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[炊事場から食器をお盆に載せせっせと居間へと運ぶ]
ふー これで用意できたのかなー?
じゃあ鍋を囲炉裏にセットしますね!
ぐつぐつぐつぐつ早く沸かないかなー?
〔出掛かった言葉が詰まる。
代わりに奥から飛び出そうになる心臓。
まんまるに開いた瞳で扉を見つめ〕
―――。
〔息を、殺す。
何か、よくわからない言葉を紡いで
かつこつと扉をノックし続けるのは、
男性……の様だ。〕
〔軽い、パニックに陥る杏奈。
後退り、呼吸を忘れて居た事を思い出す。〕
〔再開する呼吸は震えていた。
何故此処に来訪者が?
フーユキせんせー?
……隠れても、無駄?
………年貢の納めどき?
……一つも理解できない単語が続く。〕
……ぅ
〔じくり、と胸が痛む。
緩い動作で抑えてはその場に屈み込んだ。
極度の緊張のせい、なのだろうか?〕
〔そもそも、人、なのだろうか。
人なら何故こんな場所に?
わざわざ此処へ訪れる理由がわからない。
……そんな思考が、杏奈を埋め尽くす。
編集者の思惑など、知ろう筈も無く。〕
……神様っ…
〔知るのは、恐怖。
人ではない、という仮の結論か。
普段の彼女から想像も出来ないほどの
震えと胸を押さえたまま紡ぐ祈り。〕
[外の異常さに心が止まる 抱いているチェロを強く抱きしめるやがて兎がチロチロと顔を舐めだし我に返る]
っとすごい景色だね!こんなことあるんだー
ここの地方独特の現象なのかな???
……、
[写真を撮る者、驚く者、感嘆する者、鍋を食べる者。それぞれの反応をする面々を見渡してから、テンマの問い(>>20)に]
この現象自体を知るわけではありませんが。
これが何によるものかはわかっています。
彼らによる攻撃か……あるいは彼らの影響です。
どちらにしても彼らの仕業には違いありません。
彼らは、空の向こう、宇宙に存在し……
常にそれと知られず我々人類を、動植物を、地球自体を……観察し、攻撃し、いずれは蹂躙しようと目論んでいるんです。
唯一であり多数であり……
何よりも恐ろしい存在です。ある種絶対的な……
途方もなく強大な存在でありながら……それゆえに、多くの生命はまだそれに気付かずにいる。
[ふ、と閉じた傘を揺らし]
これは彼らに対するせめてもの防衛です。
真に対抗するために……
僕は日々、「救済」の実現を目指しているんです。
[などと説明して、再び外の光景を*見た*]
[夜が開けるが まだ 雪は降り止まない。
昨晩よりは風が治まった様子で 傍観魏を羽織って外へでてみる。
ハナミズキの花は 雪の中で今を盛りと咲き誇っている。]
まさか こんな時期に 見れるとは思わなかったな。
[差し込む朝日を浴びて仰ぎ見る花は眩しく うねった枝は 天へと手を伸ばしているかのように見える。]
綺麗だ・・・。ミズキ…。
[ポツリ 呟いた。]
[そろそろ起きてきただろう 連れに]
獏君。こんな事になって…誘って悪かったなぁ。
私は1週間の休みを貰っていたから平気だけど…。
[溜息をつきながら 申し訳なさそうにバクに声を掛ける]
そうだ。
退屈なら、タカハル君や管理人さんのところの女の子と遊んでくればいいよ。
丁度同じ年くらいだし…
私は…少し気分が悪くて・・・
[青い顔をして しばらく ごろりと横に*なるだろう*]
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