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[ピーヒョロロ、と、高い音が響く。リコーダーを吹きながら歩く人影があった。学生にも社会人にも見える、淡い色のブレザー姿]
……♪
……、あれ?
アンちゃーん?
[掲示板の側を通ったところで、人の姿を見つけると、演奏をやめ、手を振って声をかけた。目をつぶっているように見える糸目で]
うん、最近変な雨ばかりだからね。
晴れそうな曲を吹いてみたんだよ。
「晴れ晴れの歌」、作曲・ウスイセイジ。
[掲示板の前、アンの隣まで来ると、にこりと笑って言った。広げられる紙を見て]
ネギヤさんから?
じゃあ、ミス・トランクスの?
当日、今年もお天気だといいよね。
あ、そういえば、見たよ。
ステージの辺りに人が集まってるの。
あれ、屋根付けるためだったんだね。
[貼り出されたお知らせを見つつ]
ネギヤさん、いつも全力でやってくれてるもんね。
皆でお願いすれば、きっと大丈夫だよ。
お社の神様も、見守っててくれるはずだから。
ステージで?
いいなあ、今からでも頼んだら参加させてくれるかな?
そうしたら、僕、頑張って練習するよ。
[アンにそう話していたが、ンガムラに気付くと、その話す内容を聞き]
水着にトランクス。……それは確かに斬新だね。
ギンスイ君のお姉さんが失踪じゃ……困るよね。
うん、僕も探してみるよ。
やっぱり、音楽が好きだからね。
ううん、気にしないで。返すのはいつでもいいよ。
ああ、ならよかった。
晴れ晴れの歌、うまく吹けるように頑張るよ。
……ん?
[アンの申し出を聞くと、にこ、と笑い]
わあ。アンちゃんが歌ってくれるなんて、嬉しいよ。
アンちゃんの歌声、優しい風みたいで、好きだから。
うん、よかったら一緒にやろう。
歌詞はまだ全然考えてないんだ。
……と、いうか……歌詞を考えるのは、苦手だからね。
代わりに作ってくれると、嬉しいな。
[...が曲に歌詞を付けると、「[夢の国]で[抱き枕]が[バック転をした]」というような、酷いものにしかならないのだった]
有難う。皆が楽しんでくれるといいね。
あ、そうだ。お姉さんを探すのと一緒に……
お社にお祈りしてこようかな。
ミス・トランクスの日が雨にならないように、って。
もしかしたら、お姉さんがいるかもしれないし。
じゃあ、僕はお社に行ってみるよ。
どこかでお姉さんが見つかったら、皆が心配してた事、話しておくね。
行ってらっしゃい。またね。
[分校の方へ歩き出したアンに、手を振ってその姿を見送った。それから、明るく笛を吹きながら、お社がある裏山へと*歩いていき*]
[裏山の静まり返った場所。お社がある前に立ち、手を合わせていた。ちゃんと目をつぶっているが、普段と然程変わらずに]
ミス・トランクスの日に、雨が降りませんように。……痛っ。
[祈った後、...にしては珍しく眉を寄せた。こめかみを押さえ]
……? あれ?
今一瞬、すごく頭が痛かったんだけど……
[すぐにきょとんとしたところで、急に天気雨が降り出し]
あ。……祈った直後に雨だなんて、不吉だなあ。
[溜息を吐く。
覚えのある曲が微かに聞こえた気がして、辺りを見渡した]
あ、ギンスイ君。ちょっと、お祈りにきたんだ。
ミス・トランクスの日がいい天気になりますように、って。
[現れたギンスイに、笑ってひらひらと手を振り]
ううん。もしかしたら此処にいるかも、と思ってたんだけど……
[問い掛けには、首を横に振って答えた]
突然どこかに行っちゃうなんて、心配だよね。
分校の方なら、アンちゃんが行くって言ってたよ。
ネギヤさんからのお知らせ貼ってくるんだって。
見つかってるといいね。
[と、ギンスイに言って。ンガムラがお社に来れば]
あ、ンガムラさん。大丈夫ですか?
[首を傾け、挨拶した]
[ンガムラがギンスイに邪な感じで質問するのを眺め]
……あんまり、見えないです。
[その小鹿状態の足を見て、首を振り]
エスカレーター。
裏山にエスカレーターが付いてたら、面白……
あ。今、新しい曲思い付いた。
[はたと呟き、さっと笛を構えたりした]
そうなんだ。
皆で探してるけど、まだ見つからないみたいで。
さっきは、水着でトランクスが嫌だったから……みたいな話を聞いたけど。
どうなんだろう。心配だよね。
[キクコに頷いて答え、ピュウ、と笛を吹いた。どことなく寂しげな音色]
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