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……どーいう意味だよ、それ。
[思わずもらした突っ込みに重ねるように、伯父の声が何故、と問う。
それへの答えは、すぐには返らず。
間を置き、促される事で、ようやく、言葉として落ちた]
「……だってさぁ……遠くの病院なんでしょ?
それじゃ、『約束』……守れないし」
……『約束』?
[ぽつり、と。
零れ落ちたのは、疑問の声]
『約束』……って、え?
[疑問と共に、声に宿るのは、困惑]
なん…………だっ、け?
[瞬き、ひとつ。
何か聞こえないか、と耳を澄ますが、ドアの向こうからの声はもう、聞こえない。
思い切ってドアを開けてみる──が、そこには誰の姿もなかった]
……『約束』……はる、と?
[誰もいない病室。
妙に空虚に感じるそこを見詰めて。
零れるのはただ、疑問の呟きだけ]
……もしかして、それが……?
……とに、かく。
ここにいても、仕方ねぇ……か。
[しん、と静まり返った空間。
誰の声もしないここにいても、得られるものはなさそうで]
どーすっか、ねぇ。
……駅前に戻るか、それとも……。
[過去の自分は、まだ海岸神社にいるだろうか。
いるならば、行ってみるべきか、と。
そんな事を考えつつ、ひとまず、病院を後にした]
[ふら、ふらりと歩いていく。
頭の中を巡るのは、先ほど病院で聞いた言葉たち]
『約束』……かぁ。
[思い当たる節があるような、ないような]
……そもそも、俺。
なーんで、絵描きじゃなくて、医者になろうと思ったんだっけ。
[意識の隅に追いやっていた事、それへの疑問が過ぎる。
この辺りが多分、解けないパズルのコアなのだろうけれど。
それだけに、というわけではないだろうが、中々答えは見えてくれなかった]
……多分、誰にも話してねーよなー。
[『約束』と、理由。
自分が忘れているくらいなんだから、人に話しているとは思い難い。
つまりは、自分で探さないとならないわけで]
やっぱ、神社で自分と見詰め合うターン? うっわびみょい。
[おどけた口調で言って、それから。
足を止めて、はあ、とため息をつく]
……どーにも。
突っ込みこねぇと、張り合いねー……。
[誰から、どこから、とは言わずにぼやいて、それから。
一先ず、歩みを向けるのは、公園の方]
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