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[新しい影が浮かぶ]
[手には変わらずスケッチブックと色鉛筆が握られているが――
“本物”は赤い花に埋もれている]
……あれ?ここは……。
……え?
[不意に、こちら側の空気が歪んだような感覚。
一瞬の眩暈。
その視界が直ると、見えるのは、眩暈がする前と変わらないメンバー。自分が傍に立ってその会話を聞いていた、あるいは後ろから聞こえた声の、あの。
なのに―――明らかな、違和感。]
…今の感覚は…一体…?
*/
ちょwwwwww
そりゃ可能性としてはわかってたけども、
まさかの4人おちwww
呪狼、早期にでなかったんだよね。
まいった、
生き残りたくない!ネタがない! 狼勝って うわああ!
プレーチェは美味しかったよ。
──獏?
[墓に添えられた花を悲しそうに見上げ]
やすらかに。
夢をたくさんみられますように。
[そっと目を閉じる]
>>2:180
哲学的?
[ミナツの言葉を繰り返す。
それがどういう意図なのかわからず、曖昧な笑みを浮かべた]
[そして、どこからか響く鐘の音――]
[響く鐘の音。]
…あぁ、
[指先の小さな痛みは熱を持ち、そこから黒い斑点として蝕まれる。]
そうか、僕は…
[その瞬間に思い出したのは、助けようと手を差し伸べて、自らも蝕まれ滅びていく記憶。
さらさらと灰のように散り、白い花へと。]
[響く声。
ミナツ。獏。プレーチェ。ユウキの響く声は。]
……テンマの響きと、同じ。
……ミナツも。みんなも。
…こちら側へ…来てしまったんだね…。
[新たにこちら側へ来た者達へ向ける、悲しい眼差し。]
僕らはきっと…きちんと終われなかったんだ。
[ゆれる白い花に手を伸ばすが、手折ることは出来ず。
墓碑に刻まれた日にちは、きっと誰よりも新しい。]
[黒い背広の下に、体の一部が見え隠れしている状態で丸まって眠っていた]
"Good night honey.
Sweet dreams."
[声が聞こえた気がして、目を見開いた]
We'll meet again.
[掠れた声がこぼれる]
まだ終わってないさ。これから始まるんだ。
[取り戻した記憶。記憶を喰らい、蘇った過去。]
ようこそ、楽園へ…………
*/
どうしよ、これ。
ユウキ: 手向けられた
プレーチェ: 狼側の描写に期待
ミナツ: 理屈おもいつかない お任せ
バク: 愛に殉じました
[叫び声>>+10に驚いて起き上がる]
ミナツ……?
[辺りを見渡して、昨日消えたはずのレンに目を止めた]
おはよう。
[両腕をさすり、視線があちらこちらへ泳ぐ]
楽園。
そこには痛みも苦しみも無い。
なぜならば、何も無いのだから。
[ぽつりとつぶやき、目を閉じて。]
助けたかったのは…、助けられなかったのは…
[思い出すのを拒否するように、額を押さえて唇を噛む。]
[聞こえる声>>6]
ペケレ。
[名を呼んで、真似するように自身の右手で左胸を押さえた]
いつ? 何故?
[言葉は、カナメがまだ居たときのようにたどたどしくなってしまう]
/*
ちなみに白出し用もついでに。
[雲ひとつない青い空に、果てなく続く水平線。
その水平線を真っ直ぐに見据えるバク。
大空には、翼を曲げて空を飛ぶカモメの群れが見て取れる]
本当はルリ占って使ったほうが色合い的にryとか
思ったけど、ルリ霊能だしそもそもルリだったら
名前的にオオルリとか使えばいいんじゃね?と思った。
>>+18
せんせい?
[苦しげなユウキに近づいて、彼の頭へ手を伸ばす。
そこにはぬくもりも、冷たささえもなく、ただ視覚のみが存在していた]
[蹲り、手を伸ばす少女を見上げて。]
僕には出来ると思っていた。
治せると、救えると。
…本当は、何の力も持ってやしなかったんだ。
食い止めることも、遅らせることも出来ず、ただ看取ることしか、
僕には、出来ない。
楽園。
[次々に口にされるその言葉が、酷く空虚な物に思えて手が震えた]
>>+22
きっと、救えていたよ。
[指先は、掠めるようにユウキの髪の毛を撫でる]
救いは、生きることだけではないもの。
[少女が優しくかける言葉に、それでも首を振り。]
彼女を、あんなふうにしてしまったのも。
[透ける手は、褐色の肌を切り裂いて装置を埋める感触を覚えている。]
まだ不完全だったんだ、あの技術は。
けれど、そうしなければ彼女は…
>>+24
それは自分の為?
それとも、誰かの為という大義名分?
[低い囁きは、感情を抑えたように平坦に]
同じことなのに。
子どもみたい。
[ユウキのつむじの辺りを、ぐいっと指で押した。
くすくすと笑い声が響く]
忘れたんじゃない、思い出したくなかったんだ。
眠らせて、鍵をかけて。
眠らせて、鍵をかけた。
プレーチェ。キミは、救われた?
[涙を流せぬ目は、雨の日の犬のよう。]
/*
レンさんの「世界との結びつき」もカッコいいなぁ…。
あ、そうだ管制室の中にあるもの何か考えよう。
鼻メガネとか言いたい。言いたい……。(我慢しようとしている)
あぁ、ここは楽園さ。
正確には、楽園への入り口だ。
なぁお前達、人間の作った建造物の中で。
人間が作った技術で、眠っていたはずの俺達が。
何故誰の助けも借りず、今日まで生きていたか。
わかるか?
何故キッチンには沢山の食材がある?
何故水もやらぬのに草木が生きている?
わかるか?
それがわかれば、楽園への入り口は開く。
考えるといい。
俺達は消えたんだ。
死んだんじゃない、消えたんだ。
[クスリ、クスリ。]
>>+26
[向けられた瞳に、伸ばしていた手をわずか引いた]
あたしは、救いを求めていたの?
[質問に質問で返して、戻りきらぬ記憶を取り戻そうと気は焦る。
気がついたときには、真顔で首を左右に小さく振っていた]
でも、誰も恨んでないよ。
わからない、だがもしかすると…
すべては最初から何も無く、
すべては最初から誰も居ず、
ある事を望むものの為に綴られるただの美しい夢。
…いや、そんなはずは。
入口。箱庭。
カナメ――。
[聞こえる言葉を反芻する。
しかしどれも、プレーチェの中で意味が掴み取れない]
"I pray for the dream to."
[両手で耳を押さえ、口から零したのは“最期”に聞いた言葉。
思い出せるのは、遠い遠い、父と母のぬくもりのみ]
いろいろ表で言ってますが。
まぁぶっちゃけ墓下と合わなければ、エピで合わせるなり、各人を優先、でいいのかな、と。
誰かの設定に矛盾してたらごめんなさい。
そしておやすみなさい。
/*
そっちが狂信か!
しかしあれですね、昨日の手数計算は「絆狼が後追い」がすっぽり抜けていた。
うむー。ガチ脳やっぱ腐ってる。
そんな事、俺に言われても困るな。
楽園とは、現実にある限り名称でしかない。
真のユートピアなど、何処にもありはしない。
どんな幸せな世界でも、人は苦しみ悩む。
俺が知っているのは、向こう側が楽園と呼ばれる事。
その先に何があるのかなど、楽園の住人しか知らぬ話。
俺は記憶を取り戻したかった。
だから、人の夢を、記憶を、魂を喰らう。
それが問題だと言うのなら。
記憶を消した奴等を恨め。
[うるさいと言うルリの声>>15。
どこか悲しげにそちらを見てから]
あ……。
[ふと視線を落として、黒い上着とぬいぐるみを拾い上げる。
そのまま白衣の男へと、言葉を投げかけた]
せんせい。
祈りは、誰かを救えますか?
あたしには、何もないから。
ただ、願うことしか出来ないから。
[獏の言葉を。一つ一つを頭の中で繰り返して。じっくりと繰り返して。]
君と俺は、相成れない存在なのかもしれないね。
…止む終えず記憶を消す。
そういう事だってあるんだよ、獏。
獏。君に。俺の夢を喰らうことはできるかい?
…俺がこちら側に来たことは。
本当に…本当に最大の誤算だよ。
俺は、盾になることが出来たのに…。
……ルリ。
君は…受け入れてしまうのか…。
>>+35
誰かがわからないままじゃダメですか。
[微かに微笑んで、上着を羽織る。
確信をもった手つきで、ぬいぐるみの背中をまさぐり始めた]
誰かがあたしのしあわせを祈ってくれた分、あたしも誰かの……
[カチリ、音が響いて、ノイズ混じりの機械音がメロディを奏で始める]
誤算?やむを得ず?それこそ言い訳だ。
誰が、いつ、記憶の消去を望んだ?
少なくとも、俺は頼んでいない。
人は、思い出無しには生きられない。
記憶を消した事が、過ちの始まりだ。
[クスリ、クスリ、ただ笑って]
夢を喰らう事は、できるだろうさ。
肉体を喰らう事は、できないかもしれないが。
レン、お前は盾にはなれないよ。
お前は、溶けて消える泡なのだから。
[ぬいぐるみから響き出したのは、憂いを帯びたクリスマスソング。
知っているメロディなのかどうかすらわからない]
サンタクロースに最後に願ったのは、何でしたか?
[ぬいぐるみに視線を落としたまま、誰に尋ねるでもなく言った。
震える唇をきゅっと引き結ぶ。
瞬くと、頬を一筋の滴が*零れ落ちた*]
*/
まったくもって、
この状況は ヤ メ テ ク レ
ガチのPPより、きついですYO!!
だからルリはRPできない子だと…
他のひとが残った方が、
ぜったい面白くなったの に(号泣)
…その曲。
[顔をあげ、ひつじを見つめる]
眠れない君へと…手向けられた?
[ノイズ混じりに、ひつじが歌う]
/*
クリスマスというと何故か「Merry Christmas Mr. Lawrence」が脳裏に浮かぶのですが、どんな映画なのかわからんのがいかん。
プレーチェは、サンタの資金源が気になるお年頃です。
/*
ひつじが一匹〜。
ひつじが二匹〜。
ところで、墓ログ読了いたしました。
居眠りこいてた傍に来てくれてたテンマさんありがとう。
空を一緒に見上げてくれてたレンさんありがとう。
ほっこりしました。
/*
記憶回復と悪役COですが
よくわからない事に。まとめてみると
・元々ミュージカルとかやってた
・恋人がいたが多分死んだ
・ので狂った
で、色々あって冷凍睡眠。
カナメはおよそもう一人の自分だったらしい?
……泡にだって。できる事はあるさ。
君らが俺を選ばない限りは盾にはならないね。確かにそうだ。
俺の夢を喰えるって?へぇ。
…なら。喰らってみるがいいさ。
肉体はもう、ない。掴まって溶けてしまったから。
けれど。それでも俺はここに"居る"。
君はその楽園とやらに、何を求めるのだろうね…
君の聞こえる「世界の歌」は。どんな歌なのかい?*
カナメ。お前は―――俺なんだな。
冷凍睡眠。全てを凍りつかせて、脳すら凍結させて。
目覚めた後に起こる記憶の欠如、混乱……それを防ぐ術は、なかった。
……だから、カナメ。お前がいたんだな。
カナメという俺が。記憶を残す、唯一の手段。
……ごめん。お前の言葉を遮って。
俺の心を、存在意義を掴むことで精一杯で。
この危機を……教えてくれようとしていたのに。
本当に結びつけるべきであった二人は。
そして手向けるべきであったのは獏とペケレ。
彼らの望むらしい「楽園」とやらへ、彼らを導く、そうするべきであった。
そうすれば……みんなを世界へ結びつける事が…。
…もし、カナメがいなかったら。
目覚めた「人を喰らうもの」達はどう振る舞っていただろう。そして俺も……
…いや。そんな『もしも』を考えても、仕方のない事……。
……ルリ……。
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
"彼女"は言う。
「God give me courage to show you
you are not alone…」
[ほどける唇から零れ落ちる台詞。
墨色に透ける亡霊の声は、語尾のやや掠れる穏やかな声。
THE PHANTOM OF THE OPERAその人の声には遠く及ばないが]
孤独に狂った"怪人"。…
「合図」は、ずっときこえていますよ。
[とろり、眠たげな瞬き。墓碑の合間に茂る公孫樹に凭れ
新たな死者たちへやわらかな目礼を馳せ、全てを*眺め居て*]
それでも君は…「ひとり」なのでしょうかね。
…あぁ。
思い出した。彼は…
[震えだした手を、もう片方できつく握る。]
助けたかった。
助けたかった…
なのに…
たとえ体は救えても、心までは救えない。
怖い夢を見ないように。
悲しい夢を見ないように。
……目覚めるときに孤独でないように。
[メロディーが一巡して、ひつじは餞別の音楽を終えた。
抱きしめたぬいぐるみに、くしゃくしゃの顔を隠し*俯く*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
ありのままの世界が美しい。
そこまで理解していながら。
君には、ガラスを突き破って世界をその目で見る勇気も、還る勇気もありやしない。
この閉ざされた箱庭世界の歌に囚われて。
ただ、喰らうだけ。
星の命すら、いずれは宇宙(そら)に還る。
その過程が不自然でも。還れば結びつく、自然。
けれど、生きて結びつく自然に戻れるのであれば、それに越したことはない。だから。
だから……時が来て目覚めた時は恐れずに。その目で見、その耳で聞き。その肌で感じ。世界を見るんだよ……。例えそれで自ら滅んでも。それは自然のサイクル。
あの二人も。何か方法が見つかるかもしれない。また、あの時のように過ごせる方法が。
賭けてみよう。未来に――
[″結ぶ者″は、その目を静かに閉じて。かつてその言葉を伝えた者は……*]
…ひとの手は、目の前のものに想いを乗せる。
[ミナツの手に在る、色鉛筆とスケッチブック。
プレーチェが抱える、黒い上着とぬいぐるみ。
ユウキの胸ポケットには、ペンが挿されたまま。
レンはあたたかなマフラーと共に、強い想いを。
―――皆、みにくいはずの人工のもの―――]
[>>+50俯いていた顔を上げて、上着の主を見上げた。
口を薄く開いたが何も言えずに、離れる背中を見送った。
墓碑のある、向こうの世界は霞がかって夢幻のように見える]
箱庭の楽園。
作りものは、オリジナルを越えない。
[朗読するような調子で呟いた、その意味を娘は知らない]
ルリ。
[何かに潰れてしまいそうに見える少女の名を、ただ呼ぶだけに留まる。
羊を模した布地を抱きしめる手に力が入った]
カナメは言っていたよ。
それでも生きるしかないんだって。
「それ」って何だろうね。
[問い掛けるわけではない口ぶり。
“カナメ”のことは、とうに*見失っていた*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
掬う…
[聞こえた言葉をかみしめるように。]
どうやら僕の柄杓は、底が抜けてしまっていたらしい。
…無理に繋ぎ留めず逝かせていたら、彼は壊れずに済んだ?
[愚かな行為への戒めのように、
自ら命を絶とうとして果たせなかったものへの処置も、それでも避けられぬ後遺症も、死よりも辛い責め苦。]
[こつ こつ …こつ 絶えず苛む眠気に、足を取られる。
ルリのちいさな手へ、白く軽い骨片が馴染む。呼び声。
亡霊は、彼女が既に「求める」ことを憶えたのを聴く。]
…「これ以上死ぬこと」が出来ないのは…難ですね。
尤も、何方が如何様に生き、如何様に死んでも…
私は痛みを感じ――そして、
[例え、親しみを感じたライデンが狂気に身を委ねても。]
[例え、全てを喰らい尽くすペケレが孤独に苛まれても。]
[例え、ちいさなルリが無残に喰われてしまっても――。]
ひたすらに見蕩れていますよ。
[墨色の亡霊は穏やかに待ち居る。生者の*意志の所在を*]
うん。
まだ拾い損ねてるのとか拾っても拾えないものはたくさんありそうだけど。
……よし。発言作ろう。
リンクいっぱい張っててごめんなさい!
…そう、君は欠けているから。
足りなくて、本物にはなれないから。
…だから、奪い、
…だから、喰らう。
けれど、奪い取って手に入れたものは、
君のものにはならないから…
../sys/caname.exe
楽園行きの箱船の管理者。
時至るまでのまどろみを司る天使。
…全てはただの作りもの。
…そうか、カナメ。
[目を閉じ、静かに笑う。]
僕も、つくりものだね?
君の管理データの中の、無数の白衣の人々の記録。
医師、技術者、看護士に研究者。
それらから複製転写し、組み上げたのが…僕だね?
…そう、僕は失敗と後悔で出来ている。
[羽織った上着の下で、もそもそとワンピースのリボンを一本抜き取る。
何本か使われている為、服から赤のラインが消えることはなかった]
『それならば何故、墓碑で記憶を留めようとするの?』
[思い出さなくともよいと語るライデンの声が、いつかのカナメの言葉を思い出させる。
鳴き声をあげて、消えたカナメ]
[ぬいぐるみの首に、リボンをきゅっと結びつけた]
[ペケレの口からこぼれる自分の名>>37]
聞きたい?
[悪戯を思いついた子どものような笑みを浮かべる。
続く言葉>>38に、表情をすぐに落とした]
ペケレは、“それでも生きる”んだ。
なんとなくだけど。
アンからの手紙を拾いたい……!
何を書いてあるか考えていないんだけど。
さぁどうしたものやら。
いやでも残り400pt弱だし。
/*
毎朝通勤時に「新しい歌」(秦基博)がラジオから流れているのですが、ぽつりぽつりとこの村のことを考えてしまう今日この頃です。
「やわらかな鼓動」をこの箱庭も刻んでいたりしないだろうか、とか。
どうも閉鎖空間と胎内を結び付けたがる癖がある。
(この思考は、望月花梨「欲望バス」内の地下鉄を胎内に例えていた漫画の影響)
[閉じていた目を開いて。静かに笑うユウキを見て。]
冷凍睡眠後の記憶障害、混乱、欠如―――それは当時の技術では避けられなかったこと。
あの治療を経てプログラムの基礎が完成した後。冷凍睡眠解除時における、『いざと言う時の』バックアッププログラムとしてカナメは採用された。
今此処にいるのは本当の君?それとも、バックアップであるカナメ?君は、目覚めた後。君は自分の力で、思い出そうと、した?もしそれをしているのならば……有希。
……自らをデータと錯覚するか、本当にデータなのか。それを知る術はない、か…。それでもね。そのどちらだとしても、いまここに君が"居る"ことに。変わりはないんだよ。有希…。
―――データは、死の夢を見るのかね?
俺の心には、君は有希にしか見えないんだけどね。
覚えてる?俺と有希とルリと雷電で、写真を撮ったんだ。
写真…。
[ぽつりと呟き、彼を見る。]
あぁ、アレも僕だ。
…無数の僕のうちの一人。僕の器。
僕は僕であり、同時に無数の記憶でもある。
世界の歌。
[耳をすませば、世界は依然として様々な音を奏でている。
風のざわめき。水の揺れ。生き物の鳴き声]
世界の歌が本当はどんなものかは知らないけど。
泣き声も、喧騒も、あたしは懐かしいと思ったよ。
>>+56
……有希が助けようと必死だった顔。俺は覚えているよ。
[先ほどの有希とプレーチェの心の向き合う姿を思い返して]
プレーチェには……言うまでもない、かな。
雷電は―――有希の顔、見てたのかな。とても必死だったあの顔。見てたのかな。自分が倒れそうになろうとも人を救おうとしていたあの姿を。顔を。
ねぇ。雷電?君は、ちゃんと見ていたのかな。見えていたならば…君も掬われていたのかな?
君の想い人以外にも。君の事、見ている人がたくさんいたんだよ。知っていた?
写真を撮る事ができた時。
俺は、嬉しかったんだけれどね…。君は、どうだい?
ねえ。……雷電。
[声の届かないことはわかっている。それでも構わず、その言葉は雷電へ向けて―――]
[レンの声>>+70に振り向いて、小首を傾げた]
写真も、記憶を留める為に撮るのかな。
[独りごちる様に言いながら、近寄るのはユウキの元。
背伸びをして、右手をそっと彼の頬へ伸ばす]
せんせい。
[伸ばされる、少女の手。
肌に触れる感触はもう無いけれど、肌に触れた記憶は今も胸の中にある。]
そうだね、残しておきたいからなのかな?
瞬間と瞬間を無数に積み重ねたものが、記憶。
それの一番上に重なったものが現在さ。
[少し身をかがめて、目を細める。]
[ こつ こつ こつ 後手に、公孫樹の幹をknock。
ばささ、何を感じてか枝間からコノハズクが飛び立つ。
緩やかに舞い落ちる葉の金色――やわらかなそよ風。]
喰らい尽くしたあとを、渇いて生きる。
[墨色に透ける亡霊が、ペケレの笑みを見詰め呟く。
己の裡から響いた声…喰らった「カナメ」との約束。]
『さあテンマ、まずは喰らう練習をしましょう。
――――煩わしいワタシから、喰いなさい。』
[食い千切ったのは、さて何処だったか。それが始まり。
…「さいごのひとり」が、また生まれるのだろうか。
ペケレは生を以って何に抗うのか。亡霊は瞑目する*]
真理(サフィーャ)か…
>>+72
居ますよ、ここに。
例えせんせいがどんな存在でも。
[かつて医師にそうされたように、彼の頬を手のひらで包み込む。
同じように目を細めて、白衣の首元へ両腕を回す]
せんせいは今ここに在る。
それだけじゃ、足りませんか?
>>+76
Good morning honey.
[聞けなかった父母からの“おはよう”を、ユウキの耳元でささやく。
そこにはぬくもりも何もないはずだったけれど、くすぐったそうに笑んで、腕を緩めた]
ここに在るせんせいに、おはよう。
あぁ、おはよう…プレーチェ。
[覚えている。麻酔から醒めてゆっくりと開いた少女の黒い瞳。
耳元に届いた、かすかな声。
それが真実か、願望かはわからないけれど。]
今日も…良い日になるといい。
/*
狼吊りENDに行くのかなー?
どきどきだ。地上ファイトー。
あー、そうだそうだ。
小道具とか肩書きをちらっとでも生かしていただいてるの見ると嬉しいんです。
そして私一人の想像世界より遥かに広がりを見せていく様を目の当たりに出来ることは、しあわせなんだと思うのです。
特に今回、狼であるペケレが人間臭いカメラを持って古い写真を持っているなんて図は、心くすぐります。
私にしかわからない楽しみ方してニヨニヨ(゚∀゚)
死にたく、なかったのかな。
[聞こえるペケレの声>>47。
俯いて呟いても、カナメの声は戻ることはない]
うん。
[顔を上げて微笑を浮かべる。
ぺちぺちと音がしそうな動きでユウキの頬を二度叩いて、一歩退いた]
死んだことに気付かないのは、もしかしたらしあわせだったのかもしれないね。
……食らうのは勝手、だろうけど。
でも、それで……食いつくしたら。
いったい……どうするつもりなんだろ。
……私は、ひとりは嫌だな。寂しすぎるもん。
["おはよう"を言い合う有希とプレーチェの様子に、穏やかに目を細めた]
[そして、テンマの響きには。
その耳を傾けるだけで。
こちら側に来たばかりの頃に「還ることができないと感じる」、と称した彼の色が。かすかに揺れているとふと感じたのは果たして、錯覚なのだろうか、確かめる術はなく…]
寂しくても、食べなきゃ死んじゃう。
[ミナツ>>+80へ向ける言葉は、人間が人間を喰らうことを想定していたわけではない]
おなかがすいたら食べて、眠くなったら眠って、朝が来たら起きる。
どうして人は、それだけじゃダメなのかなぁ。
[手持ち無沙汰に、ひつじの首のリボンに触れる。
くるくる巻くと、ほんの少しカールがかかった]
…聞いてもらいたいから、なのかな?
[花壇の囲いに座り込んで、ぽつりと呟く。]
聞いてもらって、聞かせてもらって、自分の居場所を確認するんだ。
そうじゃなきゃ、自分が見えなくなってしまう。
居場所が無いと、立てないからね。
そうだね。
[ルリの口にした『ダンゼツ』>>52の言葉に、胸が痛むような感覚。
でも、表情はとても穏やかなものだった]
『あなたが生き延びる方法。それは、誰かを手向けること』
[いつかのカナメの言葉]
生きたい?
[夢のような世界へ立つ人々に、囁くように問い掛ける]
弔って、旅立ったと自分に言い聞かせて、それなのに……
[ペケレへ向ける瞳は、滲む涙に揺れている]
墓碑や写真を見て、孤独に苛まれるの?
それならいらない。
花も、言葉も、おやすみもいらない。
すぐに忘れてしまえばいいのに。
[>>+92ミナツのきっぱりした物言いに、笑い声がこぼれる]
ミナツのそういうところが好き。
[言いながら、視線は“鍵”へと向けられた]
*/
コアずれのうえに、無茶振りで
ほんと すんません。
特にライデンさんと時間が合わない。
更新時間を鑑みると、ルリの参加時間がおかしいのですよね あはは は(泣
ルリが、鍵?
[きょとんとした顔で瞬く。
>>+95レンをちらりと見て]
博士?
[人差し指で、ぬいぐるみの首元の鈴をはじく。
渇いた音が響いた]
空は、もっともっと広いよ。
[生きた証など要らない]
[生きる理由も要らない]
[ルリのてのひらの上 白く軽い骨片は" 鍵 "]
[DNAが開く" 扉 "はずっと見えて届かずに]
――――…
[何方も独り心地にならぬよう]
[何方もお風邪など召さぬよう]
…よい旅を。
[墨色に透ける亡霊は、開かずの扉へ片手を添える]
…私は、忘れましたよ。
[肩越しに皆を…ルリを振り返るのは――――]
けれど――お祭りに、お連れするのでしたね。
[何処か手を焼く態の…すこし性質のよくない笑み。
さらり *扉の中へ消えた*]
[『よい旅を』>>+97遠く聞こえた声に慌てて振り向く]
待っ――
[羽織っていた上着を脱ぎかけるも、声掛けは間に合わず]
テンマ、さん。
[おやすみなさい?と、声とは呼べぬ大きさで呟く。
ルリにKnockerの声は届いたのだろうか。思い、一度少女を見やった。
それからしばし立ち尽くした後、閉じた扉に恭しく一礼した]
…………ああ。
[背に送るのはその一言だけ。それだけで、いい。きっと。
静かに。扉の中へと消え行くテンマを見送る。
かけたい言葉は、全てその瞳の中に。]
―――――…
[消えたあとに残るは開かずの扉。
テンマがいつか暖かく巻きなおしたマフラーにふれて。
静かに、静かに瞳を閉じた。*]
/*
生前、ビオトープに雨を降らせてみようかな、と思ってたのに忘れてた。
ドームの中に雪が降ったりとかあってもいいじゃないですか。
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
足りないもの、一つ見つかった。
[白い指先は空を指す]
願いごとを三回、流星に。
何を、願えばいい?
[ぐるり、小さく円を描き、そこから尾を伸ばして流れ星を*模した*]
どういたしまして。
[ルリの『ありがとう』に首を傾げる。
静かに伏せられたまぶたに風が当たった]
作りものはオリジナルの夢を見るのでしょうか?
[謎掛けの口調で言って、ひつじを*抱きしめた*]
[記憶の、どこかに眠る、懐かしい――声の思い出。]
――『…そうか。
自分で、納得しないのだね…レン。
「みんなと違う」…そんなものは、君がそう思い込んで勝手に悩んでいるだけに過ぎないのに。
もし、導き、結びつける事ができれは―――
―――君は、自分も自然の一部であることを自覚するのだろうね。
レン。本当はね。
そんな事をしなくても君だって――』―――
[かつて自分がもらった言葉は。あのひとの真心は。
瞳を閉じ、その思いに―――]
……優しい、やさしいひと。
そうだよ。空は―――広いんだ。
[瞳を閉じたまま、響く声に応える。それはプレーチェへか、ペケレへか、それとも…*]
[ペケレの傍らを漂って、ゆるやかに、ゆるやかに、ぐるぐると踊るように動き回る]
おいしかった?
[他人事のように尋ねてから、声が届かないことを思い出して*苦笑した*]
箱入り娘 プレーチェは、ここまで読んだつもりになった。[栞]
[スイッチを押しても、ひつじはもうメロディを奏でない。
ひっくり返したぬいぐるみをまさぐる]
……“カナメ”。
あなたの名前?
[底面に、丁寧に書かれていた文字を発見し、読み上げた]
誰の字だろう?
[そっと文字に触れる指先は、“記憶”を求める]
それとも、あたしの名前なのかな。
[ちり、と乾いた*鈴の音*]
[立体映像は、記憶を呼び戻したりはしない]
こっちに来ちゃったから?
[ふわり、ふわり、けれど蝶には到底及ばない]
/*
<西暦2700年の荒廃した地球と広大な宇宙を舞台に、独りぼっちで地球に残された“地球型ゴミ処理ロボット”WALL・E(ウォーリー)>
せつなげですな。
そういえばこの村の説明、「地球」という単語が使われていなかったことにお気づきですか?
さいご、かぁ。
[絵を描きながら呟く。
目を覚ました人々が、ドームをバックに歩いている。
さまざまな種類の鳥たちが空を飛び、さえずる。
そんな光景を描いていた]
失敗なんて、あるのかな。
失敗だって言われたから、生きようとするのかな。
>>+109
失敗とか、そうじゃないとか、人が決める権利はないよ。
きっと。
[ミナツが描く世界を、覗き込んだ]
失敗。そんなの……多分、ない。
そう、信じてみても。いいのかな。
今のペケレを見ていると。
止められなくても、それでも。
雫は水面に落ちてひろがり。
……博士。俺も、自然の一部なのかな。
あなたがくれた心からの言葉。素直に信じてもいいのかな――――
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