あ、はい。
……このまま起きないとか、ないですよね。
[普段書いている内容が内容だからか。
嫌な予感がするようなしないような、まぁいいや]
[エビコの提案に少し心配げに]
では、右側をお願いします。
なるべく僕のほうに体重をかけて下されば……。
[そうして奥の部屋へ運び入れるだろう]
……ああ、すみません。
[微妙に腰が痛い。
ネギヤはかなり重かったのでそのせいだ。
注がれたウイスキーを一口]
豪雪地帯ですか。
なら今は1番大変な時期でしょうね。
[そもそもここはどこだったか]
[休職中……。
もともと何の仕事をしていたのだろうと思ったりもしたが、突っ込む事はせず]
サンタクロースの歌でしたっけ。
[違う気もする。
プレーチェの歌をぼんやりと聴き始めた]
ええ、どうぞ。
すみません、こういう風に気が効かなくて……。
[遠慮がちなポルテに微笑んだ]
やっぱりそうなんだ。
[自分も小さく拍手。
プレーチェの頭突きには一瞬あっけにとられた]
[本当にお久しぶりです、と優しく乾杯して]
最近は、スナックも低年齢化ですね。
[落し物の学生鞄。
まぁここの雰囲気ならありえそうではある]
……?
[頭垂れたプレーチェに首を傾げた。
失礼かもしれないが、見ていて飽きない人だな、と]
あ、ああ、すみません。
あなたが18ではないと疑っているわけではなくて。
[ルリに申し訳なくなり]
高校生というだけでも、若いなと思っただけです。
そういう自分はおじさんですね。
[苦笑するしかなかった]
[ネギヤの様子をプレーチェに聞き]
それなら良かった。
これからも時々様子を見たほうがいいかもしれないな。
[独り言のように。
そういえば、ふと思ったらしく]
彼はよく奥の部屋で泊まっていくんですか?
[ポルテに視線を向ける。
問いに深い意味はないが、自分が来る時にネギヤと鉢合わせることが多く、その頻度からポルテと仲が良いのだろうとは思っていた。
謎の暗号も交わすようだし(例:もぎゅもぎゅ)]
そんな、ポルテさんはまだお若いでしょう。
[20そこそこだと予想している]
高校生は大学生とは違う若さがあるような気はしますけどね。なんというか。
20でおばさん……それは手厳しいな。
[思わず笑みが]
二十歳過ぎるのもいいものです。
こうして店でポルテさんのような女性と酒を飲むことも出来ますから。
僕には似合わない言葉でしたか。
[言ってから恥ずかしくなった]
やはり、このお仕事は大変な事も多いでしょうね。
[語尾に滲む疲れのようなものに]
[ネギヤが泊まる事には、やはりと思い。
目を逸らされれば逆に色々な方向で納得しかけたり]
すみません、何か甘い物、ありますか?
[もう大分飲んだ気がする。
そうするとデザートが食べたくなってきたらしい]
チョコパフェ……。
それは女性陣のほうがお似合いですね。
[自分がパフェ。
笑いしか誘えない光景だ]
僕はアソートチョコを頂ければ、それで。
[プレーチェがフォルカーに乗りかけた時は、あ、と一拍遅れて声を上げたものの、彼女がその前に気付いたようで一安心していた]
……ん?
[フォルカーの鼻の辺り。
先程ポテトを食べさせようとしていたせいだろう、欠片が着いているような]
ごめん、ちょっとじっとしていて。
[ハンカチを取り出すと拭おうと手を伸ばした**]
どうにか、大丈夫……でしょうか。
[聞いてどうする。
どうやらかなり酔いが回っているようだ]
寝ちゃダメだ……。
[眉間を指でおさえつつ]
エビコさんも相当じゃないですか。
仲間ですね……。
[酔っ払い的に。
ふわふわ浮遊する意識の中で笑みが零れた]
あ、チョコ、どなたかどうぞ。
[食べきれなかったアソートチョコ。
このままでは勿体無いとこの状況でも思うらしい]