83 レトロ横丁の思い出屋
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編集者 グリタが接続メモを更新しました。(02/01 19:43)
―数日後・小さな社―
[焼き鳥屋であったネギヤが、思い出屋にあったらしい。
そんな話が聞こえて、また横丁へとやってきていた。
先日持ち帰った話に作家はそれなりに好奇心を充たされたようで。
だから今回足を運んだのは、作家の要望ではない]
……気になっちまうのは、しかたない、か。
[ため息を一つこぼし。
けれどあの日、焼き鳥屋に集った者たちのようにはっきりとは言い切れぬ男にとってはどうしたものかと悩むものだった。
――思い切るのなら、これでここに来るのを最後にすべきだと、そんな思いも抱きながら]
(12) 2012/02/01(水) 19:47:17[小さな社]
[小さな社でも、御神籤はあるようで。
料金箱にいれて好きなものをひけばいいようにしてあるのを見る。
考えにつまって、気分転換にと一つ、ひいてみた]
(15) 2012/02/01(水) 20:39:37[小さな社]
編集者 グリタは、[ひいた紙に書かれている文字は[末吉]だった]
2012/02/01(水) 20:40:22
……末吉。未来を見据える時期……か。
[末吉とかかれた御神籤にはあまりながながしい文章は乗っていない。
読み上げたそれに、考えるように眉を寄せた]
(16) 2012/02/01(水) 20:45:29[小さな社]
[小さくため息をついて、お御籤を胸ポケットへとつっこんだ。
人があつまる場所にいけば、より詳しい話が聞けるかと、先日足を向けた焼き鳥屋へと歩き出す。
編集者が立ち去ったあとの社は、ひっそりと静まり返っていた**]
(21) 2012/02/01(水) 21:20:16[小さな社]
編集者 グリタが接続メモを更新しました。(02/01 21:20)
[焼き鳥屋へと向かう途中。
小さなため息を無意識にこぼす。
焼き鳥屋の暖簾が見える頃、うしろから聞こえる足音に漸く気づき。
視線をむければ先日あった背広姿>>53と、ジャンパー姿]
……またあったな。
あんたたちも、呉服屋の話を?
[もうすでに二人の間でその話がされていたことを知ればそうかと頷き]
思い出屋にあえる条件とやらは、いったいなんなんだろうな。
[ぽつりと小さく呟きながら、焼き鳥屋の前で足を止めた**]
(54) 2012/02/02(木) 13:30:47[焼き鳥屋へ]
編集者 グリタが接続メモを更新しました。(02/02 13:30)
どっちもおなじヒゲだろう。
[からかうような探偵の言葉にかるく肩をすくめて。
背広姿>>56が口にする言葉には、眼鏡越しの瞳を向ける]
それが条件なら、な。
だがまだそれが正解とは、限らないしなあ。
[やれやれと呟きを落とし。
店内へと促されるまま、二人とともに焼き鳥屋へと足を踏み入れる]
(60) 2012/02/02(木) 20:33:31[焼き鳥屋へ]
編集者 グリタが接続メモを更新しました。(02/02 20:33)
[焼き鳥屋の中にはいれば、先日もいた顔ぶれがそろっている]
こんばんは。
[背広姿に続くようにみじかい挨拶をして、適当にあいている席に腰を下ろす。
少女の目の前のコップにビールが入っていても編集者は気にすることはなく。
店主から突き出しを受け取りながらなんこつと熱燗をたのんだ]
(62) 2012/02/02(木) 20:37:40[焼き鳥屋へ]
[今は酔っていないように見える翻訳家が少女に尋ねる言葉がきこえる。
突き出しとともにおかれたお冷で一度のどを潤し]
……思い出屋にあえたのは呉服屋だけか。
[あの日、焼き鳥屋にいた顔ぶれでいまいないのがネギヤだけだと再確認した]
(64) 2012/02/02(木) 20:46:57[焼き鳥屋へ]
バック転したのかどうか、俺はしらないがな……
[そういえばそんな話もきいたかと、思い出すように一つ頷き]
……まあ、思い出屋の手がかりが今日つかめないようなら、もうこの路地に来ることはないかもしれないが……
呉服屋の話ぐらいはききたかったな。
[会えるかどうか分からないというより、望んでいるかどうかもまだ、あやふやなままでぽつりとこぼす。
焼き鳥屋の店主が注文した品をおけば、なんこつをつまみ、酒を一口飲んだ]
(68) 2012/02/02(木) 21:03:47[焼き鳥屋へ]
[温められた酒をぐい飲みに注いで口に運ぶ。
テンマと名乗った男にああ、と頷き]
俺はグリタ、だ。
やらなきゃならないことはたくさんあるしな……作家が作品をあげてきたからかかりきりにならなきゃならんし。
路地に足を運ぶ暇も、なくなるだろうしな……
[思い出と現在と、どちらにより比重をおくかといえば、やはり現在で。
思い出にかかわるだけの余裕がないとも、いえたかもしれない]
(71) 2012/02/02(木) 21:28:10[焼き鳥屋へ]
[芸人>>75の言葉に視線をそちらに向け]
来ることはできる、が……
そこまでするほどの想いがあるかどうか、だな。
[ゆるく肩をすくめて、酒を口元に運ぶ。
テンマが評する言葉に、そうか?と首をかしげ]
……燗酒みたいとは、はじめていわれたな……
あんたにとってそう見えるのなら、そうなんだろうが。
[温められた酒の香気とともに酒を飲み下し。
なんこつをつつく。
没んでいる思い出を浮上させるほどの熱をもっていないことを思えば、燗酒は燗酒であっても、きっと燗崩れだろう]
(79) 2012/02/02(木) 22:19:45[焼き鳥屋へ]
[本家ひげのおっさんという探偵には可笑しげに笑い、わかったわかったと軽く返した。
芸人>>87が途中で言葉をきるのには、付き合うように沈黙を返し。
しばしの後]
思い出屋を探すのなら、きっと一番の条件はあきらめないこと、なんだろうな……
[ふと思いついたことを呟き。
とっくりがいつのまにやら空になったことに気づいて、皿に残っていた最後のなんこつを口に放り込む]
(92) 2012/02/02(木) 22:44:59[焼き鳥屋へ]
[酒のおかわりを頼むことなく。
回りの話をきいている。
モミジと探偵の会話をきくともなしに聞きながら、ぐい飲みに注いだ最後の酒を飲み干して]
――さて、俺はそろそろ出るか。
それじゃあ、な。
[代金を置いて席を立つ。
同じようなタイミングで店を出て行くテンマを見送って。
編集者はそのあとからゆっくりと店を出て行った**]
(101) 2012/02/02(木) 22:56:13[焼き鳥屋へ]
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