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-回想-
[鷹野の後ろから顔を出し、先輩2人の顔を確認する。
椎名の顔を見て、ニコリとする]
人が多いほうが楽しいですもんね。
オカルト話?
りぃは怖い話とかあんまり詳しくないなー。
[口に人指を当てながら、こてりと首を傾げる。彼女自身、周りから話を聞くことがあっても詳しくそのような話を収集するような趣味はもってはいなかった]
先輩の話も聞きたーい!
一緒に行くなら、りぃのことはりぃって呼んでくださいね。
[彼女自身顔を見たことあっても親しくない先輩だったため、名前をつげる]
-回想-
[鷹野のつぶやきにえへっと笑う。彼女もそのつぶやきで大事な用事を思い出したようだ。さすがにもう目的地近くになって言い出すのは憚られた]
クレープはこのあと食べようね!
ヨッシーも忘れちゃだめだよ。
おごりなんだからー。
[駅前は思ったよりも雰囲気がある。鷹野の言葉にねーと同意しながら、辺りを見回すと大きな警笛ととも眩しい光に包まれた気がした。その光に本能は拒絶するもなんだかとても暖かく包むようであった]
なに・・・これ・・・?
[現在いる場所について吐かれた言葉だったが、長澤から庇われ後ろに回された時に感じた力強い腕からさらに現実が押し寄せてくる。彼女はただ長澤の服をギュとつかむしかできなかった]
[気づいたら、そこは車内で何人か見知った人間もいる。一緒にいた椎名が何やら騒いでいるようだが言葉が耳に入ってこない。椎名の話が合図のように興奮している男に彼女は不信感を抱いた。誰かに聞こえただろうか、それぐらいの大きさでつぶやいた]
気持ち悪ぅ。
[この状況を望んでいるかのような男-近藤と名乗った男に嫌悪感をいただかざるおえなかった。近藤とそれを中心のように話されている内容は信じたがたいものだったが目の前で起こった信じがたいことを考えると受け入れないとならない気がして涙が滲んだ]
りぅ…怖いよー。
成瀬りぅ…。
煌星学園1年だよ。
[置いてかれるのは嫌だったので流れにのって自己紹介をする。この中に須藤先生を見つけ少し、ほっとする。大人の存在というものは偉大なものだ]
[長澤に言われた通り、座席に座ると力あるものの話をする数人の言葉が少し気になる。みんな、何かの力に頼りたいのだろうか。彼女自身もそれはすごく同意できる気持ちだったが力あるものというものはそれだけ危険にさらされやすいんじゃないかと不安に思う]
あの…鬼火?とかが狙ってくるんじゃないかな。
力ある人がいるとしてそんな人って、鬼?の脅威とかになるんじゃないかな。
りぅは見える人?も聞こえる人?も一斉に出てきちゃったら心配だよ。
[須藤の話を聞いて、うーんと考える。彼女は須藤を先生として好いているからこそその意見が気になる]
さすが先生!
投票で名乗りでるっていいね。
りぅも投票するならみんな足並み揃えたいな。
いろいろ聞くと怖い話だと思ってたけど、そんなこと言ってられないよね。
聞こえる人を先にって話はりぅはいいとは思うけど、知らない間に彼女みたいに見える人がこんなことになったりしないかな。
それが心配だよ・・・。
見える人が先も考えてみたけど、どっちも良し悪しがあるよね。
[首をかしげながら、辺りを見回す。少し強がってでもしゃべらないと涙がでそうだった]
[弓槻が見える人だという告白に彼女は少し安堵した。一番懸念していた知らない間にいなくなってしまう。その状況は少しでも回避できるそう思ったからだ。まだ弓槻が本物かどうかはわからないが、今は彼にすがるしかないだろう]
近藤…さん?に賛成!
りぃは隠れていることよりも守る力みたいのもあるならでてくることでも力を持つ人たちが守られるんじゃないかなとも思ったよ。
さっきも言ったけど、いつの間にかにいなくなっちゃうのは怖いからね。
出ていたらもしかしたら、守る人?がすごい感じで鬼を対峙しちゃうかもしれないし。
でも、見える人も聞こえる人も両方でてきちゃったら守る対象いっぱいでよくないとも思うよー。
なので、近藤さんに全面賛成ー!
だから、りぅが言うことはありませんー。
[無理やりテンションをあげるも空元気に終わってるような気がしてしかったなかった。力あるもの全員をだすのは不安だが少しならまだ守りようもあるだろう]
[そして、椎名の言葉に長澤同様の懸念を示す]
どういうまとまりが必要なのかによるなー。
りぅは今日はこのままで、他の車両に行ってもらいたい人の名前をみんなぐるっと言っていってある程度の時間で弓槻先輩がじゃあ、多数決でこの人って発表すればいいと思う。
[どうかなと周りを伺う。本人自体もどの方法がいいか決めかねていた]
[この中の誰かに潜んでいると言われても長澤と鷹野、それに須藤は疑う気にはなれなかった。気持ちとして疑いたくないと思う反面、本当に大丈夫な人なのか早く知りたいとも思う。疑う指針をどうすればいいか彼女は頭をふって考える]
見える人には…、意見がかぶってる人とかとそういう人をみてもらいたいかも。
鬼も隠れてるなら突拍子なことは言わないと思うよ。
木のを隠すなら森の中とか授業で習った気がするもん。
もしかしたら、2人いるなら1人は変なこと言ってるかもしれないけどそれってその人の行動でもわかりそうだし。
見える人の意見に沿うけど、りぅだったらそんな感じで探すかな。
[不安が言葉にでていただろう、最後のほうは少し消え入りそうな声であった。そして、長澤と鷹野の間に何かを感じ、少し寂しそうに2人を見るが弱々しく笑うしかできなかった。]
[須藤の手は暖かくで彼女に安心を与えた。少しの勇気ももらったのか彼女は口を開く。恐怖は感じていたこの一言でもしかしたら大変な失敗をおかしてしまうんではないかと。しかし、今の彼女にはこれ以上に思い浮かぶ人がいなかった。勢いよく立ち上がると下を見つめながら声を少しハリ話す]
りぅ、頭よくないから変なこと言ってるかもしれないけど決めたよ。
隣の車両に行ってもらいたい人。
櫻木先輩かな。
櫻木先輩の意見はりぅも同じで見える人先はいいと思うけど、波風立てないようにフォローもしてるのが気になったの。
どの意見で悩んでるって感じよりもこれがいいけど、それもいい、でも、やっぱりこれがいいって感じに聞こえてそれってなんか言う必要あったのかなって。
[他には鷹野の顔も一瞬浮かびはしたが、それはさすがになんだか妬いている気がして言い出せなかった。誰の顔も見れないまま椅子にどしりと崩れるように座った]
[須藤に叩かれた頭に手を持っていきなんだが、恐怖心がとれたように感じる。須藤の訂正に少し慌てて、付け加える]
りぅも見ようとしてる先は明言してもうらうつもりはなかったよ。
一応、見ようとする人を探す方法として一意見として参考にしてほしいなってだけ。
[近藤が食べているクッキーを見て、彼女も手を伸ばしながら、言う。言ったのが先か手を伸ばしたのが先か…]
りぅにもクッキーくださぁい!
[クッキーをパクリと食べて、首を傾げる]
違うよー。
発表するのは今日隣の車両に行ってもらう人の名前だよ!
[甘いものもちょっと安心できる。クッキーはパクリパクリと食べる]
[みんながごほごほ言ってるのに三枝さんからのお礼が少し気にかかってしょんぼりとした]
ごめんなさい。
でも、もう少し三枝先輩の意見聞きたかったの。
すごく興味深くて。
[後に言った弓槻の意見も同じようなことを言っているのかなと彼女は首を傾げる。早く何かをすることはいけなかったのだろうか。疲れているのかあまり頭は回らなかった]
[みんなの意見を聞いていて、自分が見るべき先を言っていないことに気がついた。鷹野も気になるが寺崎の意見も気になる。でも、寺崎は意見が見えるような気がしてまだ意見から何か拾えるんじゃないかと思った]
友だちだからこそ…、りぅはクルミのことが気になるかな。
結構意見が多い、寺崎先輩とか椎名先輩も気になるけどおしゃべりしたらなんかわかる気がしたよー。
[誰を信じていいのか考えれば考えるほど、わからなくなっていった。須藤も長澤も意見としては明確ですごく頼りになる。でも、その2人だって、そう考え始めると自然と彼女の顔は暗くなっていく]
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