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ぎゃあああぁぁぁ!!
[暗闇に悲鳴を上げた。
楳図先生もびっくりの表情で。]
何ですか何ですか!?
[這いつくばって前進したら落ちた。]
……カボチャのスープを食べる前に、灰かぶり姫ネ。
ネギさん?ネギさん?
[目の前の赤い指に触れると、温かい気がした。
湿る感覚はあれど、パオリンの手は汚れを知らぬまま。]
何がありました?
[トコトコ歩いて、顔の方へ。]
……痛かったですよネ。
[ネギヤの頬に小さな手を伸ばして、ゆっくり撫でた。
まだ自分が死人であることを認識していないのに、他人の死に遭遇してしまった。]
"はじまりのくらく"
[人々が口にした言葉を真似た後、唇を*噛んだ*]
[ドウゼンの白衣がネギヤにかけられると、再びの闇。]
ひぎゃあぁあぁぁあ!!
[首を絞められたアヒルのような声を出して逃げ出した。]
『食事の前になんてことだ』
[背後から声が聞こえたので振り返った。]
ねねねねネギさん!
どうなってるんですか!?
[血まみれだったはずの男が、けろりとした顔で現れたのだ。
靴箱の影に隠れて警戒。]
幽霊ですか?
[大きなネギヤを、口をぽかんと開けて見上げる。
と、男はこちらにいつもの笑みを向けた。]
『そうなんだろうね』
ネギさんは、アタシをわかってくれるんですネ。
[女の顔には、喜びの色は浮かばない。]
『珍々亭のメイちゃんだったね』
どこの女と間違えてるー!!
[堂々と人違いするネギヤに怒号を浴びせて、管理棟を出て行った。
花びらのような赤や白に足をとられてフラフラと、どこへ行けばいいのかと辺りを見渡す。]
写真ですか。
[神社に辿り着くまでに要した時間は、どれほどだったのか気にもしない。
いい年をした大人たちが、どこか楽しげに見えた。]
子どもみたいですネ。
戻るんですか?
[帰ると言う大人たちの方へ、とことこと近づく。]
一生懸命ここまで来たのに。
[むぅ、と不貞腐れた顔をして、先んじようと道を進んで行った。]
ふぉぉおおおお!?
[目の前に、鳥の落し物が現れた。
見上げれば、上空を旋回する烏。]
危ないよ!危ないよ!!
[*後ずさり*]
おぅあ!!
[風に吹かれた羽毛が顔面を覆う。
もがいている間に、ビセの姿は消えていた。]
ま、まかれたネ……!
ひどいよひどいよ。
["安いよ安いよ"の節。
足早に管理棟を目指した。]
―管理棟―
ネギさん何してるんですか?
……ハッ!
[囲炉裏端のでかい男に声をかけ、状況を把握する。]
ご飯が、食べたいんですネ……。
三つ子の魂なんとやら。
[神妙な顔。]
あっ!ネギさんどこへ!?
[身体を震わせていたネギヤが、炊事場へダッシュして奪取せんと。]
ご飯が、食べたいんですネ……!
["恐ろしい子ッ!"の顔で追いかける。]
ネギさんダメです、無理強いは!
故郷のおかーさんが泣きますよッ!!
[タックルしようとしたが、低空飛行してどこかにベタリ。]
い〜た〜い〜〜〜!!
[起き上がって、額をさすさす。]
こんなんじゃ、お嫁にいけないです。
ネギさん、責任取ってくれるんですか!?
[メロドラマ調のBGMをお願いします。]
『死んだら終わりだ』
[ネギヤが呟いた言葉に、顔をくしゃくしゃにする。]
じゃあ、何でここに居るんですか。
先生、ネギさんの先生なら、見えますよネ?
[とことこと堂禅に近づいて、声を張る。]
ネギさんもご飯食べたがってますよ。
[医師は反応を示さない。
ネギヤは、当然だとばかりに深く頷いた。]
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