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[どこか遠くで、ぱらぱらと音がしたのが聞こえた気がした。また誰かが隠されたのだろうか、と思い]
誰が、隠されたのだろう。
[呟きながらも、見て回りに行く事はなく。しばらくの間、ただ、*そこにいた*]
[空き地を訪れたペケレに、一礼をする。アンの事を聞くと]
金田さんが?
そうか。先刻、誰かがまた隠されたような気がしていた。
[目立った感情は見せず。
少しだけ遠くを見るような仕草をした。笑う声に]
神とは、眠っているものなのかね。
だとしたら、全ては……夢のようなものなのかも知れん。
神隠しという事象自体が……
月の泡沫の如きものに過ぎんのかも、わからんな。
[詩のような、謎かけのような言葉を返し、微かに*笑った*]
うむ。
そうだったら、残された者が困るという事もないだろうな。
全て弾けて元に戻るのなら良いのだが。
[聞こえるか、というペケレに頷き]
ああ。私には、少々曖昧に聞こえるが……
バク、か。
[その呼び名を呟く。神社に行こうというのに、そうだな、と応え]
[神社の入口まで来ると、ゾウサクに一礼し]
先程ぶり、ですね。
[騒がしさが伝わってくる奥の方を見やる。それから、神社の中へ*向かったか*]
[多くの声がする方に向かうと、そこには緊迫した空気があった。消えた者の姿も幾つかあった。来たばかりで詳しい事情はわからなかったが、「あちら」にいる者が攻撃し合う様子に]
……皆、あまり怪我をしないと良いのだが。
[呟く。どこか場違いなものだったかもしれない]
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