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−「イヴの時間」店内−
[マスターであるポルテは、今日もカウンターの中でコーヒーを淹れている。
壁際の棚には所狭しと飾られたコーヒーカップ。青が基調のそれらは、ポルテの趣味通りあまり主張せず上品なものばかり。
そして、ポルテは今日も自慢のEVLENDを一杯ずつ丁寧に淹れて行く]
あら、今日は早いのねネギヤさん。
何時ものでいいのかしら。
[店にくる度にパイナップルジュースを頼む彼の事を自然と覚えていた。いつもの通り彼のテーブルにパイナップルジュースを起き、また店内時間がゆっくりと動き出す]
−カウンター内−
[今日は珍しくお客さんが多いわね。そろそろアルバイトでも雇わないとだめかしら。
そんな事をくすりと微笑みつつも、オーダーに答えていく。
今日もやはりEVLENDの注文は多い]
[注文をしたにもかかわらず、いなくなってしまった女性に少し驚いたものの、その直後に来店した男の子が同じ注文をしたので、またくすりと笑ってしまう]
あら、もう注文は受けているわよ。ガールフレンド?
[などと、意地をつっつくような質問をしながら、さくらケーキとEVLENDを少年の目の前に置いた]
[ナオの質問に]
そうね、このEVLENDは「イヴの時間」のオリジナルよ。
キリマンジャロのAAをベースにしてコクと酸味を引き立たせるようにブレンドしてるの。少し個性が強い子だけど、きっと気に入ってもらえると思うわ。
[そう返事をし、また丁寧にコーヒーを淹れる。雫が落ちる風景はとても心地良く、それを見つめているだけで満たされた時間が過ぎていく]
[バクの注文に]
あら、ガキンガーセットね。
[この間業者が『試しに置いて欲しい』とお願いされて入荷したわたパチ+ガキンガーロボのセット。この店に来るお客には出ないかも、なんて思っていたけど子供連れのお客さんにはそれなりに出ていた。残り少ない商品を取り出し、トレイの上に載せてバクの座っているテーブルに置く]
はい、どうぞ。
[ペケレの質問に]
うーん、勿論EVLENDがお薦めだけど、そうね。
ケーキならレアチーズか季節限定のさくらケーキがいいと思うわ。他の子も美味しいから、あとは好みかな。
[そう言うとにっこりと微笑む]
[>>34を耳にして]
こら、ギンスイ君。変なこと言うんじゃないの。
[笑いながらギンスイを嗜め、ナオに向かい話しかける]
入店前のあの内容が、この喫茶店のルールよ。それが全て。
ここは、世界に広がる堅苦しいルールから一刻だけ開放される空間なの。だから、あんまり変に勘ぐるのはマナー違反よ。ゆっくりしていってね。
[>>42の言葉を聴いて]
あら、姉弟だったのね。ごめんなさい。
仲が良いのね。あなたが来る前に、あなたと同じオーダーをするなんて。それとも、双子ってそういうものなのかしら?
[少し興味深そうに、セイジに話しかける**]
とても素敵ね。憧れちゃうわ。
[美味しい、という言葉に笑顔を浮かべながら]
だって、普段はどんなに仲の良い人とだって判り合えない事ばかりでしょ?
私は、羨ましいな。そんな人がいるって事に。
>>53
うん、そうね・・・・・・昔はいた、かな。
でも、貴方達みたいに全部理解し合えているわけじゃなかったなあ。
[少しだけ、誰もいないほうへと視線が向いて]
判ろうとしていた努力はしてたつもりよ。
彼も答えてくれたし。
もう、いないんだけどね。動かなくなっちゃったのよ。
[もう一度セイジに視線を戻し、くすりと微笑む]
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