:32:56[灯台]
唯、……お前、あんなにあのご夫婦には懐いていたのに。
………いや、懐いていたからこそ、避けるのか?
人を。
[柴ポメを引き寄せようと述べた手を、柴ポメの横首の辺りへとスライドさせて撫でてやる。
撫でられた柴ポメは気持ちよさそうに目を細めた*]
(21) 2020/12/27(日) 00:33:02[灯台]
[柴ポメと老夫婦がどのような終わりを迎えたのかは知らない。
ただ一つ、分かるのは]
……お前も思い出したんじゃないか?
[トケイソウに鼻を突っ込んでいた柴ポメのこと、男と同じように何かを思い出している可能性は大いにあった。
それが人を避ける柴ポメにいい影響を及ぼしてくれることを祈る]
あのご夫婦は、お前を本当に大切にしてくれたからな。
離れたくなかったんだろう。
…だが、あの人達なら。
お前の幸せを一番に考え、願ってくれていると思うぞ。
[柴ポメがどんな思いで人を避けていたのかも男には分からない。
願うのは、その思いを乗り越えて、再び人と触れ合うことに喜びを覚えてくれること]
(28) 2020/12/27(日) 22:47:52[灯台]
[撫でていた手で柴ポメを拾い上げ、胸の辺りで抱える。
心なしか、柴ポメが大人しい気がした]
……少しずつでいい。
あの人達を忘れる必要もない。
また、この人なら、と思う人がいたら、一緒に過ごせばいい。
[抱えた柴ポメを撫でて、視線を他の者達へと転じた。
男が柴ポメを抱える間に兎へのネギアタックが決まり、ネギらを食べさせる方向に話が進みかけているよう。
兎のことだから余裕綽々で逃げそうだが、どうなったことやら*]
(29) 2020/12/27(日) 22:47:55[灯台]
[大人しくなった柴ポメが他の者達を眺める最中、銀の視線がこちらへと向く>>46。
向かう先は腕の中の柴ポメ]
…名は、唯。
以前、私の店にいた仔のようでね。
今は、訳あって保護団体に保護されている。
私のところに来たのも、私でなければ触らせてくれなかったからなんだ。
恐らく、店にいた時のことを覚えているのだろう。
[名と経緯を簡単に説明し、そわりとする銀の指先を見遣る。
次いで柴ポメを見て、柴ポメを抱えたまま一歩銀へと近付いた]
(57) 2020/12/28(月) 21:40:44[灯台]
……手の甲を、嗅がせて嫌がらなかったら、触れると思う。
[これまで男以外には近付きもしなかった柴ポメだが、トケイソウに触れたことで変化が起きたなら。
期待も込めて銀を促す*]
(58) 2020/12/28(月) 21:40:52[灯台]
[帰り方は至って単純。
帰りたいと望めば帰れるらしい。
笹川が聞き出したことを聞き、短く嘆息した。
それから我邑の言葉>>60を聞き、しばし思案]
…私はペットショップを経営している。
カフェも併設しているから、気が向いたら来ると良い。
[言って、懐から名刺を取り出してそれぞれに差し出した。
片岡にも渡していなかったはずだな、と彼女にも差し出しておく。
名刺には『EdesP』と言う店の名と、男が店のオーナーであることを示す文字。
そして店の住所と電話番号が書かれていた**]
(62) 2020/12/28(月) 23:44:03[灯台]
…メスだな。
ああ……うちはペットショップなんだ。
[小首を傾げる様子>>61には注釈を一つ。
手の甲を柴ポメの前に差し出す様子は、男も少し緊張した様子で眺めた。
柴ポメは銀の手の甲をふんふんと嗅ぎ、ぺろりと一舐めする]
……大丈夫のようだな。
[安堵の息と共に言葉が零れ落ちた*]
(63) 2020/12/28(月) 23:47:48[灯台]
…そうか、医者だったな。
[仕事で連絡を取る、と言う点で笹川が言葉を濁した>>66のには僅かな苦笑を浮かべる。
次いで、笹川から渡されたのは一枚の絵葉書。
二種のあおが鮮やかな風景画。
おそらくはギャラリーに飾られている絵なのだろう。
そのギャラリーがある街の光景なのだろうことは想像出来た]
……良い絵だな。
機会があれば寄らせてもらおう。
[男自身、店を長らく離れることは稀だが、目的をもって出かけるのも良いかもしれない、と絵葉書を見ながら思う*]
(67) 2020/12/29(火) 00:05:18[灯台]
[柴ポメに呼びかける声>>69。
それに対し柴ポメは「わん!」と返事をするように鳴いた。
その様子に男は、もう心配ないな、と心中で安堵する。
今回、ここへ引き寄せられたのは男だけではなく、柴ポメも要因としてあったのだろう。
兎が関わる場所は実に不思議な場所だ。
行き詰った道を切り開かせてくれる。
今回それが必要だったのは、男ではなく柴ポメだったのだ]
(73) 2020/12/29(火) 00:28:44[灯台]
[もふられた>>71柴ポメもなんだか嬉しそう。
笑顔が蕩ける銀の様子に、男は小さく笑った]
…カフェの方には他にも懐っこい子達がいる。
気が向いたら来ると良い。
[そう伝えて、銀に名刺を渡しておく。
後に皆に配ったもの>>62と同じもの。
ペットショップを覗きに来るだけでも良い、とも伝えた**]
(74) 2020/12/29(火) 00:28:47[灯台]
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