113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
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[2階に上がれば、廊下の先に佇む背中>>+68。
そっとその身体を後ろから抱きすくめる。
パーカーの襟ぐりに鼻先を押し付けた。
奇妙なものだ、こうしている分には生きている時と何ら変わらない。]
………。
[クレストの瞳の色の変化に気付く。
死して尚、占い師としての力が残っているのか?
不思議そうにその目を見ていたが。
弟の瞳の色に似たその輝きは、嘆きの涙を流す空と合間って、心を切なくさせる。]
ラビ、
[抱く腕に少し、力が篭った**]
(+71) 2013/06/18(火) 09:25:30[2階廊下]
……、
[>>+73クレストの口から零れた言葉に、瞳を見開く。
まるであの子のように己を呼ぶ聲に。
そして、まっしろな子供のような笑顔に。
占い師はイタコとしての力も備わっているのか、
それとも―――…]
おまえ、なのか。
[200年も時が流れれば、
転生してもおかしくはない。]
(+75) 2013/06/18(火) 19:21:18[2階廊下]
[>>+74答えを聞ける前に、翡翠を取り戻した瞳は、
ミハイルが注ぐ視線から離れるように、動く。
抱擁を僅かに緩めさせ。]
……寒いよかマシだろ。
死んだ後でも、風邪ひきかねねーからな。
[窓へと目を向けた侭、此方を見もしないクレストの手が、
手の甲に触れれば、肩口に顔を埋めた状態で瞳を伏せる**]
(+76) 2013/06/18(火) 19:25:48[2階廊下]
……わかんねえぞ。
ひっつかれてて暑いなら、
[>>+78体温を感じるなら。
身をよじるクレストの動きを腕の中で感じて居たが、
悲鳴>>98に顔を上げた。
丁度其処には、恥じらいを色に出した耳があったが。
唇を耳裏に一度押し付け、音を立てた後に離れる。]
騒がしいな、下が。
[暗に行ってみるかと籠めて。
幽霊に足が無いのは嘘だったらしい。
床を軍靴で踏みながら、進む。]
(+82) 2013/06/18(火) 21:57:50[2階廊下]
―階段―
[>>*9殺せ、殺せとわめきたてる聲に。
それはとても、――人間らしいと、思う。
生まれた時から彼女は、人では無かったのに。
何がそうさせたのか。
それは考えずとも解ること。]
[ やはり、 ……人と共に居すぎたせいだ。 ]
(+83) 2013/06/18(火) 22:01:34[2階]
―大広間―
[>>+80>>+81イルマとトゥーリッキを一瞥した後。
一見して騒ぎの落ち着いた広間のソファへ。
酒瓶に手を伸ばす。通り抜ける。
やれやれだと肩を竦ませた。]
…どうなってやがる。
[三言で報告しろ、とトゥーリッキに尋ねた。
ユノラフの頬は腫れ、殴られたという事だけは、わかる]
(+84) 2013/06/18(火) 22:51:53[大広間]
悪魔なわけねえよ。
[彼らの喧騒を静観しながら。
男の視線は、頭へ届く聲に>>*10
臆、ボジャノーイもルサールカも
ナッキも、人が勝手につけた呼称に過ぎない。]
……気に病むな。
[己を責め続ける女に、只。届かぬ聲を。]
(+86) 2013/06/18(火) 23:28:48[大広間]
[これではまるで、ナッキとやらでは無くバンシーだ。
会った事などないが。
啜り泣く聲が、声が。
大雨と被り、哀れさを誘う。]
(+88) 2013/06/18(火) 23:32:04[大広間]
[>>+87すぐ後に到着したクレストを、
ソファへと手招く。]
うっとおしい。
[ぶん、
羽音を鳴らして飛び回る蜂をしっし、と手で追いやり。
まあ刺されるどころか知覚される事すらないのだろうが。]
(+90) 2013/06/18(火) 23:37:09[大広間]
ああ、そういう事か……、
大体判った。
[>>+89ダグはイェンニが人ならざるものだと気づいている様子。
他の者はどうだか知らないが。]
ァん?
[>>122霊の声を聞く盲を一瞥する。
見た所で、視線が交わる事などないが。]
さっきからそこで泣いてる女が喧しいつったんだよ。
[彼女と通じてるとは示さずに、只。
イェンニを泣き止ましてやれと]
(+93) 2013/06/18(火) 23:42:05[大広間]
花と間違えて寄ってくるかもなァ
[>>+92蜂から逃げて迂回し、
ソファの方へ漸くやってきた
クレストのスカートの裾をちらりと見る。
見えていないのだから、そんな事はありえないが。]
甘いもんや香水の匂いが好きらしいぜ。
お前、甘いのか?
[蜂は意識などしていなかっただろうけれど、
追い回されていたようにも見れた様子に、
くん、とクレストの髪の匂いを嗅ぐが、
そこは流石に霊体、なんの匂いもしない。]
(+95) 2013/06/18(火) 23:49:35[大広間]
蜂屋敷だな、一変して。
[>>+94手で口を覆い、驚愕しているイルマを見る。
花壇で見る蜂よりも一回り大きい胴体。
なるほど、危険以外の何者でも無い。]
虫をこういう使い方すんのは初めて見たな。
…蛇よかこっちのが十分厄介じゃねえか?
[こいつらの面倒を任せるのは無理だろう、と。
逃げる者達と、遺体となった飼い主>>124を交互に。]
(+97) 2013/06/18(火) 23:55:40[大広間]
…見んな、
[そうして、身体を固くするクレスト>>+98には。
鮮血吹く光景を見せまいと、瞳を隠そうとしたが。
それは、残念間に合わず>>+99]
大丈夫だ。
[裾を握る手が、肩が震えている事に気付き。
遺体へ向く顔を遠ざけようと、肩に顔を寄せさせる。
目の前で頚動脈が切れる様を見ても男は冷静そのもの。]
(+100) 2013/06/19(水) 00:02:01[大広間]
[銃弾に貫かれた同胞の遺体を。]
[刀で落とされた同胞の頭を。]
[飢えて凍えて、
骨と皮だけになって死んでいた両親の姿を。]
[辛うじて残っていた頭部。]
[ちいさな子供の二つの空洞から
蛆が湧き、溢れる様を。]
[そして、
ガスが溜まって膨れ上がり、
水面に浮いた沢山の水死体を。]
[たくさんの死を見てきた二対のマルベリーは、
この程度のことで動揺などしない。]
(+101) 2013/06/19(水) 00:07:14[大広間]
これじゃ……此処で飯は食えねえな。
[>>+102クレストの背をあやすように撫でながら。
血飛沫の染み込んだ絨毯、そして遺体。
頚動脈を傷つけ、失血死させただけあってか
一年分のトマトケチャップには困らないのでは、
という量の朱が、視界の先にはある。
つま先は未だ痙攣していたか。
それも長くはあるまい。]
(+103) 2013/06/19(水) 00:34:30[大広間]
そういう場合じゃ無さそうだな。
さっさと逃げないと、全員刺されるぜ?
[>>133事態の飲み込めていないマティアスが、
ミハイルの返事の後に連れ去られて行く>>126。
慌ただしい足音と羽音に、眉を顰めて*]
(+104) 2013/06/19(水) 00:37:03[大広間]
あァ、
あんたには聞こえてないみてぇだが、
俺はあんたの聲を、聞いている。
[>>*12疑問を口に出す女に告げたのは、
生きている者達全員が、部屋を出た後。
そうして聲を返しても、この聲は届く事もなく。]
(+105) 2013/06/19(水) 00:38:42[大広間]
ああ、
――…哀しい聲だな。
[静かな声でクレストの疑問>>+107に答え。
顔を上げる事に至れた青年>>+106の横顔を見遣る。]
平気か?
[本を読んで室内を好む青年は、
この有様を見て、気分を悪くしないものかと。]
(+108) 2013/06/19(水) 00:58:23[大広間]
………
蜂を、誘う つもりか、
[>>*16人ではないものを誘う。
目の前で飛び回っているそれらを前にし、
想像に足りた言葉を]
(+110) 2013/06/19(水) 00:59:44[大広間]
………。
[>>+111クレストの考えて居る事は知らぬものの、
事を見届けようとする姿勢に、息を吐く。
只、頭を撫でてやり。]
そうだな。
仲間かどうかは…微妙だが。
[>>+112トゥーリッキを一瞥する。
彼女が人を殺すつもりが無いのならば、
男と彼女は、『おなじ』では無いのだから**]
(+114) 2013/06/19(水) 01:16:44[大広間]
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