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[マシロが移動を始め、ゼンジはセイジに声をかけ、彼はそれに応える]
えと…
じゃぁ僕もちょっと心落ち着けてから上に行くんで。
同行させてもらえてありがとうでした。
[自身は後で向かうと告げた]
[三人を見送ると、本棚にもたれて小さく溜息をつく。
既に死人は出ている。
その姿を自身の目で確認するのは怖い。
いつか自身もそうなるかもと思えば震える。]
ほんと…誰なんだよもう。
[行くとは言ったがその場でどれ程躊躇っていただろうか。]
あ、情報…
[情報収集せねばと日記を捲ると
『屋上に多数の人物が居る』とだけ書かれていて]
うわー、凄いアバウト…。
って、そんなに居るんだ?
[向かうべきかとどうか随分悩んだが、何か情報もつかめるだろうし、一人で遺体を見る事もなさそうだと腰をあげて稼動を始めたエレベーターで屋上に向かう事にした。
が、到着時、既に色々な事は終わり
集まってた人物達はそれぞれの思いの場所に移動していて]
─ 屋上 ─
[辿り着けばそこには日記に書かれていた顔を知る多数の人間の姿は一つも無く、一歩一歩ゆっくりと進み辺りを見渡せば
目に飛び込む
ベンチに横たわる女性の遺体
生々しい光景に怯み、一瞬後ずさりするが
目を逸らさずにじっと彼女を見つめ、何か手がかりになる物は無いかと勇気を出して遺体を調べてみたが]
…やっぱわかんない。仕方ないか。
一体誰が…。
[遺体に手を合わせ、さて他の階にで何か情報が入らないかと下の階に降りる事にした]
─ 5F・降るエスカレーター ─
[手がかりになればと日記を開く
そこにある文章『6th・食品売り場』『6th・12thと一緒に居る』と]
12th…確かマシロが言ってたネギヤって人か。
[一目見ておくのも悪くないかなと
1階へとエスカレーターを1つ1つ降りてゆく
4階に差し掛かった時、何やら会話をする8thと10thを見かけた
10thとは会話した事が無かったので、声をかけるべきか迷ったのだが、ふとコハルが言った「ラスボスになるかもとね」と言う冗談を思い出し]
強いんだろうなぁ
[そう思えば無意識に足は下の階へ行こうとしていた]
[足早に1階を目指す
2階に到着した時に、左程遠くない場所から少し大きく男性の声が聞こえる。
目をやるとそこは婦人服売り場で。
女性二人に駆け寄る男性の姿が見えた。]
…柱に居た人達だな。
[聞こえる声には「襲われたのか」などと聞こえるもので、気になり1階に降りる前だがどんな人物達なのかと警戒をしながらも彼らに近寄る事にした。]
あの…やりあったんですか?
[その言葉は相変わらずと言うか]
うん。5thって付けられてる。
名前はフユキってんだけど。
…誰とやりあったの?
[そう聞きながら、目線を日記に移せばその場に居る者達の番号を確認する]
[日記には『5th、1st・3rd・9th・11thと会うと表記がされていて
自分が居た柱から見えた光景から順番で誰がどの数字かと言うのは理解できるか。
人物から名乗りがあれば素直に受け取り。]
10th…あの渋いおじさんね。
やっぱり腕っ節は強いんだあの人。
[言葉を一度きり、再び話を続けたソラの言葉には興味を示し]
そう言われたらそうだな…。
気を失ったのは周りには誰も居なくて、だよね?
あれ?
でも2nd…マシロちゃんは僕と交渉してくれて、協定結んでる?のは12thだと行ってたけど。
10thの事は一言も無かったような…。
[少し引っかかった部分をおぼろげに皆の前で口にする]
[デンゴの挨拶には少し笑みが浮かび、そう言えば暫く何も口にして無い事を思い出す。]
困ったような笑みで差し出される卵サンドに]
あ…いいの?
じゃあ遠慮なく
[素直に受け取り早速袋を開けだした。]
確かに相手を知ればそうなって行くよね。
鬼も実は優しいのかもなーとか。
[優しいと言えばマシロの言うネギヤ思い出し、その場を足早に移動しようと考えればクルミの言葉>>519が聞こえ、10thが守ろうとしているのではないかと思える相手の番号を記憶した。一通りサンドを頬張れば]
ご馳走様。
じゃあ僕ちょっと移動するよ。
ソラさん、ありがとう。
お大事に。
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