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[今まで感じた事も無い感情や考えが全身を駆け巡る。
やっぱり夢じゃ無かったと落胆するが、
先程の地獄絵図の事もあり、
事態に対処するべきと考えるようになったか。]
んー…
護身用云々に何か用意しとかないと駄目だな。
[辺りを見回しながら、
何か武器になる物は無いかと探し出した**]
[とりあえずは急ぎで、近場にある鑿を手に取ってみた。
支払は何処だろうとレジを探すが周りに気を取られ、足元にある踏み台に気が付かず引っ掛かりその場に転がった。]
あいたたた…。
[ずれた眼鏡を直しながら、手から離れた文庫サイズの手帳を手に取り汚れて無いかページを捲ると]
………あれ?
[もう何が起きても多少の事では驚かなくなったであろうか。先程には無かった文章が幾つか書かれている。
そこには「自身が踏み台に躓き転がる」と書かれていて。]
[その文章の後には、「無事鑿を手に入れる」とも。
何となくこの日記が何なのか把握しつつ、興味が湧き次のページを捲れば、「6th コハル ジュエリージョップ」と一言だけあった。]
コハル…?誰の事だろう。
[おそらく柱に居た誰かだろうとは想像はついた。
その次の瞬間に浮かんだ文章は「同じ階のコーナーを巡る」と書かれ]
まぁ、とりあえず冒険と言えばその場所周りをくまなく。
ですよね。
[冗談ぽく呟けば、店員に声をかけ鑿を受け取る。
鑿を鞄に詰め込み、さて次はどちらへ向かおうかと辺りを見渡せば、日用品売り場の方へ無意識に歩いていたか**]
─ 日用品売り場→食料品売り場 ─
[辺りを探索しながら日用品売り場を過ぎ、
食料品売り場に差し掛かろうとした時、
見えるは柱で見かけた事のある人物が二人]
わ…とと。
[慌てて缶詰の山の後に隠れはしたものの、日記を見れば「5th、6th 10thに見つかる」と書かれていて。
日記に従うつもりは無いが、どうせ見つかるのであれば、と、そのまま会話が聞こえるだろう範囲まで近寄ろうと歩んでみた。]
[さて近づいてみようとしたものの、
トイレに向かう10thとすれ違う形で見つかり、
隠れようとした自分の姿に少し恥ずかしくなった。]
なんつーか、渋いおっさんだな…。
[10thの背中を見つめ、
自身は隠れる姿勢を崩し、
残された少女の方を見つめるか。]
[慌てて両手を振りながら]
ああ、ごめん。
威嚇とかそんなんじゃなくって。
別に今どうこうしようってのは無いから。
ちょっとあの人と何会話してたのか気になっただけだから。
[目線はトイレに消えた10thの方を向けた]
そう、殺人は強要…。
確かに僕もさっき警戒してた。
これから先はずっとしていかないと駄目なんだよね。
呑気って。
うーん、これでも一応何とかしようと思ってはいるんだけど。…そんなに?
[そんなに呑気に見えるかなと首を捻るが答えは出ず]
そっか、確かにあの人強そうだったね。
日記には会話の細かい内容はさっき無かったよ。
守るものは…ここに居る人皆持ってるんじゃないのかな。
君もそうでしょ?
呑気に見えるかもだけど、僕だって一応、ね
あの人やる気満々だったのか…。
もし戦う事になったら勝てるかなぁ。
って、その時になったら必死にやるしか無いか。
さっきのルール説明だと、勝ち残れるのは一人だけじゃ無さそうだし。応援するとは言えないけど、お互い守るものの為に、かな。
…こうやって話してると情が移りそうだね。
[苦笑しながら、そろそろ自身はもっと他の階を回ってみると彼女に告げるか]
ラスボス…ね、はは。
いやほら、他の人も見てみないとわかんないけどさ。
会ったらいきなり攻撃されちゃうかな…不安だ。
ま、考えても仕方ないか。
お喋りに付き合ってくれてありがとう。
嫌な言い方になるかもだけど…
君の動きは僕にはわかるからさ
何やら物騒な動きをする時には気をつけるよ。
[その場から足を向けるは、
上階へ向かうエレベーターに乗り2階へ**]
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