113 【飛び入り歓迎】フィンランディア人狼騒動【R17】
★【発言絞り込み表示中】
★全員表示は
こちら
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
[1]
[2]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
―― 背を向けて立つ 窓辺 ――
[生きているものたちが言葉交わす広間。
淡く明滅するような姿がひとつ、
横殴りの雷雨に濡れる窓辺にある。
話し声と、そうでないものを聴いている。]
(+1) 2013/06/19(水) 18:06:11
[佇むものが俯くと、
その首はぐらりと揺れ
切り裂かれた首筋の致命傷から
しずかに あかぐろく 割れて]
(+2) 2013/06/19(水) 18:06:34
[頭部が千切れ落ちようとする刹那、
――養蜂家のすがたを模していた、
ミツバチの群れの輪郭が崩れる。]
(+3) 2013/06/19(水) 18:06:53
[群れから距離を置きたがる一匹が、
散じゆく輪郭のまわりを旋回すると]
[ ふうン … ]
[だれかへ相槌を打つような羽音。]
(+4) 2013/06/19(水) 18:07:16
[話すことは何もない。>>4:11が、
行くすえを、想いの裡を聴いている。]
[像をほどいたミツバチの群れは、
羽音幽けく虚空へと*とけていった*]
(+5) 2013/06/19(水) 18:07:42
――ふとした折にマティアスが聴くのは、――
[―――とおい潮騒にも似た 虫の羽音。
昨夜に頭上を飛び交った、
殺意の塊めくスズメバチの羽音ではない。]
(+9) 2013/06/19(水) 20:51:59
[人びとが難を避けてなお、
窓を開けて逃がされたりはせず
根絶やしにされねばならなかった害虫たちは、
今朝方 湖の水面へうじゃりと浮いて
そのまま雨に打たれ沈んで魚の餌――]
(+10) 2013/06/19(水) 20:52:16
[生まれによらず罪によらず
『害虫』と忌まれた虫たちのたましいは
ミツバチの姿となり、蜂飼いの男と在る*]
(+11) 2013/06/19(水) 20:52:47
[ ふう…ン、 ]
[何処からか、ミツバチの羽音。
イルマの言>>+20へ添える如く、虚空へ結ばれる文字。
蛇遣いからも読める角度であるだろう。
『――人を殺す"いい奴"なんてのはいない』*]
(+24) 2013/06/19(水) 22:26:27
[返るイルマの見解も内心もごく真っ当で、
同意を含んで言葉を重ねることはしない。
彼女の翻訳を受けたトゥーリッキの言は、
終わりまで聴いて逡巡らしき間があり…
『ひとりだけが、"いい奴"になれるルール』
…誰をも陥れず、誰をも殺さず。彼だけが。
綴った文字をイルマが彼に訳して伝えたか
確かめないまま、ミツバチの群れは*消えた*]
(+31) 2013/06/19(水) 23:21:57
[はぐれたがりの一匹が、頭を抱える>>+32
イルマの髪へ髪飾りか何かのように
束の間だけ止まり――遅れて消え行く。
ひとりだけが"いい奴"になれるルール。
そんなものを押しつける存在が、
いいだ悪いだそれほどでもないだと云々するのは、
冬の思考めいてやしないかと 彼女を*案じて*]
(+35) 2013/06/19(水) 23:36:44
[声を捨てた男のたましいが、
写真家を見送ったのちのマティアス>>46を
掠め飛び――煩いとならないように遠ざかる。
…死者の繰り言にも乳繰り言にも、
耳を貸さぬがいいとひそり 想う。]
(+43) 2013/06/20(木) 02:11:49
[ユノラフに託した伝言が>>4:8>>4:9>>4:10、
マティアスへと届くいとまはあったろうか。
背中を押して見送るだけで、
…座って待っているだけで、
足手まといにならないだけの助力しか
できない彼では、本当はないのに*と*]
(+44) 2013/06/20(木) 02:17:08
―― 回想 / 冬の村 ――
[若衆の寄り合いでは、あまり発言をしない。
1年の半分しか村に滞在しない男は皆の近況へ
耳を傾けることに意識をおおむね費やして居る。]
(+45) 2013/06/20(木) 10:52:16
『あのロシアやろうどもは、
いつまでよそもののつもりでいやがるんだ?』
『さあなあ 寄り合いには顔出しやがらねえ』
『マティアスは酒くらってばかりいるな』
『気風はいい奴だし、冬の気が滅入る時季に
酒場で陽気にカンテレの弾き語りでもすりゃ
みんな喜ぶしそこそこ稼げんじゃねえのか』
『…見世物みたいなことは、
させたかねえなあ…………』
『蝶狂いのやろう、あいさつひとつも
刺々しくてむかつくぜ』
[酒盛りがてらの寄り合いは、口汚くもあるが]
(+46) 2013/06/20(木) 10:53:33
(+47) 2013/06/20(木) 10:55:25
[長閑な声がそういうと、]
―――― 『違いねえ!!』
[胸の裡を明かしあわない若衆たちが、
酒盃を掲げて一斉にげらげらと笑う。
話題の学者が知ったら、うわべだけの
付き合いだと一笑にふすかもしれないが*]
(+48) 2013/06/20(木) 10:55:58
[溺れる私情をも、美しく『愛』と
そう言い換えるようになったのは
いったいいつ頃からだったろう。
若い頃に好きだった本を読まなくなったのは、
そんな風潮を感じた辺りだった覚えがある。]
(+49) 2013/06/20(木) 10:59:03
[偏屈な男は、弟妹でなく子らでなく、
価値観の繋がらない世代と距離を置く。
よくも悪くも、「個」である彼ら。
眩しさであり、諦念であり、
ただ自己憐憫めいた感傷。
彼らへ消極的な許容を呈するのは、
彼らの未来を緩やかに見殺すことだと
知っていてさえ――男は導きをしない。
自らの筋のみを通した、無為なる死の裡に。]
(+50) 2013/06/20(木) 10:59:27
[盲目の彼が、眼の包帯を自ら外して捨てない限り、
安らがない魂の姿を視ることは決して*ありはしない*]
(+51) 2013/06/20(木) 11:00:00
[止む気配なき雷雨に、
いつしか外屋根の雨どいも破れ水音は高く。
『こんな化け物でも、まだ庇うのか?』…>>72
ナイフを手にする学者の横で、ふぅ…ン、と
一群の蜜蜂が相槌を打つような羽音を立てる。]
(+52) 2013/06/20(木) 19:38:17
……
[輪郭も幽けく、蜂飼いの横顔があらわれ。
…
「ば」「け」「もの、で」、「いいよ…」
音もなく、語り掛ける薄い唇が――動いた。]
(+53) 2013/06/20(木) 19:38:43
[本性を晒したイェンニへでなく、
愛執を晒したユノラフへでなく、
鏡へ向かうように殺意を唱える学者へ。]
(+54) 2013/06/20(木) 19:39:26
[庇える体はもうないから、無き心でも庇う――
雪が降り始める前、コテージで休むことを
養蜂家が勧めなければ彼は帰っていたはずで。
「頭痛」「が、」
「治まる と いい…」
そのことを責めもしなかった相手へ、
頭蓋の削げた男の影が音なく囁いて*消える*]
(+55) 2013/06/20(木) 19:40:14
[ 『わたしだって、いやだった!!!!』
争いの室内へ、いつ来ていたのかドロテアが叫ぶ。
『どんなにやさしい声で誘われたって、
死ににいかされるなんて、
*いやだった*………!!!! !』]
(+56) 2013/06/20(木) 21:15:31
[1]
[2]
[メモ/メモ履歴] / 絞り込み /
発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る