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[窓枠に手を掛け、ふと気付いたように]
これじゃあ体が重い。
[呟いて、そのまま、列車のお仕着せの制服を着た赤毛の少年に姿を変え、にっこりと笑顔ひとつ]
お先に!
[小銃を床に残して、そのまま屋根の上へ]
……まあ、ロマノフの秘宝は――
それはそれでオイシかったですけどね。
[同じく、スピーカーからの声に、半眼になって、こぼす]
捕まったほうが逃げたほうがいいのか。すげー悩みます。
捕まったら捕まったで話が停滞しそうな予感したので逃げたけど……どっちでもいいのかなぁ。捕まったら隙を見て逃げ出せばいいか。
[屋根に上ろうとしながら考えている]
(そもそも、お宝って……どんなもんなんだろう?)
[モノに執着しない自分には想像もつかないことで]
あ……逃がしてくれる方向かな? だとすればラッキー……。
明日から何をしよう。
ウルスラはきっと安眠しているんだろうな。おやすみなさい。よき夢を。
[するりと屋根へ上がる少年を追いかけて、とっさに窓から身を乗り出す]
(色々まずい気がする…。
屋根調べてたの見られたし、秘宝探してるみたいだし…)
[チラリと後方の人々を見やり、一瞬悩んだが追いかけることにする]
それにしても、連中はこの騒動で秘宝の手掛かりすら掴めていないではないか。
いやはや、列車が終着するまでに見つかるのか人ごとながら心配になってしまう。
…そうだ、折角の蚊帳の外なのだから一つ賭けでもしてみようじゃないか。
あの大騒ぎの面々のうち、誰が秘宝を見つけるか。どうだね?
それとも、君にとっての秘宝はそんなお遊びには出来ないものかね?
[皮肉も悪意もなく、単なる暇つぶし程度のテンションであくび交じりにそう提案してみる]
もう一人───なっ!?
[開いた扉、屋根の扉へと上がっていく姿]
ご友人は、ご無事のようですねMonsieur。私はこのまま彼を追います。
…動く屋根の上を走るのは初めてですが、何とかなるでしょう。
では。
[小銃を蹴飛ばして窓枠から屋根の上へと上がる。
強く冷たい風の中、腰裏から拳銃を取り出せば体制を低くしながら
少年の姿を追いかけるために走り出す]
─屋根の上─
──…っつ。
[割れたガラスのせいか、白い手袋にいくつかの赤い染みができている。
強風に目を細めながらも出てきた窓を伺えば、いつかの少女の頭が見えてくる]
どれだけ屋根に興味があるんでしょうかね。お客様。
[階下に居た人を思えば長居をするのは思わしくなく]
邪魔だからって置いてくるんじゃなかったな。
[捨ててきた小銃に一瞬だけ思いを馳せて、一両車のほうへ駆け出す]
[破壊された運転席で、運転手は何とか列車を止めようと必死だ。
握りの壊れたレバーは、つるつると滑って言うことをきかない。
列車の動きの弾みと、運転手の力の加減が重なったのか、それは不意にガクンと手前に引かれ、急にブレーキがかかる事になる。]
みんな!何かにつかまれーーーー!!
[屋根に向かって叫んだ瞬間、誰かが「あ」と叫んだ気がして、自分もバランスを崩しつつそちらを見ると、連結部分に立っていた、占星術師が足を滑らせ落ちて行った。]
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