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無事、開始しました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございます。
赤ログ。見えちゃうんだな。赤希望しておけばよかったかな。いい感じに下の方に付箋でも貼っておくかな。
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あ、いや、一発発言したら、フユキは使わないんだから、見ないのか。
見ないよ! 明日もなるべく早く発言落とせるように頑張ろう!
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ふむむむむ、ひとまず。
おとなしいけれど、内に秘めたなんかしらは
全然大人しくないんやで、で行こう!
赤ログはこれ使ってっていいのか、な。
アンちゃん……なの?
今まで、いつも最初の方にだけ出てきてちょこっと喋る役しかしてないのに。
いきなり主役、できるのかなあ。
[そんな呟きは、誰かに聞こえただろうか]
まだ、お稽古始まったばかりなのに。
決めるの……早過ぎるよ。
[ぽそ、ぽそと呟く声は悔しそうに。
滲む思いは、耳に届いた呟きでより大きくなる。]
[呟くコハルと目が合った。
何気ない風に傍へ寄る]
だよねえ。
いつもなら、ひととおり全員のお稽古見てから決めるのに。
どうしちゃったのかな、監督。
んー、アンちゃんに目が行っちゃってるなら……一回、ちゃんとみんなのこと見てもらえるようになればいいのかな。
[そっとニキの耳に顔を寄せる。]
ね。みんなの演技を見てからでなくちゃ……。
一人だけ特別扱いはいけないんだよ。
ニキちゃんの言う通り、一人だけに目が向いて
いるのなら……一度別の所を見てくれるように
しなくちゃいけないよ。
[大人しい乙女の心には渦巻く感情がある。
ニキの言葉に大きく、ゆっくり頷いた。]
ね。
別に、アンちゃんを主役にしたくないわけじゃないけど、ちゃんと公平に見てくれなくちゃ。
それでもアンちゃんがいいってことになったら、しょうがないけど。
今のままじゃ、納得できないなあ。
例えばアンちゃんがちょっとだけお稽古休んだら、みんなのこと見てくれるかなあ。
[小芝居の後の藁人形を、手の中で弄ぶ]
こういうのって、髪の毛とか入れるんだっけ?
そうだね……ほんの少し、ちょっとだけ。
アンちゃんがお稽古おやすみしたら、監督だって
周りに目を向けてくれると思う。
[ニキが使っていた藁人形を覗き込み]
うん、1本でよかったんだと思うよ。
……ほ、本当に入れちゃうの?
[どんな効果が出るのか、出たらどうしよう?
期待と不安の混ざった声で問う。]
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