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[雪駄を履いた足が、けんぱ、と境内の石畳を蹴る]
う、わ、っと。
[よろめけば、一緒に遊ぶ子らがはやし立てる。
負けたら屋台を奢る約束だから盛り上がりもひとしおだ]
そうそう負けてばかりと思うな……うん? ダメだ、そういうのは。
勝負事ってのは祠の花に頼るものじゃないし、第一、お前があの世に行かない保証があるのかい?
[嗜める口調、最後の方はいくらも声を落として怪談のよう*]
[片足で立っているには限度がある。
怪談話などしていたら尚の事、後ろには気づかないもので」
あの世っていうのは、こことは違う場所だし、帰ってこられる場所じゃあな──
どうわっ!
[どーん、と後ろから体当たりの衝撃に、つんのめって転がる。
今まで神妙ににしていた子供らも、一瞬の沈黙を破って、やんややんやの大喝采だ]
[会釈に、こんにちは、と改めて挨拶し]
全く、参ったよね。
チョコだソースだアンズだクリームだって、争奪戦。
[肩をすくめてみせる。
構えられるカメラに、小さく笑ってうなずく。
ポーズはとらない。ただ、たったま。
シンヤの口数の少なさが移ったように、黙ったまま微笑んだ*]
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