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[気丈に振る舞おうと反応はしなかったものの、今になって弓槻の言葉が耳に残る。
長澤は鷹野に会えなかったことをどう思っているのだろうか。
全てに見捨てられた虚無感が心を満たす]
小鳥遊先生ごめんなさい。
りぅ、ちゃんと向き合えなかった。
[鬼火に囲まれる小鳥遊に恐る恐る手をのばす。
冷たい頬を手を寄せるとなんだかとても小鳥遊が綺麗に見えた]
[長澤の言葉もぐるぐると頭を回るがふとしたタイミングで涙が止めどなくでてきた]
ヨッシーのバカ。
バカ!バカ!バカ!
[ぽかぽかと長澤を殴ろうとする]
りぅだって、クルミちゃんに会いたいもん。
すごく、すんごく会いたいもん!!!
[女子でも男子でもみんなと仲のいい鷹野が嫌いだったー。はずなのに彼女はどうしても会いたくなっていた。
考えついた理由は明解だった]
クルミちゃんのこと大好きだから会いたいもんー。
[子どものようにうわぁーんと泣き出す]
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