181 じんろうさまのかみかくし村 〜きつねぐも〜
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[からん、ちりん、ころん、ちりりん]
[鈴と下駄の協奏にあわせ竜胆色が翻る]
……今年も見事な狐雲。
今年も誰かが『呼ばれる』のかしらねぇ。
[『神隠し』]
[その言葉を少女は使わず、消えた男の事は『呼ばれた』のだと口にする]
[何故と問われても、ただ、艶やかに笑むばかり]
(4) 2015/ 6/ 2(火) 23時40分位[神社への道]
[一年前に開いた道は]
[一陣の風と共に、男を一人、『あちら』へ招く]
……今年も見事な狐雲。
さぁさ、今年は誰をお招きしようかしら。
[ちりん]
[愉しげな哂い声に重なる]
[鈴の音]
(*0) 2015/ 6/ 2(火) 23時40分位
[見上げた空には狐雲]
[朝顔模様の団扇をぱたりと一扇ぎ]
[熱気を追い払った少女は神社へ歩き出す]
[団扇の陰で浮かぶはどこか、艶めく笑み**]
(5) 2015/ 6/ 2(火) 23時50分位[神社への道]
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(06/02 23時50分位)
[神社へ向かう道の途中]
[呼びかけ>>14に緩く首傾ぐ]
[ちりん、鈴が音を立てる]
でも、『呼ばれた』なら、行かないと。
『呼ばれる』事には、きっと意味があるもの。
[くすりと笑う]
[朝顔の団扇の陰で密やかに]
はぁい、観に行かせてもらいますわぁ。
[それでも、是非にと向けられた誘いには]
[年相応の笑みが応じる]
(19) 2015/ 6/ 3(水) 21時10分位[神社への道]
学生 ハツネが接続メモを更新しました。(06/03 21時10分位)
言った通りでしょう?
[嘘つかない]
[届いた声に、くすりと哂う]
今年も送れば、また来年まで遊べるわ。
[そうして送る先その先に]
[何があるかは、口にせず]
でも、気を付けて。
送る心算が送られる、そんな事もあるかも知れない。
[代わりに伝える小さな危険]
[気を付けて、と声音は刹那、真摯なものに]
(*4) 2015/ 6/ 3(水) 21時20分位
きつねぐも言う通り。
……狐雲は、誰をお望みになるかしらねぇ。
[神頼みの童歌]
[零れるのはわらう気配と鈴の音]
(*5) 2015/ 6/ 3(水) 21時20分位
[からん、ちりん、ころん]
……あら。
[神社へ向かう、道の途中]
[階段で立ち止まる姿>>20]
……どうしましたのぉ?
[瞬き一つ、声をかけて階段を上がる]
[からん、ちりりん]
(21) 2015/ 6/ 3(水) 21時40分位[神社への道]
……『呼ばれた』ひとの、行く先を?
[問いへの答えとして返るのは疑問>>22]
[その後に続いた言葉と笑みに目を細め]
……そぉねぇ……ここではない何処か、近くて遠い、違う場所。
ふふ……もしかしたら、狐の出迎える桃源郷かも知れないわねぇ。
[団扇の陰に口許隠し]
[ゆる、と首傾ぐ仕種に合わせて鈴が鳴る]
(24) 2015/ 6/ 3(水) 22時10分位[神社への道]
『呼ばれる』かどうかは、呼び手次第ねぇ。
でも……ふふ、そぉねぇ。
その子を置いて行ったら、どんなにいい場所でも、きっと寂しいわぁ。
[階段を上がる青年>>31に続いて、自分も上がる]
[からんころん、ちりん、ちりりん]
[下駄と鈴の協奏が響く]
…………。
[見えた笑みに、くす、と笑む]
[朝顔団扇の陰に開く、艶やかな笑みの花]
(36) 2015/ 6/ 3(水) 22時50分位[神社への道]
ええ、そうよぉ。
[遊び足りぬ、と告げる子に、返す声音は諭すよう]
もっと、こちらで遊んでいたいのなら、見つからないように気を付けて。
……とはいえ、『味方』もいるようだけれど。
[犬を連れた青年の真意は知れぬ]
[けれど、彼は己らを阻む者ではない]
[そんな風に思えるから]
…………ポチをいじめたりしないようにねぇ?
[遠回りに告げるのは、青年ではなく犬の名前]
(*7) 2015/ 6/ 3(水) 23時00分位
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