む、食事が出ておるな。頂こうか。
[マカロニサラダとバーガーを取って]
なんだ、ネギヤ、今、ようかんといったか?
羊羹?羊羹があるのかね。
人間に興味はないが、羊羹は食いたいな。実に。
だが8割だと?馬鹿を言うでないよ。
大体、何人居ると思っておるのだ。
そんな条件で頼む馬鹿がおるわけなかろう。
また、いつも通り、おるのだろう。
しにがみとか、しにがみ…
視荷神、氏煮神。この発音であったかな。
ともかく、ネギヤの鼻を借りずともよかろう。
まったく、何でも食い物は自分のものなのだからな。
それだけ餅やらなにやら食って満足せんのかね。
いや羊羹が別腹なのはわかる、わかるが。
老爺、鼻栓とはよい考えだ。詰まるだけ詰めてしまえ。
…いや、それは詰めすぎではないのか。
「食べながら息が出来ない」って、それはネギヤ、おぬしが馬鹿なこと言うからそうなるのだよ。
[テーブルについて、もしゃもしゃと食事を摂りながら]
さて、我々で羊羹を食すための事を考えるか。
死神、視荷神、氏煮神な。
羊羹…もとい人間は2つ…2人であったか。
[喉を詰まらせてるのかうなずいてるのか
よくわからないネギヤのほうを見て確認し]
氏煮神は仕事の準備に時間がかかろうし、
それまで出てこずとも良いかと思うな。
人間が氏煮神の真似をするともあまりおもえぬし。
視荷神もひょいと名乗り出てきては、人間に限らず荷にやましい物を持つ者が何かするかもしれぬ…冗談だ。
何にせよ死神の間に潜ませておくがよかろう。
視荷神の身を案じるならば、
皆でその振りをする茶番を演じるわけだが
荷の検査の先をそれぞれ勝手に決めるのか、
同じ所にするのか、なんてのも問題であるな。
身の証の立つ、氏煮神の荷を見てしまう問題もあるのか。
ああしかし、外よか大分涼しいとはいえ。暑いな。
[と言いながら上着一枚脱ぐ様子もない。
冷たい麦茶を差し出されて]
む、助かる。
[帽子を一旦指で上げると]
氏煮神の力があれば、
視荷神の真似をした人間がおった場合に
その嘘があばきやすくなるのでないかな?
少なくとも考慮せぬ訳にはいかぬだろう。
最初から明かしては力を使わせまいと狙うことが
容易になるのではなかろうか。
たとえば、氏煮神は荷が暴かれそうになったときだの、牢に入れられそうになったときだのに名乗るなどはどうだろうか。
時間の制約が出来てしまうのは、良くないだろうかね。
[出かけていくプレーチェを見送ってから、
再度帽子を下ろした*]
乗っかるか。
【今のところ出る積もりのある氏煮神ではない】
荷調べの話しに戻るが、一度目の調査で人間が見つかって名乗る、というのは良さそうでしかし、なかなかやっかいな事象に思えるのだよな。
それが真でも偽でも視荷神は出ざるを得ぬ。ということは人間ひとりは捕まるが、1度の調査しか出来ぬと言うことだ。
老爺が氏煮神か。
【我輩も氏煮神ではない】し、おそらく他に出ぬだろうな。
それが引くのにえらい時間がかかるという名簿か…。
少々湯をもらってくるとする。
戻った。
調査先か。判らぬなあ。
ユウキは個人的に死神ではないかと思っておるところ、オトハは思考が非常に理解しやすいところ。
ザクロ、プレーチェ、ナオ辺りは人間として我が輩が懸念しておる事項(明日以降述べる)に手をつけてこない可能性があると思っておるところ。
セイジを希望するよ。
オトハがわかりやすいというのは今のところは、だな。
セイジの話が比較的話が頭にはいって来づらいのもある。なぜか。
ユウキに関しては、引っ張るほどあまり強いものではない。>>65から>>72の思考の飛び方と、早々に希望が集まった状況での>>100希望の微妙さが逆にどうかと思った。
プレーチェ、ナオの氏煮神否定は、全体的に見て普通に気づいてなかったというのもあり得ると思うのだが、他の言う守りが薄い点に関しては同意する。
ザクロはちょっとよくわからぬ。
人間とすると実現の薄いところにあからさまに主張し過ぎておる気もするし、そういう人間であればわかりやすいと思うが。
朝は遅く、昼はあまりおらぬ。夜には大体おるよ。21〜25辺りは問題ない。
とりあえず検査先を指定するならば
確実に確認することは出来る。
ちょっとザクロの発言の意図が読めぬ割に、わからぬままで言っておるわけでもないようなので見てくる。
見て、特に言うことがなければそのまま寝る。
学生身分はお疲れさまであるな。
ぼけっとしておると言った割には大変そうなことだ。
一夜漬けかね。COなどと言っておるのを見ると、英語の勉強か。
調査先を一旦置いておき、自分が視荷神で調査先が人間なら調査先、そうでなければウミと言う風にすることは可能だな。
というか、我輩がぼけっとしておったらば、自分の思考に酷い穴があったのに気が付いたよ。ううむ。
なんというかな。あまり良くないと思っておって、そうならぬように考えておって口をつぐんでた状況はよく考えたらそれほどでもなかった。と言うか。
だが夜のことであるし、更に穴があるとも判らぬな。眠るとする。
[椅子の背にもたれ、帽子を顔を覆うようにかぶせると、腕を組んで動かなくなった*]